【2020年最新版】保育士が円満退職する方法。退職理由の伝え方や退職願の書き方など

保育士さんの中には、転職や結婚、出産を機に現在の園を離れる際、上手く理由を伝えて円満退職したいと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、どのように対応したらいいのか不安もあるかもしれません。今回は、保育士さんが円満退職する方法について、退職理由の伝え方や退職願の書き方とあわせて紹介します。


【2020年最新版】保育士の円満退職する方法。退職理由の伝え方や退職願の書き方など

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退職することを決めたら

転職や結婚、出産など、保育士さんが退職するのにはさまざまな理由がありますよね。退職することを決意したら、まずは現在勤めている園にその旨を伝えましょう。

 

ここでは、退職する意思や退職理由を伝えるにあたって大切なことを紹介します。

 

相談の時間をとってもらう

 

退職の話をどのように切り出したらいいのか難しいこともあるかもしれません。

しかしまずは直属の上司に、「ちょっとご相談があります」や「話す時間を頂けませんか?」などと声をかけて、時間の調整をお願いしましょう。

退職の話はデリケートな内容なので、誰かに聞かれることのないように個室を用意してもらうことが大切です。

 

また、相手が忙しい場合はあらかじめメールなどで相談の時間を確保する必要がありますが、話自体はメールや電話ではなく、直接話す方が好ましいでしょう。

 

半年~最低でも3カ月前までには伝える

 

一般企業であれば、転職する時期の1カ月前頃に話すのが一般的ですが、保育士さんの場合は3カ月~半年ほど前を目安に話すことがポイントになります。

 

保育士さんは、クラスの担任業務が区切りを迎える年度の変わり目に退職しようと考えることが多いでしょう。

多くの園では、年末にはクラス編成および担任編成が始まり、2月には来年度の受け持ちのクラスが決定しています。そのため、クラス編成の決定後に退職希望を伝えると、来年度の園の運営に大きな影響を及ぼしてしまうかもしれません。

 

年度途中でやむをえず離職するケースもありますが、その場合でも園が代替の保育士さんを採用したり後任の方への十分な引継ぎの時間を確保したりできるように、最低3カ月前にはきちんと退職の意志を伝えるといいでしょう。

 

年度末退職であれば10月~11月頃に園長先生や上司と話し合いをすることも円満退職につながるかもしれません。

 

このように、退職の意思を伝えるときにはなるべく早めに、そして直接話すことが大切です。次は、退職の意思をスムーズに伝えるためのポイントを見ていきましょう。

保育士さんが退職する意思を上手く伝えるポイント

現職を円満に退職するためには、「どのように話すか」や「話すタイミング」が重要となるでしょう。ここでは、上手に退職の意思を伝えるためのポイントを紹介します。

 

はじめに直属の上司(主任)などに話し、園長に伝えてもらう・直接話す

 

一般的なマナーとして、まずは直属の上司(保育園なら主任、もしくは副主任)に話します。

 

ただし、主任に「園長に話しておくよ」と言われたものの、園長先生に伝わっていないというすれ違いが起こってしまうこともあるかもしれないので、時間を空けずに園長先生にも直接話しましょう。

小規模な園や、業務上で主任との関わりが薄い場合には、園長先生に自ら話してもいいようです。

 

就業時間外に伝える

 

上司ときちんと話すためにも、子どものいない比較的時間に余裕がある就業時間外に話すことが大切です。

朝の時間帯は、登園する子どもたちを迎え入れる準備などがあるためやることも多く、職員がバタバタしているので避けるようにしましょう。

 

主任や園長先生と日程が合わない場合は、お互いの時間に余裕がありそうなところを見計らってきちんと時間を確保したうえで、話すことがポイントです。

 

退職理由を前向きに伝える

 

相談という形で時間を作ってもらったら、転職、結婚、出産、またはそれ以外の理由であるのかを明確にしてから退職理由を伝えましょう。

 

