【採用担当者コラム】保育士不足解消に向けた取り組み。待遇改善や潜在保育士の復職支援など

近年、保育士不足が解消されず、人材の確保に向けた競争が激化しています。このような状況の中で人材の定着化や獲得を目指すためにも、待遇改善や潜在保育士の復職支援などを考え、働きやすい職場づくりに目を向ける必要があるでしょう。このコラムでは、保育士不足を解消するための5つの対策方法について紹介します。


保育士と子ども

maroke/shutterstock.com

 

 

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深刻化を続ける保育士不足の現状

保育士不足が解消されずに人材の確保に悩む採用担当者の方もいるかもしれません。

 

厚生労働省の資料によると、2020年7月の保育士の有効求人倍率は2.29倍となっており、全職種の平均の求人倍率は1.05倍であることから、高い水準で推移していることがわかります。

 

詳しい内容は以下の通りです。


令和2年保育士有効倍率

抜粋:保育士の有効求人倍率の推移(全国)/厚生労働省

 

前年度よりも有効倍率は0.39ポイント下落していますが、求人倍率が高いことから保育士さんの人材確保に向けた競争が過熱していることが考えられます。

 

このような状況を改善するためにも、保育士不足の解消に向けた取り組みに目を向けることも必要でしょう。

具体的に5つの対策方法について解説します。

 

出典::保育士の有効求人倍率の推移(全国)/厚生労働省

保育士不足の解消への取り組み①待遇改善

まず保育士不足が解消するためには、職員の待遇改善について取り組む必要があるかもしれません。

 

保育士さんは、保育活動以外にも連絡帳の記入や保育計画、行事の企画、運営など業務量が多く、子どもの命を預かるという責任のある仕事のため、職員一人ひとりに過度な負担がかかることが考えられます。

このような仕事量に対して、手取り12万~13万円で勤務している場合もあり、見合う給与がもらえずに待遇に不満を抱える保育士さんは多いかもしれません。

 

現状を打開するためにも、国としては保育士さんの給与を2019年度は約1%(月額約3000円程度)の昇給、役職に応じて最大4万円の処遇改善などを行っています。

しかし、国からの支給だけでなく、園独自で待遇改善に向けて取り組む必要があるでしょう。

 

例えば、保育施設の消耗品費の削減に向けてペーパーレス化の徹底や園児募集のために無料のSNSなどを活用し、広告費の削減などに取り組むと保育士さんの給与の昇給に役立てることができるかもしれません。

 

園の経費についてきちんと見直しを行い、無駄をなくすことで保育士さんの待遇改善に目を向けていきましょう。

 

出典:保育士確保/厚生労働省

 

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保育士不足の解消への取り組み②潜在保育士の復職支援

保育士不足の解消に向けて、潜在保育士の復職支援は重要でしょう。

 

潜在保育士とは、保育士の資格を保有しながらも就業をしていない方のことをいい、2015年には約76万人存在しているといわれています。

 

このような方々に向けて積極的に職場への復帰を後押しすることは、人材の確保にもつながるでしょう。

 

具体的に必要な取り組みについて紹介します。

 

体験会、研修会の開催

 

潜在保育士さんの中には、未経験やブランクがあることで復職に前向きになれない方もいるでしょう。

 

このような方々に向けて職場体験会や研修会などを積極的に開くとよいかもしれません。

 

保育園4、5ヶ所回る見学バスツアーや現役保育士さん向けの交流会などを主催している自治体もあるようです。

潜在保育士さんの中には、「子どもが好きだけれど、保育士としての仕事を全うできるか不安がある」という方もいるでしょう。

 

まずは復職の第一歩を支えられるように、体験会や研修会などを開いて安心して復職できるように支援の輪を広げていきましょう。

 

求人募集方法の工夫

 

求人募集を行う際に、潜在保育士さんに向けたキャッチコピーなどを記載すると、復職を後押しするきっかけになるかもしれません。

 

