株式会社240RISING

活動の中でも、子どもたちの成長を感じられる瞬間は、特に好きな時間です。作業訓練や体育館での活動を通して、できなかったことができるようになったり、取り組むスピードが速くなったりすると、その成長を実感できて嬉しくなります。

私は、職員同士のチームワークを感じられる瞬間が好きです。えねーぶるセカンドは、部屋壁の上部が空いていて声が通りやすく、他の部屋の様子もよく分かります。「手伝って」と声をかければすぐに駆けつけてくれる。「○○さん、そっちに行ったよ」と言えば「了解」と返ってくる。そんなやりとりが嬉しく心強いです。

チームワークの良さは、私も実感しています。未就学児から高校生まで、幅広い年代の子どもたちがいますが、中高生は来所時間が夕方以降になるため、送迎が遅くなることもあります。そんな時には、事業所間で連絡を取り合い、早く・確実に送迎できるよう協力し合える体制が整っています。

そうですね。子育て中の職員も多く、子どもの急な体調不良などで帰宅しなければならない時も、他の事業所からすぐにヘルプが来てくれるので、特定の誰かに負担が偏ることはありません。みんなが気持ちよく協力し合える環境があるのは、本当に素敵なことだと思います。

私は、未就学児から小学校低学年までの、子どもたちと接する機会が多くあります。中には、まだうまく意思の疎通ができない子もいますが、表情やしぐさを通じてコミュニケーションが取れるようになったり、少しずつ会話ができるようになったりする過程に立ち会える喜びと、大きなやりがいを感じています。

昨日できなかったことが今日できるようになるなど、子どもたちの成長していく姿を見られるのは嬉しいです。中学生や高校生になると、精神面にも大きな変化が現れます。感じたことをうまく行動や言葉にできなかった子が気持ちを言葉で表現できるようになったり、主体的に行動したりする姿を見られるのは大きなやりがいです。

児童支援に関わる4つの事業所では、縁日や運動会などを合同で行なうことも多くありますが、さらに交流の場を増やしていきたいと考えています。他の事業所の子どもたちや職員とより密に関わり、お互いをもっと知り合う機会をつくっていきたい。そのためにも、イベントの企画などには、積極的に取り組んでいくつもりです。

現在は、就労支援事業所の職員と連携したり、作業場を借りて活動したりもしています。最近は小学生の利用も増えてきているため、遊び感覚で楽しく仕事に触れられる機会をつくっていきたいと考えています。活動を通じて、「仕事や作業って面白い」「やってみたい」と感じてもらえるような仕組みづくりに挑戦したいです。