2017年02月02日

保育士の勤務時間と休暇制度って?

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「保育士の勤務時間と休暇制度って?」



保育士といえば、残業は当たり前、残業時間で終わらない仕事は家に持ち帰り。行事前には土日出勤か、もしくは延々と自宅作業...などなど、とっても忙しいイメージをお持ちではありませんか?

そうなると、有給休暇も、産休も、育休も...ことごとく取得しづらいのではないか、と疑いたくなってしまいます。

ですが、しっかりお休みを取れなければ、頑張ろうという意思よりも先に体の方がまいってしまいます。

保育士の勤務時間と休暇の仕組みと、計画的な休暇の取り方を確認しておきましょう。



◆保育士の勤務時間



〇シフト制が基本

保育園が子どもを預かるのは、基本的には朝7時から夜7時まで、だいたい12時間程度です。
もちろん、時間外保育を行っている場合には、もっと長い時間、保育士を置く必要があります。

これだけ長い開園時間ですので、適切な勤務時間を守るために、保育士はシフト制で勤務を行っています。

基本的には週休二日のシフト勤です。お休みできる二日が土日かは、保育園によります。

「完全週休二日制」と書いてあればそれは土日休みのことですが、最近の保育園は土日も勤務している保護者への対応のために、土日も開けているところが多くなってきましたから、土日休みではないこともよくありますね。
その場合、「月8日の休日(4週8休)」というシフトが組まれていることが多いです。

ある保育園では、以下のような勤務時間でシフトを組んでいるそうです。

子どもをたくさん預かる中番の勤務時間は保育士が多く必要なので、当たることがもっとも多く、逆に早番・遅番は少なめで、週に2回当たる程度だそうです。

ただし、シフト制といえども残業があることも多いので、決められた勤務時間ぴったりに退勤することは、難しい場合もあります。

早番: 7時〜16時
中番: 9時〜18時
遅番:10時〜19時

完全週休二日制の保育園で働きたいなら、事前にお休みの日をしっかり確認しなければなりません。シフト勤務ですから、基本的にはお休みの日にはしっかり休めることになっています。そこは安心してください。

〇時間外保育がある場合

働き方が多様化している現代、保育園に対する要望も多様化しています。保護者の様々な勤務時間に対応するため、延長保育や早朝保育、夜間保育を行っている保育所があります。

延長保育:夜10時ごろまで
早朝保育:朝7時・8時台から
夜間保育:深夜や翌朝まで

このような時間外保育を行う場合にも、シフトを組んで勤務時間を調整しながら、対応しています。

〇休日保育がある場合

保育園の中には、土曜日も出勤する保護者に合わせて、土曜保育を行わなければなりません。その場合は、定休日である日曜日に加えて、月曜日〜土曜日のいずれかが1日休みになる、というシフトが組まれることになります。
ですので、1ヶ月中のお休み日数は8日になり、休日保育がない場合と比べて、少なくなるわけではありません。

また、土曜保育を希望するご家庭は必ずしも多いわけではないので、必要となる保育士も多くなく、土曜日に休みが取りにくいといったこともあまりないようです。

〇保育園以外の職場

保育士の勤務先は、保育園に限りません。児童養護施設や病院などでも、日常的に子どもを預かっているので、保育士が勤務しています。
これらの施設では、24時間体制で保育士が常駐していることもあります。そうした場合には、看護師のように夜勤を含めたシフト制が組まれています。

こうなると、勤務時間も職場によって様々ですので、気になる場合は問い合わせてみるのも良いでしょう。


◆保育士の有給休暇


有給は正式には年次有給休暇と言い、勤務開始から6ヶ月後に、1年のうちで最低10日間付与されることになっています。

一般的に、有給を使わなかった場合には、使わなかった有給分は次の年に繰り越すことができます。有給休暇は年を追うごとに加算されていき、6.5年以上勤務した場合には、1年間で20日間の有給休暇が付与されます。

〇保育業界での有給休暇の現状

保育施設を経営する際に、国から認可されている施設であれば保育士の配置基準が決まっています。
年齢に応じて、先生1人あたりの子どもの人数が決められていて、配置人数を下回ると子どもを預かることができません。

そのため、人が足りていない職場であれば保育施設を経営するにあたり休暇を取ることが許されない状況になってしまう場合も。

また、運動会やお遊戯会などのイベント時には非常に忙しく有給休暇の取得を希望しにくい雰囲気となり、よっぽどの事情でない限り認められない場合も多くあるようです。

〇保育施設では有給休暇に対する改善の取り組みも行われている

現状を踏まえて、保育士の労働環境改善のため、実際の保育施設では多くの取り組みが行われています。

休暇や不測の事態に備えて職員の配置を増やしている施設も多くありますし、年度初めに有給休暇の取得計画を策定する施設もあるようです。
また、グループ施設内で人の貸し借りを行い人員調整を行えるような仕組みを作りだしている施設もあります。

保育士の労働環境を改善するために実際の保育施設では多くの取り組みがされています。

〇計画的に有給休暇を使いましょう

まずは、行事のスケジュールを把握し休暇を取りやすい時期を探しましょう。行事前は準備で忙しくなることも考慮する必要がありますね。
冬はインフルエンザなどの流行性の病気が流行りやすく、子どもとともに保育者も感染してしまう可能性が高くなり欠員が増えやすくなりますので、時期はなるべく春~秋の方が良いかもしれません。

また、年度末が近づくと、お遊戯会や発表会など、子どもの1年間の成長を保護者に見せるための大きな行事が増えたり、年度末で離職をしてしまう人の引継ぎ業務も増えますので、この時期を外した方が有給休暇も取りやすくなりますよ。

一方で、夏休みやお正月などの一般的な長期休暇に関しては、そもそもその時期は預かる子どもの人数も少なくなるため、有給休暇の申請が通りやすくなりますから、お休みにしやすい時期だと言えるでしょう。保育園によっては休園日になっていたりします。その場合は間違いなくお休みになりますね。

一緒に働く人と相談して、タイミングを計りましょう。


◆保育士の産休、育休は?


産休は、産前は6週間、産後は8週間の休暇のこと。
育休は、産後休暇が明けてから子どもが満1歳の誕生日を迎える前日までの休暇のことを指します。

これは法律でしっかり定められていることなので、保育士であろうと必ず取得できます。

ですが保育士の場合、結婚や出産をすると退職してしまうのが大多数。
保育士の勤務時間の関係上、自分の子どもを保育園に預けづらいという現象が起きてしまうからです。



◆勤務時間を知り、お休みは計画的に!


忙しさのあまりお休みが取れなくてあきらめている方もいらっしゃるとは思いますが、法的な保証はされていますし、計画的に時期を調整すれば大丈夫であることが多いようです。

比較的お休みが取りやすい施設や、先ほども説明したように、職員の人員調整をして積極的に有給が取得できるように取り組んでいる施設もあります。

そんな施設を探していただくのも一つの手段ですね。


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