保育園の七夕を盛り上げるゲーム9選!ねらいや天の川・星をモチーフにしたアイデア

保育園の七夕集会に面白いゲームを取り入れて、さらに行事を盛り上げてみましょう。普段の活動で行う宝探しやクイズなどの遊びに、天の川などの特徴的なモチーフを組み合わせれば、簡単に七夕らしいアイデアにアレンジすることができますよ。今回は、保育園で楽しめる七夕のゲームを、ねらいとあわせて紹介します。


お願いごとをする子ども

MIA Studio/shutterstock.com

 

保育園で七夕のゲームを行うねらい

日本で古くから親しまれている伝統的な行事、七夕。

保育園では、子どもたちが行事に親しみを持てるよう七夕にちなんだ手遊びや歌を楽しんだり、ゲームをしたりすることがあるかもしれません。

 

まずは、保育園で七夕のゲームをするねらいを見ていきましょう。

 

七夕への興味や関心を高める

 

一つ目のねらいとして、七夕行事への関心を高めることが挙げられるでしょう。

 

七夕にちなんだモチーフとして天の川や星、織姫や彦星などがありますが、そういった題材を取り入れながらゲームを楽しむことで、七夕に対して興味を持つようになるかもしれません。

 

ゲームを行う前に、導入として天の川や織姫と彦星の話などをして、子どもたちが行事への理解を深められるとよいですね。

 

七夕に親しみをもち、身体を動かして遊ぶ楽しさを知る

 

七夕にちなんだゲームを行うことで、季節の行事への関心を高めるだけでなく、身体を動かす楽しさやルールを守ることの大切さなどを知るというねらいもあるようです。

 

七夕のゲームを行う際は、言葉がけを工夫したりスムーズに進行するように環境設定をしたりして、子どもたちが楽しく活動に参加できるようにサポートできるとよいですね。

 

このようなねらいをふまえ、次からは保育園で実践できる七夕ゲームのアイデアを紹介します。

保育園で楽しむ七夕ゲーム①かけっこ

かけっこを楽しめる七夕ならではのゲームをまとめました。

 

天の川を飛びこえよう!

 

スズランテープで作った天の川を飛び越えて、星形の画用紙に向かって走るゲームです。

言葉がけの例

「7月7日は七夕といいます。七夕の季節になると、空に「天の川」といって星がたくさん見える川が見えるようになります。今日はみんなで天の川を飛び越えて「星」を持ってきてみよう!」

 

七夕や天の川について知らない子どももいるかもしれないので、わかりやすい言葉を使って声かけをしてみましょう。

遊び方

1.先生は紐にPEテープを結び、一つずつ割いてPEテープのカーテンを作ります。

2.人数分の星型の画用紙を用意し、コースの折り返し地点に置きます。

3.先生はスタート地点と折り返し地点の中間に立って、(1)の天の川を両端で持ちます。

4.子どもたちに3人程度で横1列に並んでもらい、先生の合図でスタートします。

5.子どもは途中の天の川を超えて折り返し地点に落ちている星を拾い、スタート地点に戻ってきます。

6.1レースのなかで最も早く戻ってくることができた子どもの勝ちです。

ポイント

天の川の高さは子どもの年齢に合わせて調整しましょう。

 

カラフルなものや大きさの異なる星の画用紙を用意し、「先生が指定したものを持ってくる」というアレンジルールを取り入れてみても面白そうですね。

 

笹の葉風船リレー

 

笹の葉の上に風船をのせて運ぶゲームです。七夕のモチーフである笹の葉を活用してリレーを楽しみましょう。

言葉がけの例

「7月7日は七夕といいます。七夕はみんなで笹の葉に願いを書いた短冊をつけてお願いする日なんだよ。この笹の葉を使ってみんなでかわいい星の風船を運んでみよう。」

 

笹の葉は神聖なものと考えられ、神様が宿ると言われていたようです。笹の葉がどのようなものか知らない子どももいるかもしれないので、絵本や図鑑などを見せて笹飾りへの興味を引き出せるとよいですね。

