2017年06月06日

保育士の転職、面接対策バイブル ~これさえ読めば怖くない~


保育士さんの転職で最大のハードルともいえる面接。この面接対策バイブルを参考に、しっかり準備し、対策してのぞみましょう!


面接で大切な身だしなみのチェック



面接での第一印象が決まるのは、何といっても身だしなみ。
その印象のまま面接が始まるということを考えれば、
きちんとした服装で面接にのぞまないと、悪い結果になる可能性もあります。


面接で一番気を付けたいのは「清潔感」!



面接で「きちんとした人だな」という第一印象を与えるには、ずばり"清潔感"が重要です!
保育士は、毎日保護者と顔を合わせるお仕事。
面接の場で清潔感が感じられないと、普段の保育にもだらしなさが出てしまうのでは、と思われます。
家を出る前に鏡の前に立ち、自分の身なりが清潔感を感じられるか、必ずチェックしてください!


■服装(ジャケット・ブラウス)



一番オーソドックスで、かつ一般常識的に問題がないのはやはり「黒スーツ」。
まれに「私服でお越しください」と言われることもありますが、そんな場合でも、基本は黒スーツで問題ありません。
どうしてもスーツが用意できない場合、最低限ジャケットは着用しましょう。
色は、黒やグレー、濃紺など落ち着いたものを選ぶのが無難です。
また、スカートの丈は、膝丈ぐらいがちょうど良いです。

ブラウスは、白やパステルカラーなどシンプルなものにすると清潔感が出ます。
胸元があきすぎていないか、シワやフケはついていないか、確認しましょう。


■足元(靴・ストッキング)



女性の場合は、ヒールが高すぎない、3~5㎝のシンプルなパンプスを。
男性の場合は、オフィスカジュアルにおいて基本的な革靴がよいでしょう。
面接前日に汚れがないかもチェックし、磨いておきましょう。
全体的に清潔感を気にしていても、靴が汚れていたら台無しです。
また、ストッキングについてもご自身の肌の色に近い、電線しにくいものを事前に購入しておきます。保育園での面接の際は、スリッパなどに履き替えることもよくあります。そのため、万が一靴を脱いだ際も綺麗な足元を保てるよう注意しましょう。


■ヘアメイク



前髪で目が隠れると、表情が暗く見えるため面接前にカットするかピンで止めましょう。
明るすぎる茶髪の人は、黒髪かナチュラルブラウンになるように染め直すことをお勧めします。
ロングヘアの方は、すっきりと結びましょう。
メイクに関しては、ナチュラルメイクを心がけてください!
派手なアイシャドウや濃すぎるチークや、逆にノーメイクは面接時にはふさわしくありません。
香水についても、控えるか、どうしても使用したい場合は自分が思う少量より、さらに少ない量にしましょう。


■ネイル



子どもに怪我など、危害を与えてしまうことがないように爪を短くしましょう。
派手な色合いは避けて、どうしてもネイルをしたい場合は無色透明なタイプを選びましょう。


■かばん



ビジネス用の黒かばんが基本です。
A4サイズの書類がすっぽり入るサイズなどが便利です。
もし無い場合は、落ち着いた色合いでA4サイズの書類が入るかばんを用意しましょう。


保育士の転職、面接でよく聞かれる質問



転職の面接ではどんな質問をされるのでしょうか。
基本的には一般企業と同じような形式ですが、保育士ならではの質問もあります。
あらかじめ質問を想定し、自分の考えをイメージしておけば、本番でも落ち着いて答えられますよ。


退職理由 前の職場をやめたのはどうしてですか?


ネガティブな印象を与えない。ポジティブに変換しよう!