転職する場合には、「ここでの経験を活かして、更なるスキルアップを目指したい」といった、現職での経験を糧に成長を目指しているということが伝わるような、ポジティブな理由を話すことが大切です。

 

退職の意思を明確にする

 

転職するという理由を伝えた場合に、給与の引き上げや残業の削減など、職場環境の改善案を提案されて引き止められることもあるかもしれません。

その際には、退職するという意思をもう一度明確に示すことが大切です。

 

そのうえで、職場になるべく迷惑をかけずに退職したいと伝えたり、引継ぎをスムーズにこなすつもりであるという姿勢を見せたりするようにしましょう。

 

退職理由に嘘はつかない

 

退職の意思を伝えた際に、「どうして辞めたいのか」と理由を聞かれますよね。

保育士さんの退職理由は、給与面や人間関係であることもあるため、園長先生や上司にどのように伝えたらいいのか迷うこともあるかもしれません。

 

そのときに、ネガティブな理由をそのまま伝えるのではなく、前向きな言葉で伝えることが円満退職につながるコツと言えそうです。

 

ただし、「家庭の事情で」や「引っ越すことになったので」などと嘘の理由を伝えることは控えましょう。

嘘をつくことで後ろめたさが出てきてしまい、もやもやした状態で退職日を迎えることになるかもしれません。すっきりとした状態で円満退職できるようにするためにも、できるだけ本当の理由を伝えましょう。

保育士さんの退職に必要な書類は?

退職が決まった後、園によっては退職届などの書類の提出を求められることがあるようです。

退職のための書類には、

 

    • 退職願
    • 退職届
    • 辞職願(辞表)

 

以上の3つがあります。

名前は似ていますが職場や立場によって用途が異なるため、自分がどれを提出したらいいのか確認しましょう。

 

ここでは、退職願の書き方や提出するときのポイントを紹介します。

 

退職願や退職届、辞職願(辞表)の違い

 

退職願、退職届、辞職願には以下のような違いがあります。

 

  • 退職願:退職を会社に願い出るための書類
  • 退職届:退職が決まったあとに、会社に退職を届け出る書類
  • 辞職願:公務員や役職に就いている人が仕事を辞めるときに提出する書類

 

保育士さんが園に対して退職を願い出る場合に提出するのは退職願です。そして退職が決定したあとに提出するのが退職届となります。

保育士さんの場合は、勤めている保育園が公立か私立かによって提出する書類が変わってきます。

 

私立保育園または幼稚園に勤めている場合には「退職願」を提出し、公立の園に勤めている場合には「辞職願(辞表)」を提出します。

また、私立の園でも役職をもらっていた場合には、「辞職願(辞表)」で退職を届け出ることになります。

 

退職願の書き方

 

一般企業の場合は退職願の書式が決まっているようですが、保育士の場合は定形の書式がないことが多いようです。

ここでは、保育士さんが退職する際に提出する退職願の書き方について解説します。

用意するもの

退職願を書くにあたって必要な物は以下の3つです。

 

  • 用紙(B5サイズ)
  • 封筒
  • 黒のボールペン

 

用紙は市販の白無地のB5用紙が一般的です。黒ボールペンか万年筆を用いて、縦書きで記入しましょう。白地の縦長封筒の表の中央に「退職願」と書き、裏に部署名と名前を書きます。

退職願の書式

保育士の退職願に書く内容について、簡単な流れとあわせて紹介します。

 

【1】退職願と書いた表題から1行あけて、一番下に「私事」または「私儀」「私は」と書きます。
【2】次の行には退職する理由を記載します。
   ここには「一身上の都合により」と書くことがマナーです。
【3】退職理由を記載した次の行には退職する日付を記入します。
【4】1行あけて退職願を提出する日付を記入します。これは退職願を書いた日ではないので注意しましょう。
【5】次の行に所属している部署と氏名を署名し、氏名の下に押印します。
【6】さらに次の行に園の名前や会社名を正式名称で記入し、退職届を提出する相手の役職と氏名を記入します。このとき、自身の氏名よりも上の位置に書くようにしましょう。

