2016年11月01日

タイプ別に最短コースを紹介!保育士資格の取り方と、受験資格に関するまとめ

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保育士になりたいと思い立ったあなた。


保育園で働けばすぐに保育士になれるわけではありません。


保育士になるには国家資格である保育士資格を取得する必要があるのです。


では、保育士資格を取るためには具体的にどうしたらいいのでしょう?


今回は、あなたの就業タイプ別にお勧めの取り方をご紹介したいと思います。


 


タイプ別!おすすめの保育士資格の取り方まとめ


●あなたが現役高校生なら


保育士養成施設への進学・卒業が一番の近道!


 


●あなたが社会人・既卒なら


保育士試験の受験または夜間・通信等の保育士養成課程への通学・卒業


 


●あなたが幼稚園教諭なら


保育士資格取得特例制度を利用しての保育士試験の受験


 


あなたはどれに当てはまったでしょうか?


それでは次に、具体的な資格の取り方と、資格を取るための条件を説明します。


 



保育士になる方法その1:保育士養成課程を経て保育士になる!



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もしあなたが現在高校生で、将来保育士になると決めているのなら、こちらの方法をお勧めします。


厚生労働大臣が指定する、指定保育士養成施設と呼ばれる保育士を養成する学校等で所定の課程・科目を履修し卒業するという資格の取り方です。


保育士養成課程で必要な単位を修了し卒業すれば、保育士試験に合格しなくても保育士資格を得ることができます。


難しい試験を受けることなく確実に資格を取得できるので、これから進学をお考えの方には一番お勧めの方法です。


また、最近では夜間学部や通信教育課程を設けている学校もありますので、社会人の方で仕事の傍ら資格取得を考えている方はそちらも検討に入れてみるとよいでしょう。


 


【4年制大学の場合】


・受験資格


1.高等学校を卒業した者、または通常課程による12年の学校教育を修了した者


2.文部科学大臣がこれと同等以上の資格があると認めた場合


・修業年数 昼間部:4年


 


【短期大学の場合】


・受験資格


1.高等学校を卒業した者、または通常課程による12年の学校教育を修了した者


2.文部科学大臣がこれと同等以上の資格があると認めた場合


・修業年数 昼間部:2年、夜間部:3年


 


【専門学校の場合】


・受験資格


1.高等学校、またはこれに準ずる学校を卒業したもの


2.文部科学大臣の定めるところにより、これに準ずる学力があると認められた者


・修業年数 昼間部:2年、夜間部:3年


  


【保育士養成施設の場合】


・受験資格


1.高等学校を卒業した者、もしくは通常課程による12年の学校教育を終了した者


2.文部科学大臣がこれと同等以上の資格があると認めた場合


・修業年数 昼間部:2年、夜間部:3年


 


●養成校の教育課程とは


保育士の養成校の教育課程では、1年目に福祉、保育原理、教育原理、発達心理学、教育心理学などの基本を学びます。


2年目には、臨床心理学、障害児教育、児童文化、保育実習などを学びます。


保育実習は、保育園と児童福祉施設の2ヵ所で行われて、最低20日間の経験をすることになります。


 



方法その2:保育士試験に合格して保育士になる!



もっともシンプルなのは、年に1度各都道府県で行われる保育士試験を受験し、合格するという資格の取り方です。


試験内容や日程は全国で統一されており、試験は筆記試験と実技試験に分かれています。


この方法では、受験資格さえ満たしていれば受験ができ、年齢の上限もないため、社会人の方にお勧めです。


ただし、保育士試験の難易度は高く、合格率は10%~20%前後と言われておりますので、通信講座や参考書などでよく対策をしてから臨む必要があるでしょう。


また、幼稚園教諭免許状を持っている方は、平成26年度から特例制度の対象者となりました。


この制度によって、実務経験などの要件が満たされる場合には試験科目の免除ができるようになりましたので、対象者の方は特例制度について紹介した記事も併せてチェックしてみてくださいね。


 



保育士試験を受ける前に...受験資格をチェック!



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それでは、保育士試験を受けて保育士になろうとしているあなたへ。


保育士試験受験の第一歩として、保育士試験の受験資格についてご紹介します。


 



保育士試験に受験資格はあるの?



保育士試験を受験するにあたって、満たすべき資格要件はあるのでしょうか?


答えはYES。


保育士試験を受験するには、受験資格を満たす必要があります。


誰でも受けられる試験というわけではないのですね。


受験資格がないと、保育士試験を受験することができませんので、受験を考えている方はご自身に受験資格があるかどうか、一度よく確認しましょう。


 



まずは学歴を確認しよう!



保育士試験の受験資格には、最終学歴が大きく関わっています。


まずはご自身の最終学歴をご確認ください。


大学・短大・専門学校(2年制以上)を卒業している方や卒業見込みの方は、受験資格があります。


勘違いされがちなのですが、保育士と無関係の学部・学科でも大丈夫。


受験資格をありますのでご安心ください。


大学在学中の方や大学を中退した方も諦める必要はありません。


大学に2年以上在籍し62単位以上修得した方、または大学に1年以上在学し、年度中に62単位以上の取得が見込まれる方は、受験資格を得られます。


また、現在経過措置として、平成3年3月31日以前に高等学校を卒業された最終学歴が高校卒業の方も受験資格を有することとなっています。


 



実務経験があれば学歴が足りなくても大丈夫!



