【保育士試験】独学で一発合格したい方必見!勉強時間や方法などの対策ガイド

保育士試験を受験する方のなかには、独学での一発合格を目指している方もいるかもしれません。いつから始めればよいのかや、勉強時間と方法などを知れば対策しやすくなりそうですね。今回は、保育士試験の難易度や合格率といった概要と、独学での対策について紹介します。また、勉強するときのポイントもまとめました。


パソコンで勉強している様子

aijiro/shutterstock.com

 

保育士試験の概要

一般的に難易度が高いと言われている保育士試験。資格取得のためには、通学講座や通信講座などで勉強する方法もありますが、独学で一発合格を目指したいという方もいるかもしれません。

 

独学は、ほかの勉強方法と比べてコストが抑えられることや自由なスケジュールを組めるといったメリットがあります。

 

独学での対策や勉強方法をお伝えする前に、まずは保育士試験の概要を簡単に説明します。

 

保育士試験の日程

 

保育士試験は、前期(春)と後期(秋)の年2回開催されます。

2021年の日程は以下になります。

 

  • 前期:2021年4月17日(土)※前期試験は既に終了しています
  • 後期:2021年10月23日(土)

 

最初に筆記試験(1次試験)が行われ、全科目合格すれば実技試験(2次試験)に進む流れです。

 

保育士試験の科目

 

筆記試験と実技試験における科目は以下の通りです。

筆記試験(1次試験)の科目

筆記試験は、以下の9科目が出題範囲となります。

 

  • 保育原理
  • 教育原理
  • 社会的養護
  • 子ども家庭福祉
  • 社会福祉
  • 保育の心理学
  • 子どもの保健
  • 子どもの食と栄養
  • 保育実習理論

 

各科目100点満点中60点以上(ただし「教育原理」と「社会的養護」はそれぞれ50点満点中30点以上)で合格となります。

実技試験(2次試験)

実技試験は、以下の3分野のなかから2分野を選択して試験を行います。

 

  • 音楽に関する技術
  • 造形に関する技術
  • 言語に関する技術

 

各分野50点満点中30点以上で合格となります。

 

保育士試験の合格率

 

厚生労働省の資料によると2019年の保育士試験の全体の合格率は約23%です。

過去の筆記試験の合格率の推移と比較しても大きな差はないため、例年20%前後が筆記試験の合格率の目安と言えるでしょう。

 

しかしながら合格率の低さからわかるように、難易度の高い試験と言えそうです。

対策に向けたポイントを押さえて、独学でも一発合格を目指していきましょう。

 

今回は、独学での対策や勉強方法について紹介します。

 

出典:保育士試験の実施状況(令和元年度)/厚生労働省

出典:保育士試験の概要/厚生労働省

出典:保育士の現状と主な取組/厚生労働省

保育士試験に独学で一発合格を目指すための対策

保育士試験に独学で一発合格するための対策の例を紹介します。

 

いつから勉強すればよいか考える

 

独学での一発合格を目指す人が気になるのは、どのくらいの勉強時間・期間が必要なのかということかもしれません。

 

以下の目安を参考に、いつから勉強を始めればよいか考えてみましょう。

勉強時間

独学で一発合格した方の勉強時間の目安は、合計90~150時間ほどのようです。

 

平日は1日1時間、週末は1日3時間など、ライフスタイルに合わせてどれくらい勉強時間を確保できそうか算出してみましょう。

勉強期間

目安の勉強時間を算出したら、期間を定めます。

 

勉強期間は、短すぎると勉強時間が十分にとれなかったり、長すぎるとせっかく勉強したことが抜けてしまうほか、継続しにくかったりするかもしれません。そのため、一発合格を目指す場合は2カ月~4カ月など短期間に集中して勉強するほうがよさそうです。

 

以上の目安を参考に、受験日程から逆算していつから勉強すればよいか確認しましょう。

 

試験までのスケジュールを組む

 

目安の勉強時間と期間が定まったら、自分なりのスケジュールを組んでみましょう。

 

以下は期間を2カ月~3カ月としたスケジュールの一例です。

 

