2017年06月09日

保育士の転職 ~保育士さんの履歴書の書き方~


保育士として転職活動をする際、履歴書の作成に頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、特に苦戦しがちな自己PRや志望動機の書き方や、「会ってみたいな」と思わせる履歴書を書くコツを紹介します。


履歴書の書き方 黒色のボールペン、万年筆で丁寧に書こう


保育士の転職の際には、以下の点に気をつけて履歴書を書きましょう。


■記入は、黒色のボールペンまたは万年筆で、丁寧に書く


→字の上手・下手よりも、丁寧さや読みやすさが重要です。


■間違えたときは修正をせずに書き直す


→修正液などはなるべく使用しないようにしましょう。


■最後にきちんと見直しをする


→記入漏れがないよう見直しし、文言や漢字の間違いについても確認します。


履歴書の各項目、ここに気を付けよう


続いて、具体的な記入項目ごとの注意点を見ていきます。


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(1)日付



履歴書を書いた日ではなく、履歴書を提出する日を記入しましょう。
郵送するならポストへ投函した日、面接に持参するならばその日付となります。
また、ここの日付が西暦の場合は、以降の経歴欄でも西暦を使用し、和暦なら和暦を使用するように統一しましょう。


(2)写真



履歴書の写真は以下の点に気をつけます。

・3か月以内に撮影した証明写真を使う
・髪の毛のカラーは明るすぎないか
・髪で顔が隠れていないか
・大きすぎるアクセサリーや、目立つピアスをしていないか
・お化粧が濃すぎないか

また、以下のような写真は常識がないと思われてしまうため、絶対にNGです。

・体や目線が正面を向いていない
・背景が白または無地でない
・1人で写っていない(友達などと写っている)
・スナップ写真の切り抜きやプリクラなど


(3)氏名・ふりがな



氏名は大きく丁寧に記載しましょう。
「ふりがな」と書かれている場合は"ひらがな"で、「フリガナ」と記載されている時は、"カタカナ"で書きましょう。
印鑑はかすれないようにしっかり押印します。


(4)生年月日



(1)の日付を西暦で書いた場合は西暦、元号で書いた場合は元号でそろえます。
また、「満年齢」とは、今現在の年齢のことを示します。
ここでは(1)の日付時点でのご自身の年齢を記入しましょう。


(5)現住所・連絡先



現住所は都道府県やアパート・マンション名を省略することなく書きましょう。
番地などは「〇-〇-〇」とは書かず、「〇丁目〇番地〇号」としっかり記載します。
連絡先は携帯電話の番号でもかまいません。


(6)学歴/職歴



一般的には高校以降の入学・卒業年月を記入します。
抜け漏れがないように気をつけながら、学校名などは正式名称で書きましょう。
(ただし空欄が多くなってしまうなどの理由があるなら、中学卒業以降で記入しても大丈夫です)
職歴については、入職・退職年月を記載します(「入社/退社」か「入職/退職」で統一するようにします)
事業所名や所属部署、役職などが変わった場合にも都度記入し、学歴以上に抜け漏れがないように気をつけてください。
最後に「現在に至る」と記載し、その次の行に「以上」と右詰めで記入すれば完了です。


(7)免許/資格



保育士資格、幼稚園教諭免許なども忘れず書きましょう。
また、免許・資格名は必ず正式名で書きます。
保育士は「保育士」。
幼稚園教諭の場合は、卒業した学校により三種類がありますので、正しく記入しましょう。

・幼稚園教諭第一種免許状(4年生大学を卒業した人)
・幼稚園教諭第二種免許状(専門学校や短大を卒業した人)
・幼稚園教諭専修免許状(大学院卒の人)

複数の資格を持っている場合は、取得した順に書いていきます。
基本的には応募の際にアピールになるものや、仕事に関係のあるものを記入していきます。
あまりに趣味的な資格の記入は避けるのが無難です。


(8)志望動機と自己PR



志望動機では、現在の勤務先から応募先への転職を志望する理由について、ポイントを絞って簡潔に、しかし熱意が伝わるように記載します。
前向きな気持ちで転職を希望していることを伝えるのが最大のポイントです。
文量としては、最低でも記載スペースの半分は埋めるようにしましょう。
自己PRは自己分析の結果を活かすと、よりスムーズに作成できますよ。(自己分析の仕方はこちら)


(9)本人希望欄



配属先の希望があれば明確にしておきましょう。また、借り上げ住宅制度の利用や、社員寮の希望があれば記載しておきましょう。
給与や休日などの希望に関しては、よほど絶対条件でない限り、控えめにした方がよいでしょう。


(その他)趣味・特技



趣味・特技も最低1つは書くようにしましょう。
面接の際には、趣味から保育につながるようなエピソードがあると、会話の糸口になりますし、好印象を与えるポイントにもなります。

例:旅行が趣味なのですが、旅先でもつい持ち帰って保育に使えるものがないか探してしまいます、など。


志望動機と自己PRの書き方ガイド



転職のための履歴書を書く上で、一番の難関がこの志望動機と自己PR。
採用側が最も注目して見るポイントでもあり、他の応募者と差が付きやすい部分でもあります。
ぜひこの人に会ってみたい、と思われるような内容をしっかりおさえましょう。


会ってみたいと思われる自己PRの書き方



自己PRのところで「ありきたりな言葉しか思いつかない......」と手が進まない人も多いのではないでしょうか。
思わず会ってみたいと思うような自己PRの作成のためには、以下の点に気を付けます。

・職務経歴書からピックアップして書く
・例文をアレンジする
・なぜその職場で働きたいかを考えてみる
・子どもが好きだという気持ちを伝える
・経験やできごとを伝える


■職務経歴書からピックアップして書く



自己PRは職務経歴書に書いたものから、ピックアップして書くこともオススメです。
両方の書類でまったく違うことが書いてあるといったことにならないように、統一性を持たせましょう。


■例文をアレンジしてみる



まずは例文を参考にしてみましょう。
例えば......

