保育士はかわいい子どもたちを預かるすてきな職業。そんな保育士さんがやりがいを感じるときはどんな瞬間なのでしょうか。今回は、保育士さんの魅力がつまったエピソードを紹介!子どもや保護者、行事対応などケース別にまとめました。また、認定こども園や院内保育所など、施設別の職場の魅力についても公開します。
buritora/stock.adobe.com
■目次
保育士の仕事には多くの魅力ややりがいがある!
保育士の仕事は子どものお世話の他、保護者対応、事務作業や行事の事前準備などさまざまな業務をこなします。
各ご家庭のサポート役として重要な役割があり、社会にとって欠かせない存在ですよね。
ただ、かわいい子どもと接するすてきな職業にも関わらず、やりがいを見いだせずに悩む方もいるよう…。
そもそも、保育士の仕事でやりがいを感じるときとは、どんな瞬間なのでしょうか。
【子ども対応】保育士がやりがいを感じる瞬間
保育士さんが子どもと接する中でやりがいを感じられる瞬間をまとめました。
成長を感じたとき
ハイハイしていた子が歩けるようになったり、言葉が少しずつ話せるようになったりとできることが増えていく姿を見るたびに、うれしい気持ちになります。はじめて『〇〇先生』と名前を呼ばれたときは、感動しました。
多くの子どもたちの成長を支え、間近で見られることができるのは保育士としてのやりがいを感じる瞬間ですよね。
笑顔が見られたとき
朝出迎えたときに笑顔で『◯◯先生、おはよう♪』と挨拶しながら元気に登園してくる姿は、思わず抱きしめたくなるぐらいかわいいです。
子どもたちの笑顔を見られると、仕事で疲れていたとしても、つられて自分も笑顔になってしまうという保育士さんもいるでしょう。
泣いてしまった子どもに声をかけたり、あやしたりしたときなどに笑顔になってくれた瞬間もまた、よろこびを感じますよね。
卒園を見送れたとき
卒園式に立ち会えたときに子どもたちの成長や園で過ごした思い出がよみがえって『保育士をしていてよかった!』と思いました。
子どもたちが立派に成長して卒園を見送ることができたときは、思わず泣いてしまう保育士さんもいるようです。卒園という節目を迎えて達成感を感じることもありそうですね。
【保護者対応】保育士がやりがいを感じる瞬間
保育士さんは子どもたち以外に保護者とも深く関わることになります。
保護者と接する中で保育士さんがやりがいを感じられる瞬間についてまとめました。
サポートができたとき
保護者から『先生のおかげで子どもが保育園に笑顔で登園しています!』と感謝されたときはとてもうれしかったです。子育てのサポート役として認められた気がしてホッとしました。
子どもの様子を細かく連絡帳に書くなど丁寧なサポートを行うことで、保護者から「先生ありがとう!」という言葉をかけられることも多いよう。
また、「先生が担任でよかった」と言われると保育士さん冥利に尽きますよね。
育児相談を受けたとき
『先生に家庭でのトイレトレーニングについて相談したいのですが...』と話しかけられたときは、うれしかったです。保護者の方が相談できるくらい身近な存在になれたことに、よろこびを感じました。
育児の相談は信頼関係が深まるきっかけにもなるので、保育士として大切な機会でしょう。保護者の方に頼りにしてもらえた!と感じるとうれしいですよね。
【職員同士の関係】保育士がやりがいを感じる瞬間
保育士さんは日々、保育活動や行事の中で職員と協力して業務をすることも多いもの。
ここでは、職員と関わる中でやりがいを感じる瞬間をまとめました。
先輩や同僚に認められたとき
先輩に『今日の製作、みんな楽しそうにやっていたね』『今月のおたよりはすごく面白かったよ』と褒めてくれたときに改めて保育士になってよかったと思いました。
身近な先輩や同僚の保育士さんに仕事ぶりを褒められるとよろこびを感じますよね。一生懸命取り組んでいる姿をきちんと見てくれていると「これからも頑張ろう!」という気持ちが芽生えそうです。
協力して仕事ができたとき
周りの先生といっしょにクリスマス会の出し物をして、子どもたちがたくさん笑ってくれたときはとってもうれしかったです。仕事への楽しさを感じてチームワークも最高でした!
