「何を聞かれるんだろう」「どんな風に答えたら好印象かな…」など、面接前はいろいろなことが心配になりますよね。苦手意識を抱きがちな面接ですが、しっかりと準備すれば不安感を解消でき、自信を持って当日を迎えられるはずです。それでは、わたくし田中が好印象を与える保育士の面接対策をご紹介します!
■目次
周りと差がつく保育士の面接対策法をお教えします!
こんにちは!保育士バンク!の田中です。
就職・転職に向けて動いているみなさんのなかには、「どうやって履歴書をまとめたらよいか分からない」「いつも面接に落ちてしまう…」など悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
なかでも書類選考の次に待ち受けている面接は、採用担当者と直接話す機会なので緊張してしまうもの。しかし、しっかりと対策をしておけば落ち着いて臨めるようになります!
ちなみに、面接のスタイルが施設や運営主体によって異なることをご存じですか?
運営元が株式会社の場合、一般企業のように堅い雰囲気で実施されるケースが多い一方、社会福祉法人の場合ラフな雰囲気のなかで行われることも。なかには園見学のあとにそのまま面接をする園もあります。
このように面接の形式はさまざまなので、何を聞かれ、どのようなところを見られているのかをしっかりと把握しておくことが採用へのカギとなります。
そこで今回は、保育士の就職や転職に役立つ「面接対策」を徹底解説します!
ここを見られる!保育士の面接チェックポイント
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採用担当者は、面接で3つのポイントを見ています。
①求める人物像とマッチしているか
採用担当者は、面接で話した際の印象をもとに、自園の雰囲気や現職員の人柄と合うかどうかをチェックしています。
特に未経験者や新卒保育士さんの場合は、人柄が重視される傾向にあります。
実際、感じのよい受け答えをする方や柔らかい雰囲気の方は、採用につながっている印象ですね。
②過去の職歴や経歴
過去の職歴や年度途中での退職の有無も見られているポイントのひとつ。
どこの法人様も保育士さんには長く勤めてもらいたいと考えているので、これまでの転職回数や勤続年数などから、すぐに辞めないかどうかを見極めているんです。
過去には、転職を繰り返した方や一つの園での勤続期間が短い求職者さんが、採用に至らなかったケースもありました。
③年齢層や経験
年齢層や経験などもチェックされています。
採用担当者は、応募者の年齢から自園の職員と馴染めそうかを判断している場合があります。また、即戦力として活躍できるかを知るために経験値もチェックしています。
特にベテラン保育士さんだと、園を引っ張っていく存在になることが期待されているので、マネジメント経験の有無や過去に何歳児クラスを受け持ったのかなどが見られている印象ですね。
何を聞かれる?保育士のよくある質問
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保育士の面接でよく聞かれるのは、ズバリ以下の2つです!
- 志望動機
- 転職理由
保育士に限らず、志望動機と転職理由はマストで聞かれる項目です。
採用担当者は、多くの保育園があるなかでなぜ自分たちの園を選んだのかを知りたがっています。応募者の熱意や意欲をはかる意図があるため、その園だからこその理由を伝えましょう。
また、転職理由を聞くのは前職と同じような理由で自分たちの園を辞めないかを確認したいからです。
給料や人間関係など、保育士さんが転職を決める理由はさまざまですが、面接の場でそういった理由をストレートに伝えると、「不満があればすぐに辞めてしまうのでは」といった不安を抱かれてしまう可能性があるので注意しましょう。
他にも、自己PRや長所・短所のほか、「どんな保育士になりたいですか?」「自分だったらどんな保育園をつくりますか?」といった、保育に対する価値観を問うような質問をされることもあります。
落ち着いて面接に臨めるよう、あらかじめ聞かれそうな内容を想定して受け答えの練習をしておくのがおすすめです。
こんな受け答えはNG!保育士の面接で気を付けること
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面接では、質問への回答以外にも気を配るべきポイントがあります。
わたくし田中が、ここだけは押さえておいてほしいというポイントを挙げてみました!
面接の内容
質問に答える際は、マイナスな内容を言わないようにしましょう。
よくありがちなのが、転職理由を答える際に「前の園で人間関係のトラブルがあったから」「待遇がよくなかったから」など、ネガティブな要素を伝えてしまうケース。
採用担当者は後ろ向きな発言をする応募者に好印象を抱きにくいので、ポジティブな言葉に言い換えることを意識してみましょう。
一方で、引っ越しや転勤などのやむを得ない理由であればマイナスに受け取られることは少ないので、そのまま伝えても問題ありません。
当日のマナー
面接会場へは約束の時間の5分前、もしくは時間ぴったりに向かうのがベスト。
これは、保育園で面接をする場合保育をやっているので、早く訪問するとかえって迷惑になるからです。
かといって時間ギリギリに到着するのはNG。落ち着いて面接を受けられるよう時間に余裕を持って到着しておき、会場の周辺で時間をつぶすとよいですね。
応募書類
面接に持参する応募書類や封筒に気を配りましょう。
履歴書や職務経歴書はクリアファイルに挟んで封筒に入れ、折れ曲がりや汚れなどがないきれいな状態で渡すのがマナーです。
基本的なことかもしれませんが、そういった部分のビジネスマナーが身についていることでマイナスな評価をされにくくなります。
受け答え
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面接でははきはきと元気よく話し、明るい表情を心がけましょう。
昨今は、新型コロナウイルスの感染予防対策としてマスクが欠かせなくなっていますよね。
マスクをしていると、表情が読み取りづらかったり声が通りにくかったりします。これまでよりも大きな声で抑揚を持たせたり、目元の動きを意識したりして話しましょう。
また、話の内容とテンションを一致させるのもポイント。
過去に法人様より、求職者さんが子どもについて話しているのに楽しそうに見えず、「本当に子どもが好きなのかな?」と疑問を抱いたというお話がありました。
話し方を意識するだけで、採用担当者に与える印象はグッと変わります。前向きな雰囲気が伝わるように話してみてくださいね。
▼動画でチェック!
【保育士バンク!田中より】面接を控えるみなさんへ
保育士の面接で質問されるのは、主に「志望動機」と「転職理由」の2つです。
どちらも意欲の高さや就職・転職への熱意を見るために聞かれる質問なので、しっかりと伝え方のポイントを押さえておきましょう。
また、「前向きな言葉で」「元気よく」答えることを意識するだけで、採用担当者はあなたに好印象を抱きやすくなります。話す内容だけでなく、話し方や態度にも気を配ってみてくださいね。
私たち保育士バンク!はあなたの就職・転職をサポートいたします。
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