神奈川県横浜市戸塚区の保育士求人一覧

横浜市戸塚区は2021年8月1日時点で、公立保育所が4園、私立保育園が56園、認定こども園が6園、小規模保育園が19園あります。2021年度、神奈川県全体の保育士有効求人倍率は、3.03倍と全国平均に近い数字です。2021年4月時点の横浜市戸塚区の待機児童数は、前年度1人から3人へと増加しています。また、就学前児童数は減少傾向にあるものの、保育園の利用希望者は年々増加傾向にあります。横浜市戸塚区は、引き続き待機児童数ゼロを目指して、地域の状況に応じた保育施設の整備と保育士さんの人材確保を推進していく必要があるといえるでしょう。

2020年度、神奈川県全体の保育士の月の平均給与は、男性が28万9100円、女性は26万7300円で、男女ともに全国平均を上回っています。戸塚区で保育士を目指す学生さんや潜在保育士さんは、横浜市が保育の人材確保のために実施しているさまざまな施策を利用することができます。「横浜市保育士宿舎借り上げ支援事業」は、市内で保育所などを運営する事業者を対象に、保育士さん向けの宿舎借り上げにかかる費用を補助するものです。また、市内の保育施設で勤務することが決まった潜在保育士さんに対して、就職準備金の貸付けを実施しています。さらに戸塚区内では、保育士さんの就労をサポートする取り組みとして、子育て中の保育士さんの子どもを優先的に保育所に入所できるようにするための誓約書を作成しています。このように戸塚区は、保育士として復職しやすい環境にあるといえるでしょう。

横浜市戸塚区は、子育て支援を積極的に取り入れています。地域子育て支援拠点では、子育て家庭を対象とした取り組みを行っています。この施設では、助産師さんや栄養士さんに悩みを相談できます。また地域の親子や異なる世代と交流できるスペースがあり、地域全体で子育てを支援している環境もあります。さらに横浜市が主体となり、保護者が共働き等で昼間家庭にいない家庭に向けて、小学校に就学している児童を預かる放課後児童クラブを設置するなど、子育て中の保育士さんも現場に復職しやすい環境を整えているようです。

戸塚区は、横浜市の南西部に位置し、鎌倉市や藤沢市に接しています。戸塚区には鎌倉や湘南方面にアクセスできる各種在来線が接続しています。東京駅までは約40分と交通の利便性の高い場所にあるといえるでしょう。また、千葉県内の空港へは乗換なしで約2時間20分でアクセスできるため、交通面において暮らしやすいかもしれません。駅周辺には駅ビルや病院などが多く立地しているため、仕事帰りに買い物などがしやすい環境といえそうです。