遊び方

1.先生は笹の葉の形に切った画用紙と、星型の風船を用意します。

2.スタート地点と折り返し地点を決め、折り返し地点にはコーンを置きます。

3.子どもをいくつかのチームに分け、2人1組のペアを作ります。

4.笹の葉の上に星の風船を乗せてスタートします。

5.風船を押さえずに落とさないように注意しながら運び、折り返し地点を回ってスタート地点に戻ります。

6.次のペアに笹の葉ごと風船を渡します。

7.(4)~(6)を繰り返し、最も早く全員がゴールしたチームの勝ちです。

ポイント

風船を運ぶ際は手で押さえない、落ちてしまったらその場で再スタートする、などのルールをゲーム前に子どもたちと確認しておきましょう。

 

ペアで取り組むリレーゲームなので、友だちと力をあわせたりチームを応援したりと、一体感をもって取り組めそうですね。

保育園で楽しむ七夕ゲーム②宝探し

七夕のモチーフである天の川や星を使った宝探しのゲームを紹介します。子どもたちがワクワクするようにキラキラした星を使って宝探しを楽しみましょう。

 

天の川の星を見つけて!

 

天の川に見立てたビニールシートを使い、シートの上に置いてあるさまざまな色の星を見つける宝探しのゲームです。

言葉がけの例

「7月7日は七夕といいます。空に光っているものを何と言うかわかるかな?「星」だよね。七夕の季節に星がたくさん光っている川を「天の川」といいます。みんなで、天の川で光るいろいろな色の『星』を見つけるゲームをしよう!」

 

七夕のモチーフである星を使ってゲームを楽しめるように、言葉がけを工夫してみてくださいね。

遊び方

1.先生は青色の大きなビニールシートと、星型に切ったカラフルな画用紙を用意します。

2.スタート地点とゴール地点を作り、コースの中間に天の川に見立てたビニールシートを敷いてカラフルな星を散りばめます。

3.子どもたちをいくつかのグループに分け、子どもに「〇番目の子は〇〇色の星を見つけてね!」と伝えておき、スタートします。

4.子どもは天の川から指定された色の星を探して拾い、ゴールします。

5.前に並んでいる子がゴールしたら次の順番の子がスタートして星を拾います。

6.(4)と(5)を繰り返してチーム全員が最も早くゴールできたチームの勝ちです。

ポイント

年齢に合わせて、星の色の数を減らすなど探しやすいように工夫するとよいかもしれません。

 

4歳児や5歳児には、スタート地点で星の色を伝える際に、「赤色・・・ではなく青色!」などのようにひっかけ問題を出してみるといっそう盛り上がりそうですね。

 

宝探しで星を探し出そう!

 

星を隠す人と探す人に分かれて楽しめる宝探しゲームです。

言葉がけの例

「7月7日の七夕は、夜に星空が広がります。保育園でも、みんなで光る星を使って宝探しをしてみよう。誰が星を見つけられるかな?」

 

七夕にちなんだ歌や手遊びを楽しんでからゲームを始めてもよいかもしれません。星が答えになるようなクイズを用意するなど、工夫してみてくださいね。

遊び方

1.先生は星型に切った折り紙を用意します。

2.室内で星を隠せる範囲を決め、ビニールテープなどで目印をつけます。

3.子どもを、星を隠すグループと探すグループの2つに分け、隠すグループの子は範囲内に星を隠します。

4.隠し終わった子どもは座り、星を探すグループの子どもが探し始めます。

5.見つけた子から順に座り、全員が見つけられたらグループを交代して遊びます。

ポイント

子どもたちの年齢や様子を見て、星を隠す範囲の広さを決めましょう。隠す範囲を決めて楽しむことで、ルールや時間を意識することにもつながるかもしれません。

 

制限時間内に見つけられずに悔しい思いをする子もいるかもしれないので、隠す役と探す役を交代して繰り返し楽しむとよいですね。

保育園で楽しむ七夕ゲーム③星、短冊釣りゲーム

短冊

sakura r/shutterstock.com

 

魚釣りをアレンジした七夕の星釣りゲームを紹介します。子どもたちが七夕に親しみをもてるように星や短冊を活用して釣りゲームを楽しみましょう。

 

天の川で星を釣ろう!

