社会福祉法人新考会 の法人・企業情報

プロジェクトアドベンチャーの考えを取り入れた保育をしています。取り組み例としては、サークルタイムで子どもたちが円になり、自分が最近思っていることや、なにかのテーマに沿ったアイデアを出します。そのアイデアをどうみんなで実現していくのか楽しみですし、毎回ユニークな意見がバンバン出てきてびっくりします。

最近は、プランターでどの夏野菜を育てるかを決めるサークルタイムがありました。みんなで好きなお野菜や珍しいお野菜の名前を出し合って、最終的に枝豆に決定。これから畑で育てる栽培活動が始まるので、子どもだけでなく私も楽しみにしています。近隣に公園や神社があるので、天気の良い日にお散歩に行く活動も好きです。

私もお散歩で印象に残っていることがあって。お散歩の途中に、たんぽぽは西洋たんぽぽと日本たんぽぽがあるんだよと教えてくれた子がいたんです。それをきっかけに教室でたんぽぽの特徴を調べて、次のお散歩ではたんぽぽ探しをしました。子どもたちの何気ない一言が、新しい活動に結び付いています。

市の絵画イベントに出展するために、大きい壁面をつくったのも思い出に残っています。イベントの展示が終わったら、その絵は廊下や階段の見えるところに飾るので、ずっと残る大切な作品です。壁面にはこのように園児が制作した作品を飾るので、職員が残業して壁面をつくるようなことはありませんよ。

子どもたちにとって、自分がつくった作品が飾られているほうが嬉しいですよね。保育室には「にこにこ・えーん」という「されたら嬉しいこと」と「嫌なこと」を記入できるイラストを掲示。一日の終わりにそれぞれ出し合うんです。「嬉しいことはまたしようね、悲しいことはもうしないようにしようね」と伝えています。

年間目標を立てて、それに沿った活動を提案できることがやりがいです。最近はいろいろな素材を使って感触を確かめる活動を行なっています。絵の具を使って紙に指スタンプを押してみたり、クレヨンで絵を描いたり、シール遊びをしたり。子どもたちの意見を取り入れながら柔軟に保育に向き合えています。

なんでも挑戦させてもらえるのが、当園の良いところです。アイデアを出したときにそれが否定されることはまずありません。園長先生をはじめ、職員全員がお互いの意見を尊重することを意識していて、思いやりの精神は巡り巡って自分にも返ってきています。

それは私もすごく思います。自分がやってみたい保育や、理想とする姿を追求したい方にとって、納得感を持って働ける園です。今までのやり方にこだわらず、大事なことは何かを考えながら、昔ながらの良いところと新しい考えのものを柔軟に取り入れられる人が、当法人には特に向いていると思います。

明るくコミュニケーションをとり合っていて、休憩中はどこに出掛けたとか、趣味の話とかたわいもない話をしています。堅苦しすぎず、笑顔がある職場で働きたい方にとってぴったりです。自分の意見を提案して、保育士として成長できますよ。