2016年06月02日

縦割り保育とは

縦割り保育とは、それぞれの年齢を同じ割合で編成して生活する保育のことを言います。


昔に比べると少子化や晩婚化などにより、子どもたちが異年齢の子どもたちと遊べる機会や場をもつことがだんだん難しくなってきています。


特に都会では一人っ子の家庭も少なくないため、兄弟も含め異年齢の子どもたちと遊ぶ機会が減っています。


この状況を踏まえ、縦割りでの異年齢の子どもたちとの関わりを大切にする縦割り保育が期待されています。



縦割り保育の具体的なイメージ


3歳児人、4歳児人、5歳児人の合計人で1つのクラスとなります。それぞれの年齢の子どもたちを同じくらいの割合で配分していってクラス編成を行い、一緒に生活していきます。1週間のうち部分的に縦割り保育をする場合と、完全にクラスとして過ごす場合とがありますが、部分的に縦割り保育する場合が多くなっています。



縦割り保育のメリット


縦割り保育では異年齢で多く関わることにより、年上の子どもが年下の子どもにお世話をしたい気持ちが強く働き、教えたりお世話をしたりしようとします。


その中で年下の子の様子を思いやりの気持ちをもって観察したり、言葉を選んだりして同じ年齢同士では働かない母性愛に似た思いやりの気持ちが育まれていきます。


そして、お世話が出来た自分に自信をもち、その事がさらに意欲や好奇心を高めていきます。


また、年下の子どもはお世話をしてくれる年上の子どもに憧れを抱き、その姿を真似たり頼ろうとしたりします。


多くの子どもたちと関わり互いに刺激し合いながら、"人と関わっていく力"を身に付けていくことで社会性や協調性を学ぶ場となります。



縦割り保育のデメリット


年上の子どもが年下の子どもと刺激し合うと言っても、年齢差は12歳差です。


子どもたちに任せると危険性が伴うことも多くなり、横割保育よりは幅広いフォローや危険性を察知するアンテナを張り巡らせる事が必要となってきます。


また、保育内容を年下の子どもが出来るものに合わせる事により、年上の子どもにとっては物足りなさを感じたり待ち時間が多かったりと年齢に応じての保育が出来にくい環境となってしまう事もあります。


年齢幅がある分、横割保育より更に保育士側のフォローが重要になってくる事です。

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