夏といえば、七夕、プール遊び、夏祭り、盆踊り、夕涼み会など、わくわくするイベントが目白押しです!子どもも大人も楽しめるイベントが多い夏ですが、今回は夏に子どもと盛り上がる遊びを詳しく紹介します。保育活動にさまざまな遊びを取り入れて、子どもたちといっしょに夏の季節を感じてみてくださいね。
夏にぴったりなアイデアを知れば、保育園で楽しめること間違いなしです!ぜひ、参考にして下さい。
夏の行事の準備、これを押さえておけば間違いない!
〇磁石でゆらゆら魚釣り
画用紙で作った魚の頭にクリップを付けて、ビニールプールなどの中に並べて、磁石を付けた釣竿で釣る遊びです。
年長さんにお魚の絵を描いてもらったり、空き缶や空き瓶、長靴、流木など面白い物を加えても楽しいですよ♪
また、こっそりジバニャンやアンパンマンなどのキャラが紛れていたりするとより楽しく遊んでくれるかもしれません!
釣竿は小さな子には新聞紙で作った棒の先に磁石を付けた物を、大きな子には紐がゆらゆらする物にすれば安全に、簡単に遊ぶことができます。
◯乳児へおすすめ♪ボールころがし大会
2歳児くらいから楽しめるボーリング遊びです。
色紙やペンで飾った空の牛乳パックやペットボトルを並べます。
色んな大きさのボールを用意しても楽しいです。
転がすだけだから簡単と思いきや、意外と最後の1本を狙って倒すのは難しいもの!
力の入れ方や腕の振り方を覚えて行き、自然と身体の発達にも繋がります。
◯屋台ごっこの待ち時間におすすめ!じゃんけん大会
保育園の夏祭りといえば輪投げ、水鉄砲ゲーム、ヨーヨー釣り、ポップコーンやわたあめ、焼きそばといったさまざまな屋台が並んで、まるで本当のお祭りのように盛り上がる行事です。
お店に並んでる間も退屈しないイベントがあると子どもたちも喜びます♪
じゃんけんマンに勝ったらお菓子2つ、負けたら1つ、まだ飴など食べられない小さな子には赤ちゃんせんべいなどをプレゼントすると待ち時間の短縮にもなります♪
◯クライマックスに園庭で花火
園舎に子どもたちを集めて、園庭に市販品の花火をずらっと並べて箸から順番に点火して行きます。
必要な時は保護者のお父さんたちの力も借りましょう!!
業者のイベントの様な迫力は無くても、子どもたちは十分見とれて、喜んでくれます。
火薬を扱うので十分安全面に配慮した上で行いましょう!
七夕祭りを楽しもう
◯星のこんぺいとう
コロコロして、とっても可愛い星が簡単に作れます。
●材料
・折り紙…1~2㎝幅で、30~45㎝の長さの物を用意します。
キラキラした物を使うと綺麗です。
また1㎝幅に切ったり繋げたりする手間が省けるので、紙テープもおすすめです。
・のり
折り紙を1・2㎝幅に切り、のりで繋げて細長い紙を作ります。
セロハンテープを使うと繋げた部分が固くなってしまい、形が崩れてしまうので使わないようにしましょう。
端をひとつ結びにして星形の原型(ベース)を作ります。
この時、あまりきっちり折って紙をつぶさないようにしましょう。
端の余った紙は裏に折り込み、長い方をふんわりとさせながらベースに巻きつけて行きます。
全部巻きつけて余った端は、また同じようにベースの中に折り込みます。
まとまったら指で押して膨らませて行き、形を整えたら完成です♪
◯立体的なおほしさま
星の形は折って作ると少し難しいですが、切る方法なら1枚で簡単に作れます♪
●材料
・折り紙…1枚
・はさみ
裏を上にして、半分に折って長方形にします。
右側を三角に2回折って折り目を付けます。
折り目を中心に左下の角を合わせて折り返します。
右側を中心に合わせて折り、さらに後ろに折り返します。
上下を間違えないように確認したら、はさみで切ります。
切り離した小さい方を開き、軽く山折りをして形を整えれば、立体的な星の完成です!