■「人間関係がうまくいかなかったから」



男性保育士も増えてはいますが、女性が9割以上を占めているのが現状。
いじめや、嫌がらせが多くなりがちな女性の職場に耐え切れず辞めてしまった方は多いかもしれません。
こうした人間関係が退職理由の場合は、真正面からそのまま伝えてしまうのは注意。
なぜなら、面接先の保育園でも「同じことで辞めてしまうのでは」「面接者にも非があるのでは」?と思われてしまう可能性があるからです。

そこで例えば、

「前職では〇歳児担任として、クラスを責任をもって保育することにやりがいを持っておりました。
一方で、どうしても担任だけでは目の届かない子どもの存在があり、より一人ひとりの子どもの発達に寄り添える「チーム保育」「複数担任制」を実践されている点に興味を持ち、貴園を志望しました」

と、過去の保育実践の延長線上にある「ポジティブな理由」からの転職だということを伝えるとよいでしょう。

または、

「現在勤務している園では、保育士一人ひとりの負担が大きく、一人ひとりの子どもと接する時間が短いと感じております。
少人数制の保育を取り入れている職場で、もっと一人ひとりの園児と向き合って保育をしていきたいと思い、貴園を志望いたしました」

というように、自分がしたいことをポジティブに考えた結果の転職という風に変換し、
「前職の悪口」だけに終わらないよう気を付けましょう。


■「給料が低かったから」



保育士の転職理由で一番多いのが給料に関しての問題です。
しかし、あまり「直球」に言うことは好ましくありません。
前職よりも給料が高い保育園の面接だったとしたら

「もっと高い給与をほかの保育園に提示された場合には、辞められてしまうのではないか?」

と面接官は考えるかもしれません。
給与が原因だとしても、

「自分の能力や技術面がしっかりと評価され、給与にも反映される制度になっているこの保育園で働きたい」

という考えのもと、面接を受けに行くことが適切です。


■「体を壊したから」



保育士の仕事は体力勝負です。
どんな保育園でもある程度のハードさは覚悟しなければいけません。
面接の場に体を壊したから前職を辞めたいという人が来たら

「途中で倒れてしまうのではないか?」

と不安に思われてしまいます。そのため

「現在は完治したため、問題なく働ける」

ということを、しっかり伝える必要があります。


必ず聞かれる質問


■「自己紹介をしてください」



自己紹介では「自分の名前のみ」で終わらないようにしましょう。
例えば、あなたが資格を持っている場合

「◯◯(氏名)と申します。リトミックインストラクターの資格を活かし、
子どもたちの健康に気を配り、豊かな感性を磨けるような保育士として働いてきました。
本日はお忙しい中、面接の場をもうけていただきありがとうございます。よろしくお願いします」


今までの経歴を簡潔に述べ、あなた自身の人間性が伝わるように30秒以内にまとめましょう。


■「志望動機を教えてください」



志望動機を答える際、面接官は、あなたの保育士としての強み、キャリアプラン、自園の保育への理解度や自園への思いを見ています。
前職での強みを活かして、あなたが転職先の保育園で即戦力として貢献できることを考えて、
「どうしても貴園で働きたい」という具体的な内容をいれてみてください。

「○○を大切に考えている貴園の運営方針に共感している」や「自分が○○という資格を活かすには貴園しかない」など、しっかり応募先の保育園を分析し、特徴を把握しておくことが必要です。


保育士業務に対しての質問


■「なぜ保育士として働くことを選びましたか?」



保育士を目指したいと思った具体的なエピソードがあれば、前職での保育士経験の話を織り交ぜてまとめてみましょう。
「子どもが好きだから保育士になりました」というような答えは、あまりに当然すぎるためNGです。
例えば、

「子どもが大好きだというのも理由の一つですが、待機児童など子育ての問題に悩む人々のことを見てみぬふりすることができず、少しでも社会の役に立ちたいという思い。保育士の仕事を選びました」

というように、"子どもが好き+α"という理由になるように気を配りましょう。

保育士の仕事はかなりハードです。お給料は高いとは言い難いですし、朝早くに出勤し残業も一般的です。
子どもの世話は体力も神経も使うし保護者との関係性も難しい。
そんな中、「どういった志を持って保育士を選び、続けてきたのか」を面接官は見ています。


その他によく質問されること



・保育士の魅力は何ですか
・仕事で大切にしていることはありますか
・保育の仕事の中で得意なことがあれば教えてください
・保護者からのクレームでの対応で気をつけるべきことは何ですか
・モンスターペアレントにはどう対応していましたか または、どう対応しますか
・仕事の中で何をしている時が一番楽しいですか


