2017年01月30日

保育士の妊娠・出産?産休・育休から復帰までのフロー

◆妊娠・出産・育児と保育士という仕事


保育士に限らず特に女性が働く上で課題になるのが、妊娠・出産・育児期の働き方です。

妊娠前にはできていたことが、妊娠した途端できなくなってしまいます。

体は思うように動かず、産前産後は職場を離れなければなりません。

「妊娠・出産しても保育士として働き続けたい。」と思うなら、入職前に働き続けやすい環境かどうかを確認すること、復職・再就職のフロー、産休・育休などの制度について調べておくことが大切です。実際の制度は各職場で大きな差がありますので、どのような点に気をつけるべきかについてご紹介していきたいと思います。


◆保育士の妊娠出産。長く働ける職場を選ぼう


勤務時間が短縮できない、子どもの預け場所がない、などでやむなく退職をしてしまう保育士が多いのは事実ですが、できれば長く同じ職場で働き続けたいですよね。以下では入職前に確認すべきチェック事項をご紹介します。



◯産休の取得実績は要チェック。

実際に保育士が産休を希望した際に、退職を促されたケースも少なくありません。実績がなくとりづらかったり、ごく少数人の実績だったり、ということもあるので「産休育休制度あり」「実績有り」の表記のみで安心せずに、きちんと確認を。募集の理由が産休スタッフの欠員であれば、実際に取得できることがわかりますが、記載が見当たらなければ、複数人実績があるかどうか人事に質問してみましょう。

◯産休が取得しやすい施設とは?

公立保育所の公務員の場合、比較的取得がしやすいようです。ただ年齢制限には注意が必要。大手企業や医療法人の事業所内保育所や私立保育所なども、福利厚生制度が手厚く取得しやすい傾向があります。職場で働いている人たちの年齢もポイントです。設立は古いのに、平均年齢は20代などという場合には、離職率が高い可能性もあるようです。

◯子どもの預け場所を確保しよう

保育士が復職時に悩むのが、わが子の預け場所。両親のサポート等で預け場所が必要ない場合以外は、未婚であっても、産休、育休時期からリサーチをして復職に向けて計画的に準備をすることが必要です。複数の保育施設を運営する大手であれば、同じ事業所が運営する近くの施設へ預けられる場合もあります。

◯家庭とのバランスがとれる勤務時間を

時短勤務などのサポート制度がきちんと整っているかなどは事前に確認しておくべき。導入事例は少ないですが、時短勤務制度がある保育施設もあります。また、夜勤や、残業が多いと、子どもを持った時に正職員では続けることが困難なことも。行事の少ない企業内保育や病児保育、職員の人数が多い施設は、残業が比較的少ない傾向があります。


◆育休後の保育士さんの復職、再就職について


子どもが生まれ、産休に入ってわが子を育てる喜びに満ちた日々。家事や子育てに大忙しで、保育園に戻るよりも家庭に集中したい人も多いことでしょう。保育士が産休や育休をとってから、職場復帰をするのはそれなりにパワーが必要です。

ここでは、保育士としてお仕事に復帰したいけどいろいろ不安を抱える方のお悩みや解決方法についてご紹介します。



◯子どもが小さいうちは正社員や担任はきつい?

出産してすぐや、まだ子どもが小さいうちは、正規の職員や担任を持つのはきびしいかもしれません。育休から復帰後の子どもの年齢はほとんどが0歳児のため、病気にかかりやすいことが多いですが、わが子が病気になった時でも、担任だと抜けにくく、休みにくい立場です。ひとたび担任を任されると、簡単に降りることはできず、1年は責任をもってやり遂げなければなりません。産休から復職する際は、働き方についてよく検討してみましょう。

◯パートや時短勤務といった選択肢もアリ。

子どもができると家庭と保育士の仕事の両立をするのが難しくなるので、お仕事を続けるのが難しいと思うことも多いかもしれません。ですが、何も正社員にこだわる必要はありません。夜勤や、残業が多いと、子どもを持った時に正職員では続けることが困難なことも多いでしょう。保育士は専門職なので時給も悪くありませんし、パートや時短勤務という働き方も視野に入れるとぐっと働きやすくなるのではないでしょうか。

◯パート保育士で働くメリット

担任ではないので、保育をリードしたい方には向かないかもしれませんが、家庭との両立を考えるなら、パート保育士として働くことにもたくさんのメリットがあります。

・時間の融通がきく

・持ち帰りの仕事や任される仕事は正規職員と比べて、かなり少ない。

・将来的に正規に戻りたい場合、「保育の勘」を取り戻せる。

・補助者として、色々な先生の保育を見られるので勉強になる。

パートや補助の先生にしかできないフォローの仕方やお仕事もありますし、パート保育士としての「やりがい」はいくらでも見つかりますよ。ご自身が出産・育児の経験をすると、色々な考え方の保護者がいる保育園で、親の気持ちを理解することができる貴重な存在になることができます。

保育士としても更に経験値がアップしているはずです。家庭とのバランスをとってご自身の希望するライフスタイルに合わせて、パートや短時間労働を選択するなど、保育士の仕事を楽しみながら続けられたら一番いいですね。


◆保育士さんの産休・育休ってとりやすい?とりにくい?



保育士として長く働くことを視野に入れた場合、将来、結婚して子どもを産んだ時のことも考えておかないといけない大切なところです。実際に、保育士は出産や育児にあたり、産休や育休をとって働き続けることができるのでしょうか?



◯産休・育休とは

産休とは、産前産後休業のことで、働く女性が、週産後も働き続けることができるように、出産予定日の6週間前から、出産日の8週間後までは休めるという制度のことをいいます。育休とは、育児休業のことで、子どもが1歳になるまで休むことができます。

産休・育休ともに、職場によって独自に取り決めをしているところも多く、また、公務員の場合は最大で3年間育休をとることができます。また、公務員以外でも、子どもの預け先が確保できないといった事情があれば最大1年半は休めます。

◯産休・育休は当然の権利

まず、前提として知っておきたいのが、働く女性が妊娠・出産する際には、職場は産休・育休の取得を認めなければならない、ということです。産休・育休については法によって決められているので「うちの会社は産休なんてない」とか、「妊娠したのなら退職してくれ」なんて言う会社もあるようですが、これは違法となります。

◯産休・育休のとりやすさ

いくら法律で決められていても実際に取得するのは難しい、なんていうことも職場によってはありますが、保育園の場合は、女性が多いということもあり、基本的には一般企業に比べるとスムーズに産休・育休がとりやすい職場といえるでしょう。実際、子育て中の保育士も数多く存在しているので、近い将来子どもが欲しい人でも、安心して働けると思います。

◯期間や手当

産休・育休がとる期間や、その間に支給される手当は、保育園によっても異なっています。公立保育園の場合、公務員としての産休・育休規定にのっとって期間や手当が決められています。私立保育園の場合は一般企業と同じ基準がありつつ、保育園によって独自に決めているところもあるので、最低限の休みのみ、ということもあるかもしれません。気になる場合は、事前に確認しておきましょう。


◆諦めず両立できる環境を探そう。


保育施設は、保育士自身が働く母親になった場合にも守ってくれる施設であってほしいものですが、慢性的な人手不足である保育業界ではその体制が万全でない場合もあります。だからこそ、妊娠した時に備えて産休育休についてシミュレーションしてみることも大切です。保育士の仕事と子育てが両立できる環境をじっくり選びましょう。

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