2017年10月08日

保育園で3歳児の担任になったら 注意点やかかわり方


保育未経験であったり、乳児の経験しかない人が持ち上がりで初めて保育園で3歳児の担任になる時、不安を感じる保育士さんは多いことでしょう。

3歳児は幼児の入り口であり、乳児に比べるとクラスの人数が一気に増えます。特に、大人数を1人で担任することに不安を感じる方が多いのではないでしょうか?ここでは、クラスを任される担任として、保育者が意識することの基礎や、3歳児の特徴とかかわり方を解説します。
3歳児担任のかかわり方


3歳児クラスの注意点やかかわり方


保育士が3歳児クラスを担任することになった時の注意点



3歳児クラスになると、0、1、2歳児と比べて、1人で見るクラスの子どもの人数が20人程度まで一気に増えます。
そのため、子どもたちの集団を、1人で見るという意識が必要です。
毎日、全員の子どもたちとかかわるのは難しいと思いますが、園舎全体に注意を巡らせて、クラスの子どもが、どこで何の遊びをしているのかを把握し、子どもひとりひとりの状況や安全を見ながら保育することが大切です。


子どもとのかかわり方


3歳児は、保育者のやっていることや話し方など、なんでもマネをしたがります



行動や言葉をそのままマネする場面もよく見られます。
いつも子どもが見ているというのを意識をして、言葉遣いにも注意しましょう。


「どうして?」「なんで?」となんでも知りたい時期です



子どもの質問を後回しにせず、「どうしてだと思う?」と聞き返して子どもが考えられるように導いたり、どうしても分からないようであれば、「いっしょに考えてみようか」とじっくり向き合いましょう。この時期は、保育士との関係をしっかりと築いていくのがとても大切です。


1人遊びからお友だちと一緒に遊ぶ楽しさを感じるのも3歳児です



ごっこ遊びや鬼ごっこなど、集団での遊びを楽しむ場面も多くなってきます。
ごっこ遊びで、友だちとやりとりをしたり、物の貸し借りや順番、ときには我慢することなど、遊びを通して多くのことを学んでいきます。

保育士は、集団で楽しめる鬼ごっこを提案したり、ごっこ遊びの中で子ども同士がやりとりできるようにつないでいくなど、子ども同士がかかわりやすい環境作りをしていく必要があります。


3歳児クラスの人数について


3歳児クラスは保育士1人で20人!



厚生労働省の児童福祉施設最低基準で、3歳児は、「おおむね20人に対して1人の保育士が必要である」と定められています。
子どもの安全を確保し、保育の質を高めるために、市区町村によってはより少人数に定めています。

例えば、東京都の北区、豊島区、神奈川県の平塚市、千葉県の松戸市などは「3歳児15人に対して1人の保育士」となっています。
(厚生労働省 児童福祉施設最低基準 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/tuuchi-04.pdf)


担任になったら準備すること


大人数を見る......3歳児担任としての心の準備



保育園で3歳児の担任になると、1人で大人数の子どもを見ることを不安を感じている人が多いようです。
もしかしたら「毎日、クラスの子ども全員とかかわらなければ」と思っていませんか?

そう思う気持ちは大切ですが、ベテランの保育者でも、毎日全員と遊ぼうとするのは、大変なこと。そのため「今日はこの子の遊びにじっくりとかかわろう」「昨日あまり遊べなかったから、今日はこの子とかかわろう」と意識を持って保育をすることが大切でしょう。


困ったら先輩に聞いてみる



どうしても心配なことがあったり、上手くいかないことがあったときには、先輩の先生に「こんなときどうしていますか?」と聞いてみると、良いアドバイスがもらえるかもしれませんよ。


3歳児向けのオススメ絵本や読み聞かせのコツ


3歳児は、簡単なストーリーが理解できるようになります



あまりページ数が多すぎず、分かりやすい言葉で書かれている絵本を選ぶと良いでしょう。
子どもは、繰り返しや擬音が大好きなので、お話にパターンがあったり、擬音が出てくる絵本だと、より楽しめるでしょう。

保育者は、絵本ばかりでなく、子どもがどの場面で反応して、面白がっているのか、子どもの表情や様子をよく見て、観察していくのが大切です。

保育者が読んだ声から、絵を見て想像する場合も多いので、なるべくゆっくりめに読み、ページをめくったら十分な間をとると、子どもがお話を想像しやすいでしょう。

登場人物のセリフや感情に応じて、抑揚をつけて読むと、子どもはより夢中になりますよ。


遊びが大きく広がる3歳児



3歳は、運動機能が著しく成長し、食事や着脱、排泄など自分でできる内容も増えます。
自分の身体をコントロールできるようにもなってきます。

遊びにも好みが出てくるので、好きなおもちゃで遊べるように、いろいろな種類のおもちゃを用意して、自由に遊べる環境を作っておくのも保育者の大事な役目になります。

手先もだんだんと器用になってくる時期なので、遊びのなかでも、粘土やお絵かき、折り紙、製作などの手先を使った遊びを取り入れてみましょう。


まとめ



3歳児で、20人以上の人数の子どもたちを初めて1人で担任するときに、「ケガさせずにしっかりと全員を見られるだろうか」「みんなとかかわってクラスづくりできるだろうか」と不安もたくさんありますよね。

その分、子ども自身でできることや遊びの幅も広がり、言葉も発達してやりとりが増えたりとかわいらしい姿も増えます。
3歳児は、保育士の環境設定が特に大切になってくるので、子どもの特徴を考えながらかかわり、子どもを大きく成長させましょう。


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