2016年04月27日

保母とは

保母とは、保育所等の児童福祉諸施設で児童の保育に従事する人のことを言います。


社会福祉事業従事者の中でも重要な役割を果たしています。



以前は保母の資格は国家資格ではありませんでした。


しかし、現在では正式名称が「保育士」に変わり、国家資格化されています。



保母(保育士)の仕事は、子どもの保育が主になります。地域の支援、子供を持つ家庭の支援という仕事もあります。


地域の支援では、地域に自分たちから出向き、問題点があれば各家庭の保護者の方と一緒に解決していきます。


また、仕事は、保育園内での仕事だけではありません。養護施設や母子支援施設などの施設でも需要はあります。



保母から保育士と呼ばれるようになるまで


保母は、もともとは保姆(ほぼ)という用語で、幼稚園で幼児を保育する女性に用いられていました。


しかし、1947年制定の学校教育法によって、幼稚園が小学校などと同様の学校になります。


その時に名称が保姆から教諭に改められました。そして、女性だけでなく男性も保育園で働く資格を得られるようになりました。


保母という名称は、児童福祉施設で保育に従事する女子だけに用いられるようになりました。



1977年、児童福祉法の改正で、男子も「保母に準ずるもの」と呼称されるようになりました。


男子も保母同様、児童福祉施設において児童の保育に従事することができるようになったのです。



19994月の児童福祉法の改正では、「保育士」という用語が用いられるようになりました。



保育士の定義の変化


20031129日の児童福祉法の改正で、保育士の定義が大きく変わりました。


改正前とは異なり、保育士(保母)資格証明書、指定保育士養成施設卒業証明書、保育士試験合格通知書などだけで保育士として働くことができなくなりました。


保育士として働くにはその業務に就く前に、都道府県知事に対して登録申請手続きを行い、保育士証の交付を受けることが必要になりました。



また、資質の向上も義務づけされました。


保護者に対して保育に関する指導を行うことが保育士の業務に位置づけられました。


保育士は乳幼児に関する相談に応じ、助言を行うための知識および技能の取得、維持および向上に努めなければならないこととされています。



この児童福祉法施行令の改正により、保母資格は保育士へと名称が変更になりました。


保母資格証明書を持っていて、復職を希望する人の保育士登録は、保母資格証明書のままで可能です。


保育士登録手続きまでの期限もありません。保母資格証明書自体にも有効期限は設けられていないので、以前に取得した資格証明書でも登録出来ます。

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