逆質問に対応する



面接の最後に、必ず聞く言葉「何か質問はありますか?」。
この「逆質問」は、その保育園への興味や関心の高さをアピールして、自分を売り込むチャンス。
次の4つのポイントに気をつけてのぞみましょう。

1.事前に質問を用意しておく
2.調べれば分かることは質問しない
3.労働条件についての質問はしない
4.採用担当者とのコミュニケーションを大切に


1.事前に質問を用意しておく



面接で話した内容をもとに質問をしようとしても、その場でパッと聞くのは難しいことです。
そのため、面接にのぞむ前に、質問の内容を考えておくと良いでしょう。
面接が想定通りに進むとは限らないので、5個~10個程度、用意しておきます。
準備した質問をすべて聞くのではなく、面接の内容や時間などを考えながら、優先順位の高いものから2、3個質問しましょう。
質問を覚えておくのが難しかったら、メモにまとめておき、メモを見ながら質問する方が良いでしょう。
志望動機などはメモを見ながら話すと印象が悪いですが、逆質問は、メモを見ながらでも問題ありません。


2.調べれば分かることは質問しない



保育の方針や園児の数など、保育園のウェブサイトなどを確認すれば分かることは、尋ねないようにしましょう。
そのためにもウェブサイトや求人票などには、前日までにしっかりと目を通しておきます。

逆に、公開されている情報について、もっと掘り下げた内容を質問するのは、とても意欲的にとられます。
例えば

「地域との交流に力を入れていらっしゃるそうですが、具体的にどのような取り組みをされていますか?」

など、興味のある内容について、より具体的に尋ねるとよいでしょう。
また、保育所の母体が上場企業である場合には、インターネット上にIR情報が公開されています。
IR情報には、企業の経営戦略や背景などが書いてあり、企業の保育に対する考えを知ることができます。
また、逆質問に対する答えが「はい」「そうですね」で終わってしまうような質問は、できるだけ避けましょう。


3.労働条件についての質問は慎重に



給料やボーナス、残業など、労働条件について、そればかり質問するのは避けましょう。
もちろん、ここは生活に関わることなので、誰もが気になるところだと思います。
しかし、こうした労働条件ばかりを聞いてしまうと、「職務内容や保育のことより、労働条件が大事なの?」と思われかねません。
ただ、前職でこれらのことが離職理由である場合は、面接の場で不安なことは明確にしておくべきです。
「質の高い保育」や「丁寧に子どもに向き合うためにも」といった保育の視点をまじえた理由から、慎重に聞きましょう。


4.採用担当者とのコミュニケーションを大切に



逆質問は、質問をする機会であると同時に、採用担当者とコミュニケーションを取るチャンスです。
できれば、採用担当者の役職によって、質問の内容を変えるとよいでしょう。
面接には、園長や事務員、ベテラン保育士など、さまざまな立場の人が同席します。
園長ならば人間性や意欲を気にしますし、現場の責任者であれば「いっしょに働きたいか」を基準にあなたのことを見ています。
採用担当者は、あなたからの質問を受け付けると同時に、あなたのことをもっと深く知りたいと考えています。
面接時に盛り上がった話題や、話した内容を深める質問をすると、好印象を与えることができます。


面接当日の動き



自己分析や、面接の質問準備はバッチリできましたか?
いざ迎えた転職面接の当日は、どんなことに気を付ければよいでしょうか。


面接での受け答え・態度



転職の面接では、外見・態度・言葉遣いに問題がないと判断されて、やっと面接での受け答えに注目してくれるようになります。
面接では以下のことに気をつけましょう。


面接の5分?10分前には到着



遅刻は厳禁です。早めに到着できるようにしておきましょう。(早すぎても迷惑になってしまうので注意!)
保育園は分かり辛い場所にあるケースも多いので、遅れないよう地図や場所の確認は入念に。
もし電車遅延など、やむを得ず遅刻する場合には、必ず面接先に連絡をしておきましょう。


面接開始時のマナーは最重要!



入室から着席までの最初の数分間で、あなたの印象はほとんど決まってしまいます。
面接する部屋へ入室するよう言われたら、必ず3回ノックします。

「どうぞ」と言われたら「失礼します」と言って入室します。
その際、ドアは両手でしっかり閉めてください。後ろ手でドアをしめるのは×。
「◯◯と申します。本日はよろしくお願いします。」と言って再度一礼。
着席をうながされてから「失礼します」と言って座りましょう。


受け答えはかたくならず、笑顔で!



