埼玉県新座市の保育士求人一覧

埼玉県の新座市には2019年4月時点で、公立保育園が6園、私立保育園が27園、認定こども園が1園あります。また、2019年6月時点で認可外保育施設が5園、2019年7月時点で小規模保育施設が25園あります。2018年度、埼玉県全体の保育士有効求人倍率は3.75倍と全国平均を上回る数字です。2020年2月時点で新座市の待機児童は139名と、2019年5月時点の待機児童数69名よりも64名増加しています。新座市では急速に待機児童が増加しているため、今後さらに保育の需要が高まるエリアといえるでしょう。

2018年度、埼玉県全体の保育士の月の平均給与は、男性が24万5500円、女性が23万5900円と、男性の平均給与は全国平均をやや下回り、女性の平均給与は全国平均をやや上回っています。新座市で保育士を目指す人は、埼玉県が行っている「保育士修学資金等貸付事業制度」を利用することができます。これは埼玉県内（さいたま市を除く）の指定養成施設に在学している、あるいは埼玉県内（さいたま市を除く）に住所を有する方を対象に、学費として月額5万円以内、入学準備金として20万円以内（初回貸付時）、就職準備金として20万円以内（卒業時）を無利子で貸付け、その後5年間埼玉県内の保育所等で勤務を継続すると返還が免除となる制度です。

新座市には9つの地域子育て支援センターがあります。「地域子育て支援センター」は就学前の子どもとその保護者を対象とした施設で、親同士の情報交換や交流づくりができるほか、子育てに関する相談なども受け付けています。また、新座市には「こども医療費支給制度」があります。これは新座市に住所があり、一定の基準を満たした0歳から高校3年生まで（18歳に達する日より後の最初の3月31日まで）の子どもをもつ保護者を対象に、子どもの医療費を助成する制度です。新座市はこの制度によって医療費の負担軽減を図ることで、子どもが安心して診療を受けることができるようにすることを目的としています。新座市は子どもの健やかな成長を応援し、子育て家庭のサポートに力を入れているエリアといえるでしょう。

埼玉県の南西部に位置し東京都と隣接する新座市は、歴史的な遺産が数多く残っている街です。市内には100カ所を超える遺跡があり、なかには遺物や遺構が発掘された遺跡もあります。また神社や仏閣があるほか、国指定天然記念物となっている庭園やその中に建つ国登録有形文化財に指定されている民家があり、現在は市民の体験学習や伝統文化的活動の場として利用されています。新座市内には2本の鉄道が走っており、国道が横断しているため県内の移動だけでなく都心へのアクセスもしやすくなっています。市内の移動には路線バスと市のコミュニティバスを利用することができるので交通の利便性に優れているエリアといえるでしょう。