【てぃ先生に聞く】保育士が自分に合った園で働くことの大事さ

日本で一番有名な男性保育士?!Twitter で大人気の「てぃ先生」。実は彼も転職を経験している保育士さんのひとり。
そこで今回は、てぃ先生に保育士さんの転職事情を聞いてみました。

現在の保育士さんのお仕事事情を、どうお考えでしょうか

僕が保育している子どもたちの中には、「将来は先生みたいな保育士になりたい!」と言ってくれる子もいるんです。これはとても嬉しい反面、目の前の子どもたちが保育士になることを、全力で応援できない自分がいるのも事実です。

なぜなら、現在の保育業界には長時間労働や、高いとは言えないお給料、高い離職率など、問題点も決して少なくないからです。そこで例えば、連絡帳アプリの導入で事務作業を減らしたり、残業体質を見直していったり。現場で変えられるところは変えていく。それから、「保育」という仕事の素敵さを、もっと社会的に広めていくことも大切ですね。

そうして、5年後、10年後に保育士になる子どもたちに、「保育士って素晴らしい仕事だよ。ぜひ目指してごらん」と全力で言えるようにしなければならないと思っています。

保育士さんが幸せに働き続けるためには、何を大切にしたらよいでしょうか?

これは、ひとりひとりの保育士が自分に合った保育園で働くことが一番なのではないでしょうか。
保育園は、園によって園舎のかたちから保育理念まで大きな違いがあります。保育の考え方には「正解」とか「不正解」はありません。ご自身に合った園で働くことができれば、自分も周囲も楽しく保育を続けていけるのではないでしょうか。

だから、よりよい保育や、働きやすさを求めて他の園に転職することは、決して悪いことではありません。いま働いている中で、もしも「こんな保育がいいな」とか、「ちょっと私の思う保育とは違うな……」と感じているようなら、その思いを大切にしてほしいなあと思います。

自分に合った保育園を探すために大事なポイントは何でしょうか?

実は僕も、保育園の転職を3回ほど経験していて、何度か痛い目にはあっているんです(笑)。
僕が一番苦労したのは、待遇面「だけ」を優先して入職したら、自分の保育観と大きなギャップがある現場だったことです。
ですから面談の前に、できるだけ園を見学したり、少しでも保育を見学するなどして、実際に見て感じるのがいいと思います。そして、面接では疑問に思ったことや、保育で気になることを、率直に聞くべきですね。

多忙で園を選んだり、園見学にいくヒマのない保育士さんも多いと思います

僕が就活、転職活動をしていた時期に比べると、今はインターネットでの紹介や求人も活発になってきました。転職って不安なことが多いですから、背中を押してくれるのは嬉しいですよね。

僕もそうなのですが、保育のスタイルや働き方が合う職場を探すための転職は、今や多くの保育士が経験していることです。ぜひあきらめずに、ご自身にあう保育現場を探してみて下さい!

プロフィール

てぃ先生

保育園でのかわいらしい子どもの姿のツイートが人気の現役男性保育士。
Twitterフォロワー数は43万人を超える。
実はそろそろ保育歴10年の中堅(ベテラン?!)。
保育士の待遇や保育の社会的意義についての情報も積極的に発信している