運動量の多い子どもたちが過ごす幼稚園や保育園の床。ダメージを受けやすい園の床だからこそ、日頃のメンテナンスが大切です。簡単にお手入れができて、子どもたちへの安全性もばっちり、ピカピカで美しい魔法のような床があったとしたら……?そんな魔法のような床を導入している保育園の園長先生にお話を聞きました。

■目次
毎日のお掃除に衛生管理……保育園や幼稚園の先生が忙しい理由
子どもたちと関わる時間以外にも、さまざまな日常業務を抱え、いつも忙しい保育園や幼稚園の先生たち。
たとえば、子どもたちが安全に過ごすためのアルコール除菌などの衛生管理。快適な空間を保つための年に数回のワックスがけ。新しい先生の採用活動や、入園を希望する保護者の見学対応など、その業務は多岐にわたります。
そんな忙しい保育園や幼稚園の先生たちの業務負担を軽くしてくれるうえに、子どもたちが快適に過ごせる魔法のような”床”がUVフロアコーティング「園児の床」です。
今回は実際に「園児の床」の施工を行った、西船みどり保育園の松﨑園長先生と、株式会社エコテック職人滝澤さんにお話をうかがいました。

西船みどり保育園松﨑園長(写真右)、株式会社エコテック職人滝澤さん(写真左)
導入後、みんなが快適に!?「UVフロアコーティング」のメリット
まず、UVフロアコーティングとは、どのようなものなのでしょうか?
滝澤さん「UV塗料を床に塗布することで、キズや薬剤、熱や日焼けなどから床を守るためのものです。湿気にも強いため、素足で歩いてもペタペタした不快感がなくドライな状態が保たれます。
床にワックスがけをしていると、細かなゴミがワックスに絡んでしまいますが、UVフロアコーティングをしているとワックスがけが不要なので、日々の掃除も効率的です」
松﨑園長「年に3回ほどワックスがけをしていて、それが職員の負担になっていると感じていたんです。
さらに、子どもたちは嘔吐やおもらしも日常茶飯事。水拭きをするとワックスが落ちてしまうため、その部分だけ塗り直すこともありました。
そんなときに、UVフロアコーティングのお話を聞いて、どんなものかと試しに何カ所かお願いしてみたところ、すごくよくて。園内を段階的に施工してもらうことに決めました」

ツヤ出しの目的を持つワックスに対し、UVフロアコーティングの目的は「床の保護」。机や椅子を引きずった跡や、日焼けによる退色などから床を守り、床の明るさや美観を保ちます。
日頃のお掃除がラクになることは、先生たちの業務負担の軽減に貢献します。採用時のアピールポイントにもなりそうです。
床との距離が近い子どもたちへの影響は?
簡単なお手入れで、美観を保てるUVフロアコーティング。けれど、保育園や幼稚園の主役は子どもたち。子どもたちへの影響はないのでしょうか?
松﨑園長「職員の負担が減ったことに加え、抗菌も嬉しいポイントです。特に乳児クラスの子どもは、ハイハイで移動したりと床との距離が近いため、ワックスがけをした床では不安。
ですが、抗菌コーティングがされている床なら、日々の掃除さえしっかりしていれば安心です」

「園児の床」:UVフロアコーティングは、フローリング表面がSIAA基準の抗菌・抗ウイルス加工(※1)となり、品質や安全性に適合した製品です。
※1 抗菌加工SIAA(ISO21072)(SIAAコード:JP0122523A0002S)
抗ウイルス加工SIAA(ISO21072)(SIAAコード:JP0612523X0001B)
*抗菌性能・抗ウイルス性能は、すべての細菌・ウイルスに効力を発現するものではありません。
*抗ウイルス加工および抗菌加工は病気の治療や予防を目的とするものではありません。
*SIAAの安全性基準に適合しています。
滝澤さん「濃度の高い次亜塩素酸やアルコール消毒をしても、コーティングが溶けだすことはありません。耐水性にも優れているため、食べこぼしももちろん水拭きできます。
施工が終わり次第、『抗菌加工済』のステッカーをお渡ししているため、見やすいところに貼っておけば、保護者の方々の安心材料になるかもしれませんね」
コーティングに使用する樹脂はF☆☆☆☆(ホルムアルデヒドの発散濃度を示した基準で、星4つが最上位規格を示す)を取得、食品衛生法・食品添加物等の各種規格基準にも適合していて、もしもハイハイする赤ちゃんが床を舐めてしまったとしても安心です。
さらに、歩きやすく転びにくいノンスリップ仕様で、滑って転ぶといったケガからも子どもを守ります。

ダメージを受けやすい園の床をコスパよく守る
大人に比べて運動量の多い子ども。たくさんの子どもたちが過ごす保育園や幼稚園の床の耐用年数は、通常の住宅フローリングの約10分の1ともいわれています。
松﨑園長「うちの園は上履きを履かずに裸足で過ごすのですが、子どもたちの足の裏に砂がついて床と擦れるんですよね。UVフロアコーティングをしていなければ、ボロボロになってもおかしくない。園庭から一番近いスペースの床は、特にダメージを受けていると思います」

