お正月になると、各家庭の玄関に飾る門松。今回は、折り紙でつくるお正月飾りの門松を紹介します。保育園や幼稚園のお正月製作に取り入れることで、お正月の文化に親しみを持ちながら作ることができるかもしれません。この製作には、細かく折る工程があるので、保育者がサポートしながら子どもたちといっしょに行うといいでしょう。
用意するもの
・折り紙(緑)
・賀正部分のパーツ
作り方(楽しめる年齢の目安:4歳くらい~)
1.折り紙を三角形に2回折って開きます。
2.(1)の折り目に向かって3回折ります。反対も同じように折りましょう。
3.(2)を開き、両側とも中央線から1つ外側の折り目から広げるように折ります。
4.(3)を裏にして、中央にできた帯を囲うように折ります。
5.内側に折りたたむように折ります。
6.中央線に沿って小さく内側に折ります。
7.下の部分を上に向かって1回折って開き、折り目の部分を左右外側に開きます。
8.(7)の状態から下の部分を上に向かって折り、袋の部分を左右に開きます。
9.開いた部分の上部の角を内側に折ります。
10.裏返して上の上部の左右の辺を折りたたみます。
11.裏返して、賀正の飾りをつけたらできあがりです。
製作のポイント
複雑な工程は保育者がサポートしながら折り進めてみよ
この製作には、折った部分を開く工程や表や裏に返して折る工程がいくつかあります。 そのため、子どもたちだけで折り進めると表の工程か裏の工程かわからなくなってしまったり、細かい工程に苦戦してしまうこともあるかもしれません。
そのようなときには、保育者が折り方の見本を見せながら、いっしょに折り進めるといいでしょう。
お正月飾りの門松について子どもたちに伝えてみよう
お正月に飾る門松には、「各家庭が新たな年を幸せに過ごせるようにお祈りする意味を込めて飾るものです。
そのため、お正月製作に門松を取り入れるときは、「みんなのお家が幸せに過ごせるように飾るものなんだよ」と伝えてみると、門松を製作するときに親しみが持ちやすくなるかもしれませんね。
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