  • 1週目:参考書を読み込んでインプットする期間。科目ごとの内容を理解する
  • 3週目:webで公開されている過去問や参考書の過去問を解く
  • 8週目:模擬問題集を使って実践に向けた対策を強化する
  • 10週目:総復習の期間。参考書と一問一答を使って最終チェックをする

 

このように、週ごとのスケジュールを組んで可視化すると進捗状況も確認しやすくなりそうです。

 

あわせて、「〇週目には、過去問で7割以上得点できるようにする」といった目標もあわせて設定すると、モチベーションにつながるかもしれませんね。

 

独学向けのテキストを選ぶ

 

保育士試験のテキストとして、独学向けのものも多く市販されています。

わかりやすいイラストつきや一問一答式、解説入りの過去問題集など、内容はさまざまのようです。自身の頭に入りやすいものはどれか、本屋さんなどで確認しながら選んでみましょう。

 

また、本のテキストだけではなく、電子書籍やスマホアプリ、音声形式のテキストもあるようです。

 

それぞれを上手に活用すれば、家事の合間や移動中などにも学習が進められるかもしれませんね。

 

自分に合った勉強方法で進める

 

勉強方法は、これが正しいというものはありません。以下の例のように、自身に合った方法を見つけて実践しましょう。

 

  • テキストを読みながらノートにまとめる
  • とにかく過去問を解き、解説を読んで覚える
  • アプリで一問一答をくり返して覚える

 

どのようなやり方が自身に合っているか探し、一発合格に向けて効率よく学びが深められるとよいですね。

 

集中して勉強するときは過去問のテキスト、隙間時間に勉強するときはスマホアプリ、というようにいくつかの方法をあわせて実践するのもよさそうです。

 

筆記とあわせて実技の対策もする

 

筆記試験が終わったら、結果が出る前に実技試験の対策を始めましょう。

 

筆記に合格できても実技をクリアできなければ保育士資格は取得できません。

実技試験の科目や課題についてはあらかじめ「全国保育士養成協議会」のHPで確認できるため、事前に概要を把握したり、どれがいいか選んだりしておくと対策がとりやすいかもしれませんね。

 

出典:一般社団法人保育士養成協議会

保育士試験に向けて独学で勉強するときのポイント

勉強している様子

tkyszk/shutterstock.com

 

最後に、保育士試験に向けて独学で勉強するときのポイントを紹介します。

 

毎日コツコツと続ける

 

独学で保育士試験の勉強をするときは、以下のようにできるだけ毎日時間を確保して、コツコツと進めることが大切です。

 

  • 仕事の日は最低でも30分勉強する
  • 休みの日は2時間以上勉強する
  • 移動中は音声で勉強する

 

保育士試験は、合格率の低さからわかるように、直前になって詰め込むだけでは一発合格できない難易度の高い試験と言えるかもしれません。

 

そのため上記のように、試験日までの勉強をルーティンにして勉強を進めることを心がけましょう。それにより、モチベーションの維持や目標管理がしやすくなるかもしれませんね。

 

アウトプットを重視する

 

保育士試験を独学で勉強するときは、インプットよりもアウトプットを重視しましょう。

 

例として、勉強時間が合計100時間の場合、知識を習得するインプットを30時間ほど、演習問題や過去問を解くアウトプットを70時間ほどといったイメージになります。

ただテキストを読み込むだけでなく、実際に問題を解くことで試験の問題パターンを覚えることができるかもしれません。

 

また、保育士試験の筆記は1科目60分のマークシート方式なので、当日を想定して実践演習をしておけば、どのくらいのスピードで解き進めればよいのかといったペースを掴めそうです。

 

アウトプットを重視することで、自身のインプットの深さも再確認できるかもしれませんね。演習と復習をくり返しながら、一発合格を目指して勉強を進めましょう。

しっかりと対策をして、独学で保育士試験の一発合格を目指そう

今回は、保育士試験を独学で一発合格したい方のための対策や勉強のポイントを紹介しました。

 

例年の合格率の低さから、難易度の高い試験と言えるかもしれません。しかし、自身に合ったテキストを選んだり、具体的なスケジュールを組んだりするなどの対策をとれば突破できる可能性がぐっと上がります。

 

今回紹介したポイントを参考に、自分なりの方法で勉強を進め、独学での一発合格を目指せるとよいですね。

 

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