我が家の家庭菜園、春にせっせと仕込んだ夏野菜のミニトマト、ナス、キュウリ、枝豆にトウモロコシが収穫の時期を迎えています。
その中でも今年とても上手にできているのがミニトマト。
赤トマトにオレンジトマト、そしてブドウのような紫トマトたち、触るとはじけそうなぐらいに完熟してきました。
みなさんご存知のとおり、最近のミニトマトはフルーツのように甘いですよね。
今回は、そんなミニトマトの甘さや旨みをさらにギュッーと凝縮したドライトマトを親子で一緒につくり、味わってみたいなと思います。
用意するもの
・ミニトマト
・天日干し用のざる
・包丁とまないた
・キッチンペーパー
・塩
・オーブンレンジ(必要に応じてクッキングシート)
(1)旬のトマトを収穫しよう
トマトは下段から上段へ、そして中心から外側に向かって身が熟していきます。
ヘタの部分を指でおさえながら、横にくいっとひねると簡単にはずれます。
我が家の菜園で栽培しているトマトは赤にオレンジに紫。
形は小玉、中玉、楕円型。
世界中には色んな色、形のトマトがあるんだよとお話しながら収穫します。
(2)トマトをカットする
お料理食べることも作ることも大好きなお姉ちゃん。
包丁の使い方、様になってますよね?
小玉サイズ以外は、速く乾燥が進むように種の部分を取りのぞいておきましょう。
(3)並べて塩をふる
カットしたトマトをざるに並べます。
トマトの甘みをぐっと際立たせるために塩をパラパラふってきおきます。
少し経つと水分が浮いてくるのでキッチンペーパーでしっかりと吸い取ります。
(4)天日干しする
オーブンを使って乾燥させるほうが楽ちんだし時間も早いのですが、お日様や風など自然の力を借りてつくることも子どもにとっては学びになると思い、”天日干し”を体験させます。
自分で手間ひまをかけてつくることが美味しさの秘訣ですよね。
(5)オーブンでしっかり干す
トマトが旬を迎える夏場は湿度が高く、カビが生えやすい時期。
ということで、ここから先はオーブンを使って一気に乾燥させることにします。
乾燥時間の目安は100℃で40〜60分。(天日干しだけの場合は3日程度干します。)
(6)完成
オーブンから取り出した瞬間、ホットケーキみたいな甘い香りがぱーっと広がります。
きっとトマトの濃縮した糖分が焦げちゃったんですね。
食べてみると、爽やかな甘みが口いっぱいにふくらみます。
子どもたちの最高のおやつができ上がりました。
<ポイント>
干す前と干した後のトマトを比べてみましょう。
トマトの水分がなくなるとこんなに小さくなっちゃうんだねとお話してみましょう。
すごいぞ干し野菜!
陽当たりの良いベランダや玄関先など、ちょっとしたスペースがあれば誰でも簡単に干し野菜をつくることができちゃいます。
切って、並べて、干すだけ。
小さなお子様の初めてのクッキングにもオススメですね。
<干し野菜の魅力>
・水分がぬけることで、野菜本来の味が凝縮され、糖度もアップ。
・日光を浴びて栄養価もアップ。
・しっかり乾燥させることで保存食にもなる。
手作り干し野菜は、無添加で栄養満点。
暑い夏の栄養補給にもなるので、お子様のおやつにもってこいです。
おいしい旬のトマトでぜひつくってみてください。