 

退職願を出すタイミングは1カ月前を目安とする

 

「退職願」の提出時期は、各園の就業規則で定まっていますが、一般的には1カ月前が目安となるでしょう。

ただし、引継ぎ等によっては1カ月で辞められないこともあるかもしれないため、余裕をもって準備することが大切です。

 

特に保育士さんの場合、年度途中での退職は場合によっては拒否されてしまうこともあるでしょう。

 

年度替わりの退職を希望しても、報告が遅れてしまった場合には辞表を受け取ってもらえないこともあるかもしれないため、次年度の人事計画が行われる前が退職願を提出する最適なタイミングと言えそうです。

退職日を迎えるまでにするべきこと

上司に希望を伝え、保育園を退職することが決まってからは、他の職員の目線を気にしてしまったり、来年度の打ち合わせに参加することができなかったりと、気まずさを感じる場面もあるかもしれません。

 

ここでは、退職することが決まってから退職日を迎えるまでに心がけるべきことについて紹介します。

 

今の仕事を最後までやり抜く姿勢を見せる

 

退職が決まってからも、いつも通り保育を行うことが大切です。

「もうすぐ辞めてしまうから」と手を抜くことはせずに、最後まで自身が受け持っている仕事をやり抜きましょう。

 

最後までしっかりと働いている姿勢を示して職員に自身の真摯な態度が伝われば、結果として円満退職につながるかもしれません。

 

引継ぎは丁寧に行う

 

転職することで自身が担当していた業務を、別の保育士さんに引き継がなければなりません。

後任が決まっている場合は、退職までに効率よく、かつ漏れがないように計画的に引継ぎ作業に取り組みましょう。

 

責任のある役職を勤めていた場合には、引継ぎマニュアルなどを作成すると職員に丁寧な印象を持ってもらうことができそうです。

保護者の方への挨拶をする

 

保護者の方や園児にとっては、急に先生が辞めてしまうのは不安になるものでしょう。そのため、事前に保護者の方に退職する旨を伝えることが大切です。

 

最終日になってから退職することを伝えると不誠実な印象を与えてしまう恐れがあります。そのため、上司(主任、園長先生など)と相談したうえで保護者の方へ伝えるタイミングを決め、その時期になってから伝えるようにしましょう。

 

伝え方の例として、「〇月〇日をもって退職する運びとなりました。最後まで精一杯保育に努めますので、よろしくお願いいたします。」のように、お礼とともに保護者の方一人ひとりに挨拶をすることが大切です。

もし口頭で伝えられるタイミングがない場合には、連絡帳などにメッセージを書くといいかもしれません。

 

退職後の話はなるべく避ける

 

転職や結婚、出産などさまざまな理由によって退職するときには、新しい生活にワクワクすることもあるかもしれません。しかし、自ら退職後の話をすると、今の仕事に身が入っていないと思われてしまう可能性があるので注意が必要です。

 

また、自ら退職後の話題について触れないようにすることで、他の職員も最後まできちんと業務に取り組んでいるという印象を持ってくれるかもしれません。

保育士の退職方法やコツを押さえて、気持ちよく円満退職しよう

光を浴びている女性

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今回は、保育士さんが円満退職するための退職理由の上手な伝え方や退職方法、退職願の書き方などについて紹介しました。

 

タイミングに気を配りながら、早めに退職する意思を伝えて、現在の職場になるべく迷惑をかけない姿勢を示すことが大切です。また、後任の方にしっかりと引継ぎを行うことで、職員からの印象もよくなるでしょう。

 

転職や結婚、出産など退職を決める理由はそれぞれ異なるかもしれませんが、円満退職をするための方法や気を付けるポイントは共通しています。

今回紹介した保育士の円満退職のコツを参考にして、晴れやかな気持ちで新しいスタートを切れるといいですね。

 

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