職員同士がよい雰囲気の中で互いに信頼し合いながら仕事ができていると、やりがいを感じることも多いでしょう。
【行事対応】保育士がやりがいを感じる瞬間
運動会や生活発表会で子どもたちが一生懸命に取り組んでいる姿を見て感動しました。子どもが何度も練習して頑張っている様子を見られるのは保育士の特権ですよね。
保育士がやりがいを感じる瞬間のひとつに運動会や生活発表会などの行事が挙げられますよね。子どもたちがチャレンジする姿に目頭が熱くなる方もいるでしょう。
一つひとつの行事に取り組むたびに、子どもたちの成長を感じられたり、楽しんでいる姿を見たりすることができそうですね。
【経験・スキルアップ】保育士がやりがいを感じる瞬間
siro46/stock.adobe.com
経験やスキルアップを通じて保育士さんがやりがいを感じる瞬間をまとめました。
クラスをまとめあげたとき
3月の終業式を迎えるたびに担任を務めあげることができてよかったなあと達成感を感じます。やり遂げたことがうれしくて4月からも頑張ろうという気持ちになります。
3月は進級・卒園の節目。
担任の方は1年間クラスをまとめあげられたという思いから、保育士として頑張ったこと、やりがいを感じることができそうです。
仕事へのやりがいを感じられるエピソードとしても卒園式の思い出を語る方が多いかもしれませんね。
役職に就けたとき
学年主任に抜擢されたときは今までの頑張りが認められたという気持ちになり、とってもうれしかったです。新人保育士さんの育成も一生懸命取り組みたいと思いました。
リーダーや主任などの役職に就いたときに、仕事へのやりがいを感じる保育士さんもいるでしょう。また、自分の頑張りが給与などに反映されると仕事への意欲が高まりそうですね。
その他にも乳児期という重要な時期に子どもと関われること、共働き世帯のサポート役として社会貢献ができることなどから、保育士は魅力的な仕事だと感じる方もいるでしょう。
【保育施設別】保育士としてどんなやりがいがある?
保育士のやりがいを感じる瞬間を紹介しましたが、働く施設によってもさまざまな良さがあるようです。保育施設別に、職場に対して魅力を感じるエピソードをまとめました。
新しい環境で働いてみたい!という方も各施設の魅力を知り、転職活動に役立ててみてくださいね。
認可こども園
100人以上の在籍園児がいるため、たくさんの子どもたちとふれ合うことができます。園庭も広く、のびのびとした環境で子どもと関わることができてやりがいを感じています。
認可子ども園は保育士さんが働く定番の保育施設。
国からの補助金も支給されるため、運営が安定している園も多いかもしれません。
設備が充実しており、園庭やホールなどで子どもたちとおもいきり関われることに魅力を感じる保育士さんもいるでしょう。
小規模保育園
定員が19人以下の小さな園で0歳~2歳の子どもたちを預かっています。子どものペースに合わせて一人ひとりじっくり関わることができるので、『この職場を選んでよかった』と楽しさを感じます。
小規模保育園は少人数の子どもたちを預かるため、ゆとりをもって保育できる環境に満足している保育士さんも多いかもしれませんね。
子どもとの距離が近くて家庭的な雰囲気で仕事ができるというのも大きな魅力のようです。
院内保育所
私の職場では主に病院の看護師さんの子どもを預かっています。仕事が終わったときに看護師さんから『いつもありがとうございます。先生のおかげで仕事に集中できます。』と言われたときはとてもうれしかったです。
病院のお医者さんや看護婦さん、患者さんなどの子どもを預かる院内保育所。
院内や病院の近隣に設置されているため、保護者の方から働き方の相談にのることもあるよう。
身近な存在として頼りにしてもらえると保育士としてのやりがいも感じられますよね。
保育園の本社勤務
事務や経理の仕事をしつつ、ヘルプの保育士として働いています。『デスクワークも頑張りたい』『保育士としても経験を積みたい』と考えていたのでどちらの業務も携われて、充実しています。
保育士としての新しい働き方のひとつに「本社勤務」という仕事があります。
上記の他にも保育士として経験を積んだのち、運営のサポート側にまわる道と主任や副園長などの役職者への道のどちらかを選ぶことができる「総合保育士」としての働き方もあるようです。
人事や事務など色々な業務にチャレンジしたいと考える保育士さんは、やりがいをもって働くことができそうですね。
保育士の仕事を楽しみ、やりがいを感じよう
保育士は保護者や職員同士で協力して子どもたちの成長を見守ることができるすてきな職業ですよね。
ただ、中には今の職場が合わず「仕事へのやりがいを感じられなくて辛い」と不安を抱く方もいるでしょう。
そんなときは保育士バンク!に相談くださいね。
保育園以外の認定こども園や幼稚園、児童館や本社勤務など幅広い職場をご紹介いたします。
「まだ転職時期も決まっていない」というお悩みを抱える方のご相談も大歓迎です。
まずは、あなたのお悩みをぜひお聞かせください。