保育士は特に子ども相手のお仕事ですから、緊張していても笑顔が出せていないと
「この人大丈夫かしら......」なんて思われてしまうことも。
面接の時はもちろん、園内で通りがかった他職員の人にも、笑顔で元気良く挨拶しましょう。


面接官が見ている4つのポイント!



・職場の雰囲気に馴染めそうか
・一緒に働きたいと思える人材か
・条件面にズレはないか
・保育方針にズレはないか

面接において、実は最重要なのがこの部分!
保育園側からしても、就職してから「合わないので辞めさせてもらいます」なんて言われたら困ります。
条件の良い保育園が他に見つかれば転職されてしまうかも、などと思われてしまわないように

「この保育園だから転職したいんだ!」ときちんとアピールしましょう!


あなたが園を選ぶ意識を



面接の基礎は、新卒の面接も転職組の面接も変わりありません。
基本的なマナーを守っていれば大丈夫です。


転職の面接ならではの部分は、前の職場を辞めたことについてどう答えるかです。

この点についても、上で説明しましたように、ポジティブチェンジで乗り切ることができます。

面接は、面接する側からすると「新しく採用する人を選ぶ場」ですが、
面接を受けるあなたからしても「新しく働く職場を選ぶ場」でもあります。
面接で出会った面接官(=一緒に働くことになる保育士)と話が合いそうか。
保育に対する考えが自分と大きく違わないかなど、あなた自身も面接を通して「自分の職場としてふさわしい場所なのか」をよく考えてみてくださいね。



保育士の転職でよく見られる記事

転職の流れ

転職のためには何か月前から動くべきでしょうか。スムーズな転職のためにも、転職先で働き始めるまでの流れを理解しましょう。

良い求人の見つけ方

「良い求人」とは一人ひとり何を重視するかによって異なります。転職で後悔しないためにも、ご自身にとっての「良い求人」の見つけ方をつかみましょう!

履歴書の書き方

自己PRや志望動機の書くポイントをおさえて、ぜひ会ってみたい!と思わせる履歴書を作成しましょう。

職務経歴書の書き方

保育士の転職では、経験こそが最大の宝です。職務経歴書にこれまでのスキルや経験をまとめ、あなたの強みをアピールしましょう!

自己分析と自己PR

自己分析を深めてご自身の強みや希望を探り、転職活動の軸を定めましょう。履歴書や面接での自己PRにも活かせますよ。

面接対策

保育士の転職では最大の難関である面接。失敗しないために、身だしなみやよく聞かれる質問のポイントをしっかりおさえましょう。

円満退職するには?

転職先で気持ちよく働くためにも、現職の円満退職を目指しましょう。退職の意思表明から、辞めるまでの過ごし方のコツ、退職届の書き方などをご紹介します。

離職後に気を付けることって?

年金や保険料など、保育士が離職後に注意するべき各種の手続きの仕方と、知っておくと得する制度などをお教えします。

転職Q&A

保育士が転職する際に気になる点をQ&A形式で集めました。

一般の転職と保育業界の違い

育士の転職は、一般企業の転職と何が違うのでしょうか。転職する際に知っておきたい保育業界の転職事情を知っておきましょう。

特集コラム一覧

オススメの保育士求人

    • 正光寺保育園 29年4月に《浦和園》《南浦和園》を同時に新規開園

    • 保育士、看護師
    • 正社員、パート
    • 《2017年4月オープン☆小規模☆定員19名》ぴっぴのもり保育園

    • 保育士
    • 正社員、パート
    • 放課後等デイサービス バディ西成教室【2017年8月新規オープン!!入社祝い金2万円あり!】

    • 保育士、その他
    • 正社員、契約社員、パート
    • 金蘭会保育園(仮称)

    • 保育士
    • 正社員、パート
    • いまふくゆうゆう保育園、どいゆうゆう保育園

    • 保育士
    • 正社員、パート
    • 長尾保育所、伊丹乳児院、有岡乳児保育所

    • 保育士
    • 正社員、契約社員