社会福祉法人つぐみ園 の法人・企業情報

保育園にはさまざまな行事があり、楽しいことを企画する機会も多いんです。準備には長期的に考えるものもあれば、短時間で決めなければいけないこともあるので、Todoリストを作って空いている時間が無駄にならないようにしています。会議の中でも「この日までにこれをやろうね」と園全体で共有していますね。

園全体として、6,7割くらいが子育て中の職員なんです。お子さんが体調を崩してお休みが重なったり、インフルエンザに罹患すると長期的なお休みになったりすることもあります。そのときはみんなで協力しながら、サポートし合っていますよ。

業務負担を軽減するために、月案などの資料はテンプレート式にして、新たに作成するのではなく、変更したい部分だけを作成するようにしています。また、保護者へ配布していた園のおたよりなどの紙媒体をICT化し、保護者しか見られない形でアンケートやおたよりを配信するようにしたんです。

以前より、効率よく保育の時間が確保できていると思いますね。先生たちも「自分のクラスだけしか分からない」な状態ではなく、どの先生もどのクラスにも入れるようにしているので、急なお休みにも柔軟に対応できるんですよね。

先生たちにもっと働きやすく、意見をもっと話してもらえるような環境にするために、主任として自分がどんな関わりをしていったらいいか、日々考えています。先生たちはクラスの生活がしやすいように工夫し、環境を整えてくれていて、クラスの枠を越えた意見交換をもっとしてもらえるように、働きかけていきたいですね。

今の子どもたちの姿を見ていると、決してお勉強だけが必要ではないんだなと感じます。子どもたち自身が笑顔で過ごせるように、またそれをサポートや気持ちの支えとなれるように、わたしたち職員が笑顔で向き合えるような体制を整えていきたいんです。それを自分のやりがいにしていきたいです。

確かに、その通りなんです。長年保育に携わっている中で、最近は特に理由はないけど「なんとなく学校行きたくないんだよね」と不登校になる子もいるって聞くんです。「これからの子育ての中で何が大事なんだろう？」と、毎年模索していくことがやりがいにもつながっていますね。

生きていく力を育むという過程に携わっているからこそ、先生たちのサポートも大事ですよね。それぞれの先生には得意・不得意がありますが、まだわたし自身が把握できていない部分があるんです。先生たちの得意としていることを見つけて、一人ひとりの強みを引き出せれば、もっと良い保育ができると思うんです。

保育は答えがないからこそ、考え続けなければいけません。だからこそ、子どもたちに丁寧に関わってあげたいと思ってもらえる人に来てほしいんですね。卒園後、5年後、10年後を見据えて、毎年大事なことを積み重ねていくことが大切だと思っています。