滝澤さん「毎日、床にサンドペーパーをかけているような状態です(笑)。何もコーティングしていない状態だと、床材が削れ、ささくれで子どもたちがケガをしてしまう可能性もあります。
また、余りにも床が傷んでいると、UVフロアコーティングの施工が難しく、床板を変えるしかありません。
そうなると相当なコストがかかり、工期も長くなってしまいます。いくつかの保育園や幼稚園にうかがった中で『床を張り替えたいけれど、工期を確保できない……』という相談もありました」
松﨑園長「うちの園は、床暖が入っているので、それを剥がすとなるとかなり時間がかかるのではないでしょうか。初期費用はかかりますが、長い目で見ると、早めにフロアコーティングをしておいた方が割安なのかもしれません。
早ければ早いほど、よりキレイな状態の床をコーティングすることができますから。結果的に床が長持ちするんですよね」

傷みやすい保育園や幼稚園の床。子どもたちが安全に過ごすためにも、メンテナンスが必要ですが、費用の捻出に頭を抱える園長先生も多いかもしれません。
一般のワックスを塗った床の厚さが5μm(マイクロメートル)だとすると、「園児の床」の塗膜は30~60μm。この厚みが床を長持ちさせる秘訣であり、光沢のある床の秘密でした。
高い耐用性が自慢の「園児の床」は、メンテナンスコストを抑えながら、美観のある室内を保ち続けます。
滝澤さん「私たちは、床を剥がして変えるのではなく、今ある床を再生させることができればと考えているんです。
一度コーティングしても、毎日サンドペーパーをかけているような状態では、次第にコーティングが薄くなってきます。園の床は傷みやすいので、どうしても定期的なメンテナンスが必要になってくるんですね。
床材に達してささくれができ、子どもたちがケガをする前に、衛生的な保守ができるよう、先生たちには必要に応じてメンテナンスをご提案しています」

コーティングの施工から3年以上経過してもキレイが持続している(園内ホール)
松﨑園長「最初に施工していただいてから、何回かメンテナンスをお願いして、もう10年ほどのお付き合いになります。
一度、ささくれができそうな酷い状態になっていた場所があり、塗り直しをお願いしたところ『何とかしましょう』と請け負っていただき、キレイに仕上げていただきました。
キレイな床だと、汚れやダメージを受けている部分が気になってくるんですよね(笑)。パーテーションやおもちゃなどにも抗菌コートができると聞いて、費用と相談しながら、徐々にやっていけたらいいなと思います」

床だけでなく、階段や天井、壁など、空間をまるごと抗菌する「パーフェクトクリーンコート」プランもあるそう。
職人さんの確かな技術が光る、仕上がりに大満足!
数あるUVフロアコーティングの業者さんの中から、松﨑園長が「園児の床」を選んだ決め手は?
松﨑園長「クオリティの高さです。UVフロアコーティングの導入を考えたときに、比較検討のため、他の業者さんにもお願いしたのですが、あまり満足のいく仕上がりとは言い難かった。
ところが、エコテックさんの仕上がりはとてもキレイで。こんなにも違うものかと、滝澤さんのプロ意識の高さに感動したことを今でも覚えています。
休日の施工中、たまたま状況を見に来たときに、園にある点字ブロックの凸をひとつひとつ剥がして、コーティング液を塗ってから、またブロックをひとつずつ戻していたんです。そのときに『上から一度に塗るとクオリティが下がるので』とおっしゃっていて。
僕がたまたま目にしたから気付けましたが、仕上がりだけ見ていたら、そこまでの丁寧なプロ意識には気付けなかったかもしれません。細かなところまでキレイに仕上げようという意識の高さに信頼を寄せました」

滝澤さん「点字ブロックのある場所は、手で薬剤を塗ることもできますが、機械で施工したほうがキレイに仕上がりになります。
私は、園の床ひとつひとつを”作品”だと思って施工しているので、もしブロックを剥がさずに仕上げたとしたら心残りになってしまうんですよね(笑)」
施工は、特許取得のUV照射機を使って行われます。キレイな仕上がりを叶えるのは、スピード、高さが一定の自走式を採用しているため。
さらに、専門の研修プログラムを修了したプロフェッショナルが施工を担当するため、安心のクオリティが保証されます。

松﨑園長「それからもうひとつ、我々の業務に対しての理解が深い点もポイントです。
『この時間ここでお仕事があるなら、中断します』と我々の普段の業務に合わせて、工事を行なっていただけたのはありがたかったですね。
さらに、工事に入られる前に、机など全て細かく目印をつけたり、写真を撮ったりして、終わったあとはきちんと元通りになっているんです」

滝澤さん「だいたい休日に作業を行い、月曜日の朝から通常の保育ができる環境に整えます。コーティングの仕上がりはもちろん重要ですが、先生たちの日常業務に支障をきたさずに、工事を進めることも重要視しています。
基本的には施工した直後から部屋に入ることは可能ですが、換気の時間を置いていただいており、その時間も含めて、工事が終わるようにしています」
松﨑園長「我々のニーズに合わせて、保育園に寄り添って作業してくださる。信頼しているからこそ、またお願いしたくなるんですよね」
安心安全なピカピカの床で、みんな気持ちよく
滝澤さんをはじめとした職人さんたちの高度なスキルとホスピタリティーに松﨑園長も大満足。園児たちは、コーティングされたキレイな床で気持ちよさそうに過ごしていました。

「たくさんの子どもたちが過ごす環境」を前提にした保護やメンテナンスを行う業者さんが少ないなか、「園児の床」は保育園や幼稚園のニーズに沿った施工を行います。
美しく、快適に過ごせるUVフロアコーティングを、この機会に検討してみては?