イベント・行事 2018年10月11日

保育園でクリスマスツリーを手作りしよう 作り方・ねらいやクリスマスの由来について

保育園では一年の中で最後の一大行事であるクリスマス会。そのクリスマスを象徴するモチーフのひとつであるクリスマスツリーは、見るだけで自然と心をクリスマス気分にさせてくれます。

そこで、今回はクリスマスツリーの作り方や由来などを紹介します。クリスマス会のねらいに関しても解説しているので、併せて参考にしてみてくださいね。

20181011-02a.jpg

そもそもクリスマスとは?



クリスマスが誕生した背景には、どのようなストーリーがあったのでしょうか。その由来と、子どもたちへの伝え方についてまとめました。


クリスマスの発祥が「キリストの誕生日」は間違い?



「12月25日はキリストの誕生日で、その生誕祭にあたるのがクリスマス」という認識を持つ人が日本では多いですが、実は聖書にキリストの誕生日は明記されておらず、誕生日祝いのお祭りではないようです。

実際は日本の暦でもなじみ深い、「冬至」が深く関係しています。クリスマスが発祥した4世紀頃、冬至が近づくに連れて日照時間が短くなり、木々は枯れていきましたが、冬至が来ることで太陽の力がよみがえり、新しい世界が訪れたと信じられていました。

それをキリスト教徒は「正義の太陽」とあがめ、クリスマスとしてキリストの祝日を祝うようになったそうです。クリスマスは海外発祥の行事ですが、日本でもなじみのある冬至が関連していたのは意外ですね。


子どもたちへの伝え方



子どもたちにクリスマスについて伝える手段はたくさんあります。例えば絵本を選んだ場合、なぜクリスマスをお祝いするのか子どもにもわかるようなストーリーで描かれているものや、クリスマスツリーが主役のお話などたくさんの種類があるので、子どもたちの顔を思い浮かべながら選ぶだけでも楽しそうですね。

また、上記で紹介した由来のストーリーを子ども向けに少し簡略化したり、楽しいストーリーを追加したりして、オリジナルの紙芝居やペープサートで伝えるのも一つのアイディアです。工夫しながら、子どもたちにクリスマスについて理解を深めてもらいましょう。


クリスマス会のねらい・気をつけたいこと



保育園で行うクリスマス会のねらいと、一つ気をつけたいことについてまとめました。


クリスマスの行事としてのねらい



保育園でクリスマス会を行うことのねらいは、一般社会で親しまれているクリスマス行事に参加し、その文化に親しみを持つことです。具体的には、その行事が生まれた背景や行事に合わせて食べるものに興味を持ったり、工作を通してクリスマスに関心を寄せることも、ねらいと言ってよいでしょう。

そのねらいを達成するためには、まず第一に子どもたちにクリスマス会を楽しんでもらうことを大前提として大切にしたいですね。


気をつけたいこと



クリスマスは保育園で行う行事の中では珍しく、宗教的な側面を持ったものでもあります。そのため保護者によっては、クリスマス会への参加を希望しない方もいるかもしれません。その場合は、保護者や子どもの希望に沿いながら、別室で違う遊びをさせることなどの代替案を考える必要がありそうです。状況に応じて、主任や園長に相談してみましょう。


クリスマスツリーとは?



クリスマスといえばツリーというイメージですが、なぜツリーを飾るようになったのか、その背景をご存知でしょうか。

保育士バンク!があなたの就活・転職をお手伝いします


クリスマスツリーが飾られるようになった由来



クリスマスツリーが習慣的に飾られるようになったのは、8世紀頃のドイツが始まりだとされています。新年などのお祝いの時に木の枝を家の窓などに飾る風習がクリスマスの時期にも行われるようになり、クリスマスツリーを飾る習慣に発展したようです。

また、クリスマスツリーがモミの木なのは、針葉樹(=常緑樹)なので冬でも葉を落とさず枯れないため、「永遠の象徴」とされたことが理由のようです。また、横から見たときのきれいな三角の形が、キリスト教の重要な概念である「三位一体」のシンボルとして用いられたとも言われています。


飾りつけのアイディア



保育園でクリスマスツリーを飾る園では、子どもたちの手作り飾りでツリーをデコレーションしてみましょう。モチーフとしては、サンタさんやトナカイ、リース、ベル、星、ひいらぎ、雪だるま、雪の結晶など、たくさん飾るものがありますね。折り紙や画用紙で製作して飾ってみてはいかがでしょうか。他にもリボンやプレゼント、ジンジャーブレッド、手袋、くつした、帽子など、たくさんあります。

例えば年中~年長さんなら、トイレットペーパーの芯や紙コップを利用した作品も飾れそうです。年少さんなら、印刷した絵をハサミでカット・ラミネートして、パンチであけた穴にリボンを通すだけでも、かわいいオーナメントを作って飾りつけを楽しめますね。

また、壁面を利用して画用紙で大きなツリーを作り、そこに子どもたちオリジナルの飾りをみんなでつけるというのも、手作り感が増して楽しめます。


作り方



子どもたち自身で製作できるクリスマスツリーの作り方を3つまとめてみました。


トイレットペーパーツリー



トイレットペーパーの芯を並べて作る、壁面装飾用のツリーです。20個の芯を使って9列に並べた芯の列をテープでつなげて緑の画用紙で包み、壁に貼って製作します。ツリーのベースを簡単に作ることができるので、飾りに時間をかけることができますね。

詳しくはこちら


紙コップクリスマスツリー



紙コップで簡単に作れるツリーのアイディアです。カットした絵の具を塗って色をつけたら、重ねるだけでツリーを簡単に作ることができます。子どもたちの絵の具を使う練習にもなりますね。画用紙や折り紙で好きな飾りを作って、オリジナルのツリーを作りましょう。

詳しくはこちら


毛糸のクリスマスツリー



クリアファイルに毛糸を巻きつけて作る、あたたかみのあるツリーです。ボンド液を毛糸に染みこませたものを巻きつけて形を作るので、乾くまで1日乾かす時間が必要になります。クリスマス会前日までには製作に取り掛かりたいですね。簡単に本格的なツリーが作れるので、子どもたちの気持ちも高まりそうですね。

詳しくはこちら


まとめ ツリー作りとともに、クリスマス会をもっと楽しもう



クリスマスの行事としてのねらいや、ツリーの作り方などについて解説しました。クリスマス飾りのメインであるクリスマスツリー。その作り方や飾り方に決まったルールはありません。ツリーの製作や飾りつけを通して、より子どもたちがクリスマスを楽しんだり、関心を持ってくれるといいですね。

関連記事

新着記事

特集コラム一覧