神奈川県川崎市多摩区の保育士求人一覧

川崎市多摩区には2021年10月時点で、認可保育所が57園、認定こども園が4園、小規模保育事業所が6園、家庭的保育所が4園あります。2021年1月時点、神奈川県全体の保育士有効求人倍率は3.03倍と、全国平均を上回っています。2021年4月のデータによると、川崎市の待機児童数は前年度より12人減少し、0人となりました。しかし、川崎市全体の保育所等利用定員数は前年度と比較して1738人増加しており、引き続き保育士の需要が高い地域であるといえるでしょう。

2020年度、神奈川県全体の保育士の月の平均給与は、男性が28万9100円、女性は26万7300円で、男女ともに全国平均を上回っています。多摩区の保育士さんは、川崎市が行う保育人材の確保を目的とした支援を受けることができます。たとえば、多摩区の保育所等で働く保育士さんを対象とした「保育士試験による保育士資格取得支援」を利用できるでしょう。これは、保育士資格試験のために受講した講座の費用などを補助する制度です。また、潜在保育士さんを対象とした「保育士就職準備金貸付」も利用できます。これは、多摩区の保育所等に就職する際の準備金を貸し付けるもので、2年間以上勤務した場合返還が全額免除されます。このように多摩区は、保育士さんが働きやすくなるための補助を行う施策を展開しており、保育の人材確保に力をいれていると考えられるでしょう。

川崎市多摩区では、積極的に子育て支援を実施しています。地域子育て支援センターでは、子育て情報の提供やイベントの開催などを行っています。センターには育児をサポートする専任のスタッフを置き、気軽に相談できる体制を整えているようです。また、小学校6年生までの子どもがいる家庭を対象とした「ふれあい子育てサポート事業」もあります。これは、育児の援助を行いたい方と受けたい方が会員となり、会員同士で子どもの一時的な預かりや保育所等への送迎などを行う事業です。このように、川崎市多摩区ではさまざまな支援を実施しており、保育士さんがスキルを活かして働きやすい環境にあるといえるでしょう。

川崎市の最北端に位置している多摩区は、北に多摩川、南に多摩丘陵が広がる自然豊かな街です。区内には路線バスや私鉄をはじめとする各種鉄道が整備されていることから、快適な通勤を行うための移動手段として活用できるかもしれません。また空港まで直通でアクセスのできる主要駅までは電車で約25分、都心部までは電車で約50分程度でアクセスできることから、あらゆる主要都市へも移動しやすい環境が整っています。多摩区の駅周辺は、行政サービスコーナーがあるほか医療施設や商業施設が充実しているため、日々の買い物にも活用でき安心して暮らせる街といえるでしょう。