切る時にはさみの角度を鋭角にする程、星の角がとがってシャープな形になります。
好きなお星さまを作ってみましょう♪
◯簡単&可愛い彦星と織姫♪
●材料
・彦星用の折り紙…1枚
・織姫用の折り紙…1枚
・顔を描くための黒ペン
花柄など柄物の紙を使うと着物っぽい雰囲気が出ます。
・彦星の折り方
裏を上にして三角に折り、折り目を付けて開きます。
向きを変えて、角を2㎝くらいの所で折ります。
全体を三角に折ったら裏返します。
そこから中央の折り目に沿って三角に折ります。
できたら反対側も同じように折り、顔を描きこんだら完成です。
・織姫の折り方
裏を上にして三角に折り、折り目を付けて開いて行きます。
向きを変えて、角を2㎝くらいの所で折ります。
全体を三角に折ったら裏返します。
右側の角を全体の3等分になるように折ります。
反対側もかぶせて折って行きます。
できたらバランスを見ながら折り返します。
表に返し、顔を描きこんだら完成です♪
寒天遊び
◯寒天遊びとは
「寒天遊び」とは食紅でカラフルに色を付けた寒天を使って、おままごとや型抜きを楽しむ遊びです。
子どもの体にも安全の素材でできているので安心して楽しめます!ぷるぷる、ひんやりした寒天の感触に癒されてみませんか♪
●材料
・粉末寒天
・食紅(赤、黄色、緑、青などお好みで)
・水
<道具>
・寒天を固める容器(ボウル、バット、お椀、ゼリーのカップ、牛乳パックなど)
・鍋
・おたま
基本の材料は寒天、水があればOKです!
子どもと一緒に買い物へ出かけて、好きな色の食紅を選んでも楽しいですね♪
●作り方
・まず寒天を固める容器に食紅を小さじ2分の1程入れておきます。
大まかでいいので、容器の大きさによって要れる量を調節しましょう。
・準備ができたら寒天を作って行きます。
パッケージに書いてある作り方通りでOKです!
<基本的な寒天の作り方>
500mlの水に粉末寒天1本を入れて、火にかけます。
かき混ぜながら溶かして行き、1・2分ほど沸騰させます。
吹きこぼれないように注意しましょう。
沸騰させたら火を止めて、そのまま食紅を入れた容器に流し入れます。
数時間程置いて冷やして固めれば完成です!
寒天は常温でも固まりますが、冷蔵庫で冷やしておけばひんやり感がぐっとUPするのでおすすめです♪
◯寒天遊びの楽しみ方
寒天遊び方は自由自在♪子どもとお話しながら楽しみましょう!
遊ぶ時はテーブルに新聞紙などを敷いておくと汚れにくく、片付けやすいです。
・まずは触ってみる!
寒天を容器から出して、素手で触ってみましょう。
ぷるぷる、ひんやりした感触がとっても気持ちいいです♪
両手に持ってにぎったり、ちぎったりしてみましょう!
もし、子どもが間違って口に入れてしまっても寒天なので安全です。
また味が無いので「まずい!」と分かるので、何度も口にする心配もありません。
・型抜きを使ってみる
100円ショップで売っているクッキーの型などを使って色んな形を作ってみましょう。
お星さまやお花、ハートなど、とっても綺麗に仕上がります♪
・おままごとをしてみる
おもちゃのおままごとセットや、要らなくなった食器を使って遊んでみましょう。
ご飯やデザートなど、寒天を使うことでより色んなものに見立てて楽しめるので子どもに喜んでもらえます!
◯子どもの体の感覚や脳の発達に役立つ
寒天の様な特徴的な感触を直に手で触れることは、子どもにとって大切な経験となります。
手で味わった感覚は脳に伝わり、記憶されて行きます。
いろいろな物の感触を小さいことから体験しておくと、新しい物を触る時に「これはこんな感触だ」という予測が付くようになります。
このように小さいうちから自分で予測して危険を避ける能力を養って行くことができます。
◯遊び終わったら生ごみとして片付ける
最後にお片付けの注意です。
寒天はそのまま水道には流さないようにしましょう。
常温では水に溶けにくいので、詰まる原因となりますので、生ごみとして処理しましょう。
また、寒天は食材の1つです。
子どもに海藻でできていることを教えてあげたり、食べ物に感謝する気持ちを伝えてあげましょう♪
夏を楽しもう
いかがでしたか?
夏を楽しめる遊びから夏にピッタリなレシピまでご紹介しました。
夏祭りや夏の行事にピッタリな遊びは子どもたちも喜びます。
夏にピッタリな遊びやレシピは、保育園、幼稚園でも楽しむことができますが、遊び方やレシピを保護者に伝え、家庭でも楽しんでもらうことができます。
子どもだけでなく、大人も楽しめるので、ぜひ試してみて下さい。