先日、我が家の夏の定番、川あそびに行ってきました。
場所は千葉県の真ん中にある養老渓谷というところで、BBQなどを楽しむ家族連れが多い場所です。
大人が会話に盛り上がっている横では、ひんやりした水の中でバシャバシャ水をかけ合っている子や、網を片手に川のいきもの探しに夢中の子、川原に転がっている石ころを積みあげて遊ぶ子などなど、子どもたちは思い思い川あそびに興じています。
我が家では、あそびがてら自然にあるものを拾って工作などをよくします。
そこで今回は、川原にある石ころを拾い、以前からとても気になっていた石ころアートに挑戦することにしました。
用意するもの
・石ころ
・アクリル絵の具
・絵筆
・紙皿または紙コップ(パレット用)
・鉛筆(下書き用)
・タワシ
(1)石ころ拾い
石ころアートには、角がなく表面が滑らかな石が良いそうです。
川原には長い年月で角が取れた丸い石がたくさんあります。
どういう絵を描こうかなと想像しながら、こっちにしよう、あっちにしよう、やっぱりどっちも捨てがたい・・・と、石を選定するのも楽しい時間。
石の質感を出すために敢えてザラザラしたものを選んでも良いかもしれません。
<ポイント>
予め描きたい絵を決めておくと、絵にぴったりの石を探すことができますよ!
(2)石を洗って乾かす
タワシなどで、石の表面に付着している泥や藻などを取り、乾かします。
(3)アクリル絵の具で絵を描く
描きたいキャラクターを決めてそれに合った石を選びます(反対に、石の形に合わせて絵柄を決めてもかまいませんよ)。
写真のようにアンパンマンを描く場合は、まず全体を茶色で塗りつぶし、乾いたら、縁取り線やほっぺの色を重ね塗りしていきます。
<ポイント>
アクリル絵の具はあっという間に乾くので、絵筆はすぐに水でゆすぎましょう!
もし色がはみ出してしまっても、その上から再び書き直すこともできます。
(4)完成
完全に乾いたらでき上がり!
初めてにしてはとっても上手に描けました!
自然素材で感性を養う
川原に転がっていた泥まみれの石ころ。
絵を描き入れたことで、ただの石ころが自分だけの宝物に生まれ変わりました。
今回ご紹介した石ころアートのように、子どもの身の回りにある石や木や土や葉っぱなどの自然素材を使用した造形活動が、子どもの感性を高めると言われています。
川に森に海に、アウトドアへ出かけたついでに、そこで拾った素材を使って、
思い出に残る作品を作ってみてはいかがでしょうか。