 

ビニールシートや画用紙などで天の川を作って、簡単に楽しめる星釣りゲームです。

言葉がけの例

「7月7日の七夕には夜空に星がたくさん広がっています。みんなで天の川の星を釣ってみよう!どんな星が釣れるか楽しみだね!」

 

魚釣りゲームに親しんでいる場合、「今日は、お魚はいないみたいだね。たくさんのきれいな星があるから、今日は星を釣ってみよう!」など、子どもたちが楽しみになるような言葉がけを考えてみましょう。

遊び方

1.先生は紐の先端に磁石がついた釣り竿と、磁石がついた星型の画用紙を作ります。

2.室内にビニールシートを敷き、磁石をつけた折り紙を散りばめます。

3.子どもたちはビニールシートの周りに座り、スタートの合図で星を釣ります。

4.制限時間内にたくさん星を釣れた子どもの勝ちです。

ポイント

星を釣った数を競うゲームですが、年齢が低い子どもと行う場合は数を競わずに釣りのみを楽しむのもよいかもしれません。

 

グループごとのチーム戦にして、全体で釣れた数を競うゲームにアレンジしても盛り上がりそうですね。

 

短冊を釣って願いを書こう

 

釣りゲームと製作遊びを組み合わせて楽しめる活動を紹介します。

言葉がけの例

「7月7日は七夕の日です。七夕の日には、みんなでお願いごとを『短冊』という紙に書いてお願いしましょう。短冊の紙は天の川にあるので、みんなで釣ってお願いを書こうね。」

 

「短冊には不思議な力があるから、みんなのお願いごとも叶うかもしれないよ」などと声をかければ、意欲的に活動に参加してくれるかもしれません。

遊び方

1.先生は紐をくくりつけた短冊と、先端に小さなS字フックをつけた釣り竿を用意します。

2.床にビニールシートを敷いて短冊を散りばめます。

3.子どもは釣り竿で短冊を釣りあげます。

4.釣れた子どもから机に移動し、お願いごとを書きます。

ポイント

釣りゲームと製作遊びを組み合わせたものなので、スムーズに進められるように「釣ったあとはお願いを書きに行こうね。」など子どもの様子を見ながら、個別に声をかけるとよいかもしれません。

 

まだひらがなを書けない年齢の子どもの場合は、保育士さんが変わりに書いてもよいですね。

保育園で楽しむ七夕ゲーム④フルーツバスケット

七夕のモチーフを活用したフルーツバスケットのゲームを紹介します。

 

七夕バスケット

 

天の川や星、笹の葉、織姫や彦星などを使ったフルーツバスケットをアレンジしたゲームです。

言葉がけの例

「みんなは織姫と彦星を知っているかな?7月7日は空にいる織姫と彦星が1年に1度、天の川で会える日です。みんなで七夕バスケットを楽しんで、織姫と彦星が会えるのをお祝いしよう。」

 

導入として、ゲームで使うアイテムを子どもたちと手作りすれば、ゲームへの期待感を膨らませられるかもしれませんね。

遊び方

1.織姫、彦星、星、笹の葉をテーマにしたメダルや被り物を用意します。

2.子どもの人数よりも1つ少ない椅子を用意し、内側を向けて円形に並べます。

3.子どもをランダムにグループ分けし、(1)のアイテムを身につけてもらいます。

4.鬼を1人決めて真ん中に立ち、鬼以外の子どもは椅子に座ります。

5.鬼がモチーフの名前を言ったら、そのグループの子どもは椅子を立って空いている席へ移動します。このとき、鬼もいっしょに移動します。

6.鬼が「七夕バスケット」と言ったときは全員で移動して椅子に座ります。

7.椅子に座れなかった子が次の鬼となります。

8.(5)~(7)を繰り返して遊びます。

ポイント

ルールは基本のフルーツバスケットと同じなので、やったことがある子どもであればスムーズに遊べるでしょう。

 