例えば、「保育士未経験でも大歓迎!ブランクがあってもサポートします!まずは職場見学に来てみませんか?」など、まずは一度職場に訪れてもらえるような文面を考えて求人票に掲載してみるとよさそうです。

 

また、SNSや自園のHPで子どもたちの情報などを保護者に共有する際に「保育士さんの人材を募集しています!ブランクのある方も未経験の方も歓迎いたしますので、お知り合いの方がいましたら気軽にご相談ください!」といった一文を添えることで紹介につながる可能性もあるでしょう。

保育士不足の解消への取り組み③労働時間の調整

保育士の仕事は「労働時間が長い」、「残業の多い」仕事だといわれています。

 

このようなイメージを払拭するためにも、きちんと労働時間の調整を行い、働きやすい職場環境作りを行うことが必要かもしれません。

 

具体的な取り組みについて見ていきましょう。

 

ICTシステムの導入

 

まず職員一人ひとりの勤務状況を把握するためにも、労働時間や残業時間について確認する必要があるでしょう。

 

その際にICTシステムの導入を検討するとよいかもしれません。

 

ICTシステムには職員の労務管理や児童の情報管理、保護者へのお知らせ機能などが備わっており、カードリーダーをタブレットにかざすだけで、自動的に出退勤を管理することができます。

このようなシステムを活用することで、集計作業も簡略化され、管理もしやすくなるでしょう。

 

勤務状況を把握したうえで、残業が多い場合は時間調整を行うなどして保育士さんの負担軽減に役立てるとよいかもしれません。

 

変形時間労働制の導入

 

変形時間労働制とは、1ヵ月月単位や年単位などで仕事量の状況に合わせて労働時間を調整できる制度です。

 

保育士さんの仕事は、行事が多い季節や指導案作成や保育計画に忙しい時期は残業となる場合も多いでしょう。

 

変形労働時間制を導入すると閑散期は、休日を多めに設定してしっかり休んでもらい、繁忙期はいつもより長く働いてもらうなど計画的に調整することができるようです。

園の勤務状況に合わせて、このような制度を活用すると労働時間の調整に役立つかもしれません。

 

出典:1ヵ月又は1年単位の変形労働時間制/厚生労働省

保育士不足の解消への取り組み④働きやすい職場づくり

保育士不足の解消に向けて、居心地のよい職場環境を作りあげることは重要でしょう。

 

保育士さんは職員同士で協力して保育を行う場面が多く、上手く連携がとれない場合に離職してしまうケースも少なくありません。

チームワークを高めるためにも食事会の開催や本音を語ることができる場を用意し、お互いの意見交換をできる場を設けるとよさそうです。

 

風通しの良い職場となるよう、職員同士が相談しやすい、お互いを励まし合えるような職場環境を作り上げることを大切にしましょう。

保育士不足の解消への取り組み⑤新人保育士に向けた手厚い育成

保育士の資格を取得し、就職しても早期退職してしまう保育士さんが多ければ、人材不足を防ぐことは難しいでしょう。

新人保育士さんがすぐに辞めてしまわないように手厚い育成を心がけることが重要かもしれません。

 

教育担当や教育計画を決めるだけでなく、職員の精神的ケアができるように園長先生や副園長先生が定期的に面談を行うなど工夫していきましょう。

また、教育担当業務を担う保育士さんの中には業務量が多く、新人の育成まで手が回らない場合もあるようです。

 

仕事量の見直しを行い、育成に専念できる環境の整備を行い、負担軽減についても考えていきましょう。

保育士不足の解消に向けて人材確保を目指そう

保育士不足の解消に向けて待遇改善や潜在保育士の復職支援など幅広い取り組みが重要となるでしょう。

 

また、自園に勤務する保育士さんの人材の定着化や求職者の応募増加を目指すためにも、職場環境の改善に目を向けることも大切かもしれません。

 

保育士さんが「ここで働いてよかった」、「この園で働いてみたい!」と思えるような働きやすい職場づくりを目指し、人材確保につなげていきましょう。

 

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