神奈川県横浜市泉区の保育士求人一覧

横浜市泉区には2021年10月時点で、保育所が27園、認定こども園が9園、小規模保育事業所が9園あります。2021年度の神奈川県全体の保育士有効求人倍率は3.03倍と、全国平均の2.94倍をやや上回っており、保育士さんの需要が高い状況にあるといえるでしょう。2020年4月のデータによると、泉区の待機児童数は前年度から引き続き0人と解消しています。しかし、泉区の保育施設では場所によって入所待ちの児童が発生している状態です。泉区では、引き続き待機児童解消に向けた対策として保育施設の整備を図り、今後も保育士さんの需要は伸びていくことが考えられるでしょう。

2020年度、神奈川県全体における保育士さんの月の平均給与は、男性が28万9100円、女性は26万7300円と、男女ともに全国平均を上回っています。泉区では保育人材の確保を目的として、「保育士等就労支援講座」を開催しています。この講座では、保育施設を見学しながら実際に働いている保育士さんから話を聞くことができるようです。参加すれば、泉区で働くイメージを描けるほか、保育園の情報などを得ることができるでしょう。また、泉区の保育施設への勤務が確定した潜在保育士さんは、神奈川県が行っている「保育士就職準備金貸付」制度を利用できます。この事業は、保育所等を離職した方や、養成施設の卒業から1年以上経過して、保育士登録を行っている方などを対象に就職に必要な準備のための費用を貸付けるものです。対象施設で2年間勤務を継続すれば、費用の返金が免除となります。このように泉区では、人材確保を促進するためのさまざまな事業を実施しており、保育士として働きやすい環境にあるといえるでしょう。

横浜市泉区では、積極的に子育て支援を実施しています。子育て支援拠点では、未就学児の子どものいる世帯を対象に、親子の交流の場を提供したり専任のスタッフによる子育て相談を実施したりしています。また泉区の小学6年生までの子どものいる世帯が利用できる「横浜子育てサポートシステム」もあります。これは、地域の中で子どもを預けたい人と預かる人が会員登録を行い、保育園等の送迎や習い事の付添いなどを有償で実施するものです。このように泉区では子育てに関するさまざまなサポートを実施しており、保育士資格を持った方が活躍できる場が多いエリアといえるかもしれませんね。

横浜市の南西部に位置している泉区は、区内に3つの河川が流れる水が豊かな街として知られています。交通アクセスとして、電車や路線バスが整備されています。特に路線バスはスマートフォンなどで運行情報を知ることができ、保育士さんも快適な通勤を行うための移動手段として活用できるかもしれません。また在来線を使うと横浜まで約20分、新宿まで約45分と都心部へのアクセスも便利な環境が整っているようです。泉区は市内でも有数の農業が盛んなエリアであることから直売所が点在するほか、8つの商店街やショッピングセンターがあり、日々の買い物に活用できるでしょう。