椅子を移動する際は子ども同士でぶつかりやすいので、周りをしっかりと見ることを伝えると安全に楽しめそうですね。

 

天の川の星バスケット

 

七夕のモチーフである星をメインにしたフルーツバスケットのゲームを紹介します。

言葉がけの例

「7月7日の七夕では、空に『天の川』と呼ばれる星の川が見られるんだって。天の川の中にはたくさんの星があるので、みんなできらきら光る星を使ってゲームをしてみよう。」

 

星は絵本や手遊び、歌などに登場することが多く、子どもたちが親しみをもちやすいモチーフかもしれません。「星を使ったゲームってなんだろう?」と子どもがワクワクするような言葉がけを考えてみましょう。

遊び方

1.先生は画用紙でカラフルな星を作り、首から下げられるようにリボンを通します。

2.子どもの人数よりも1つ少ない椅子を用意し、内側を向けて円形に並べます。

3.子どもをランダムにグループ分けし、星を首から下げてもらいます。

4.鬼を1人決めて真ん中に立ち、鬼以外の子どもは椅子に座ります。

5.鬼が星の色を言ったら、そのグループの子どもは椅子を立って空いている席へ移動します。このとき、鬼もいっしょに移動します。

6.鬼が「天の川バスケット」と言ったときは全員で移動して椅子に座ります。

7.椅子に座れなかった子が次の鬼となります。

8.(5)~(7)を繰り返して遊びます。

ポイント

子どもたちが自分は何色のグループなのかわかるように、スタート前に「赤色の人ー?」「黄色の人ー?」などと確認しておくとスムーズでしょう。

 

ホログラムシートなどを使って首から下げる星をキラキラの見た目にすれば、子どもたちの気分がさらに上がりそうですね。

保育園で楽しむ七夕ゲーム⑤クイズ

七夕の人形飾り

rumo777/shutterstock.com

 

七夕にまつわるお話をクイズにして楽しみましょう。

 

Q1.「七夕の日にお空にあらわれるものはなんだ?」

 

答え:「天の川」

 

Q2.「七夕の飾りをつける葉っぱの名前はなんだ?」

 

答え:「笹の葉」

 

Q3.「七夕の日にお願いごとを書く紙はなんという?」

 

答え:「短冊」

 

Q4.「七夕はいつ?」

 

答え:「7月7日」

 

Q5.「七夕に出てくる女の子と男の子の名前はなんだ?」

 

答え:「織姫と彦星」

 

クイズをする前に七夕伝説についてのお話をすれば、子どもたちが答えやすいでしょう。

 

年長クラスの子どもであれば、「織姫と彦星はなんのお仕事をしている人でしょうか?」など、少し難しいクイズに挑戦してみてもよいかもしれません。

 

以上の問題例を参考に、子どもの年齢にあわせて難易度を工夫するとよいですね。

保育園で七夕にちなんだゲームを楽しもう

今回は、保育園で楽しめる七夕のゲームを紹介しました。

 

保育園で七夕ゲームをするのには、行事への関心を高めることや身体を動かして遊ぶ楽しさを知るといったねらいがあるようです。

 

天の川や星など七夕らしいモチーフ活用して、かけっこや宝探し、クイズといった子どもたちが楽しめるゲームを用意してみましょう。ゲームのルールが難しそうな場合は、子どもの様子を見ながらアレンジするなど、適宜工夫するとよいかもしれません。

 

子どもたちが七夕のゲームを通して、友達とかかわる楽しさや身体を動かすよろこびを感じ、季節の行事に親しみがもてるとよいですね。

 

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