私は保育士として◯年間、◯◯保育園に勤務しておりました。
保育をする際に考えていたことは、園児にはいつも楽しく過ごしてほしいということでした。
実際、◯◯保育園では色々な遊びを考えて、同僚全員で実行しておりました。
子どもたちは遊びを通して、成長していきます。
貴園でも、園児一人ひとりの性格や成長段階に応じた遊びを提案し実行することで、子どもの健やかな成長に寄りそい、一人ひとりの園児を大切にできる保育士となれるよう努力致します。

といった例文が考えられますが、アレンジするコツは、「自分らしさをプラス」すること。
例文そのままではなく、例文に書き加えて、自己PRを唯一無二のものにすることができたらいいでしょう。

またその際には、

・素直である
・仕事に対し熱心である
・知識欲がある
・努力を欠かさない

など、人柄の魅力も感じられるような言葉も好印象です。


■なぜその職場で働きたいかを考えてみる



「他の保育園ではなく、なぜこの保育園で働きたいのか」という主張も自己PRの大きなポイントになるでしょう。
魅力を感じた事、お手伝いしたいなと思った点など、採用側が納得いくような内容を考えます。


■「子どもが好き」だという気持ちを伝える



「今更こんなこと書かなくても......」と思ってしまいがちですが、やはり子どもが好きだという思いは、保育士の原点でもあると思います。
ただ、それだけで終わるのでは×。
好きだからこそ、その成長をともに喜びたい、安全性を高めていきたい、健康に気を配りたいなど、保育のプロとしての具体的な思いも付け加えましょう。


■経験や出来事を書き加える



「自分らしさ」を伝える一番早くて効果のある方法は、自分自身が経験してきたことを書き加えるということ。
自分の価値観を変えた出来事や、感動したことなど、心が動いたり、自分にとって大きな出来事は、"自分らしさ"を伝える為に有効です。


採用したくなるような志望動機の書き方



志望動機をまとめる際は「その園を志望する理由」と「転職する理由」をきちんと区別しながら、まとめて書くことが重要です。
その点を踏まえ、採用側が注目しているポイントと、あなたの経験・キャリアや希望がマッチするように書いていきましょう。

■志望動機のポイント その園を志望する理由



まず採用側は、なぜ多くの園から自園を選んでくれたのか、という視点で志望動機を見ています。
そこで、次のような内容を盛り込んで文章にまとめていきましょう。

・応募する園の何に惹かれたのか
・応募する園が求めている人材である、という自己PR
・これまでのスキルや経験をどのように活かしていきたいか

ポイントは、自分の経験を踏まえて、応募する園で働いた時、どのようなことができて、今後どうしていきたいのかを書くこと。
園の特徴や求める人材像を考えて書いていきます。


■志望動機のポイント 転職する理由


転職する理由は、その園の志望理由とはきちんと区別して書きます。
例えば、次のようなことを書いていくとよいでしょう。

・なぜ転職しようとおもったのか
・将来的なキャリアビジョン
・前職の退職理由は、次の園で働くことで解決できるのか


■転職理由の注意点 条件面やネガティブな志望理由は×



転職理由を書く上では、次のことには特に気を付けましょう。

・ネガティブな内容を書かない
・前職を辞めた理由と、志望動機に矛盾を作らない
・給与など条件面を転職の理由にしない

一番気をつけたいのが「ネガティブ」な内容を記載しないという事。
前職の不満をそのまま伝えるのは、印象もよくありません。
なるべく前向きな理由に見える様に心掛けましょう。

また、「給与が良い」「家から近いから」などの理由もストレートに示すのは避けましょう。
もちろん、前職の給与や条件に不満があって転職をする人は多いですし、転職理由としては悪いことではありません。

しかし、採用する園からすると、
「条件さえ良ければ、どこの園でもいいのでは?」
という印象を与えかねません。

他に働き方の問題、例えば残業が少ないなどの条件も、記載の仕方には気を配りましょう。
「通勤時間が短縮されることによって、より仕事や子どもに向き合えると思います」など、書き方の工夫が必要です。


履歴書は最初に自分を見てもらう大切なもの



以上、保育士の転職に向けた履歴書の書き方を紹介してきました。
履歴書は自分の印象を最初に与える、大切なもの。
それだけに、まずは読みやすく丁寧に、記入漏れもないように書くことが大前提です。

その上で、自己PRには過去の保育経験を踏まえた自分らしさを加えて作成し、
志望動機は「なぜその園を選んだのか」と、「転職する理由」を区別しながら、前向きに表現していくことがポイントです。


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