上記の学歴要件に当てはまらないという方でも、保育士の夢を諦める必要はありません。


指定されている児童福祉施設での実務経験が所定要件を満たしていれば、受験を希望する都道府県知事の認定を受け受験ができます。


具体的には、最終学歴が高校卒業の方は、2年以上かつ2,880時間以上の実務経験、最終学歴が義務教育修了の方は5年以上かつ7,200時間以上の実務経験があれば、受験資格を得ることができます。


 



実務経験が受験資格として認められる児童福祉施設の一覧



①     認定こども園


②     幼稚園(特別支援学校幼稚部を含む)


③     家庭的保育事業


④     小規模保育事業


⑤     居宅訪問型保育事業


⑥     事業所内保育事業


⑦     放課後児童健全育成事業


⑧     一時預かり事業


⑨     離島その他の地域において特例保育を実施する施設


⑩     小規模住居型児童養育事業


⑪     障害児通所支援事業(保育所訪問支援事業を除く)


⑫     一時保護施設


⑬  18歳未満の者が半数以上入所する次に掲げる施設等


    a:障害者支援施設


    b:指定障害福祉サービス事業所(生活介護、自立訓練、就労移行支援または就労継続支援を行うものに限る)


⑭    認可外保育施設のうち、一定の要件を満たしたもの


 


より詳しい資格要件を知りたい場合は、全国保育士養成協議会のホームページにわかりやすくフローチャート形式で記載されているので、そちらも併せてご確認ください。


 



保育士になる方法その3:特例制度で幼稚園教諭から保育士になる



特殊制度とは、「幼稚園教諭免許状を有する者における保育士資格取得特例」制度のことです。


幼稚園教諭免許状所有者が対象の制度で、特例制度の対象施設で3年かつ実労働4,320時間以上の実務経験のある方は、指定保育士養成施設で所定の8単位の学び(特例教科目)を受講・修得すれば、保育士試験(全科目免除)を経て、保育士資格を取得できるという大変おトクな制度です。


ちなみに、幼稚園等における実務経験と指定保育士養成施設における特例教科目の修得の順番は、前後しても構いません。


この特例制度による保育士試験受験期間は、平成26年度から平成31年度末までとなっています。


 



特例制度の対象者とは?



特例の対象者となるのは、幼稚園教諭免許を持っている方で、かつ次の施設において「3年以上かつ4,320時間以上」の実務経験を有する方です。


① 幼稚園(特別支援学校幼稚部含む。)


② 認定こども園


③ 認可保育所


④ 小規模保育事業(A型・B型)


⑤ 事業所内保育事業(定員6人以上)


  ※上記④⑤については、勤務対象期間は平成27年4月から。


⑥ 公立の認可外保育施設


⑦ へき地保育所


⑧ 幼稚園併設型認可外保育施設


⑨ 認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書が交付された認可外保育施設)(1日に保育する乳幼児の数が6人以上)(認証保育所を含む。)


    ただし、下記の施設は対象外


    ・利用児童の半数以上が、一時預かり


    ・利用児童の半数以上が、22時から翌日7時までの全部又は一部の利用


    ・平成27年3月までの事業所内保育所、院内保育所、家庭的保育事業(保育ママ)   


※ 実務経験は複数施設における合算でも可能です。


※ 施設が廃園されている場合、当該施設の設置者(自治体などの法人)が存続していれば証明が可能です。


また、統合等によって事務を引き継いだ施設・団体等が証明できる場合は、引き継いだ施設・団体の長による証明も可能です。


いずれも難しく証明ができない場合は、その実務を加算することはできないようです。


 


この資格の取り方の詳細を知りたい方は、以下の記事を参考にしてくださいね。


関連コラム:「保育士の特殊制度とは?」


http://www.hoikushibank.com/column/2016/09/post-710.html


 



資格が取れたら、保育士登録を忘れずに!



ここまでで、タイプ別の保育士のなり方はお分かりいただけたでしょうか?


晴れて保育士資格を取得したあとは、保育士登録をしないと保育士として働くことができませんので必ず忘れず申請するようにしましょう。


保育士試験に合格して資格を取得した場合は、合格地の都道府県に登録申請を。


指定保育士養成施設を卒業した場合は、住民票のある都道府県に登録の申請をします。


登録申請に期限はありませんが、申請から保育士証の交付までは2カ月ほどかかるので、保育士証が必要となる場合は、早めの登録申請をするようにしましょう。


保育士登録の手続きが完了し、保育士証を交付されたら、いよいよ念願の保育士として勤務することができるようになります。


 


保育士は大変なことも多いですが、その分やりがいもある素晴らしいお仕事です。ぜひ資格取得に向かってがんばってくださいね!応援しています。

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