鹿児島県南さつま市の保育士求人一覧

南さつま市には、2021年6月時点で認可保育園が9園、認定こども園が5園、小規模認可保育園が1園あります。2021年度、鹿児島県全体の保育士有効求人倍率は2.37倍と、全国平均の2.94倍をやや下回る数字です。2021年4月のデータによると、南さつま市の待機児童数は前年度の「0人」から「1人」に微増しているほか、近年、保育所においては定員を超えての受け入れ状態となっているようです。市は、受け入れ体制の確保に向けて、利用者のニーズをふまえた認定こども園の普及・促進を図っていく方針です。今後も保育士の需要が高まるエリアであることが考えられるでしょう。

2020年度、鹿児島県全体の保育士の月の平均給与は、男性が18万5300円、女性は22万7300円で、男女ともに全国平均を下回ります。鹿児島県では、保育士の就職支援を目的としたさまざまな事業を展開しているようです。たとえば、南さつま市で再就職をする潜在保育士さんは、県が行う「就職準備金貸付事業」を利用できます。この事業は、40万円以内の就職資金を無利子で貸付け、2年間継続して勤務した場合に返還を免除するものです。また、未就学児をもつ保育士さんが子どもを預けて働く際に、子どもにかかる保育料の半額を貸付ける事業も実施しています。このように、南さつま市では保育士さんが継続して勤務できるようサポート体制を整えていることがうかがえます。

南さつま市は、さまざまな子育て支援を行っている地域です。たとえば、出産祝金を交付する事業があります。祝金は、第1子と第2子には5万円、第3子以降には10万円を給付しています。また保護者が病気等で育児が困難になった場合に、宿泊を伴う子どもの一時預かりを行う「子育て短期支援事業」を実施。身近に頼る人や預ける場所がない保護者の負担を軽減するため、サポート体制を整えています。そのほかにも、市内には子育て支援センターや放課後児童クラブが設置されるなど、地域で子育てを支える環境が整っているようです。これらより、南さつま市は保育士さんの活躍の場が多いエリアといえるかもしれません。

鹿児島県、薩摩半島の南西部に位置する南さつま市は、東シナ海と緑豊かな山々に囲まれたエリアです。市内には雄大な景観が望めるスポットが多数あり、自然を身近に感じることのできる環境のようです。また、スキューバダイビングやトレッキングなど、海・山の自然を満喫できるアクティビティが数多くあるのも魅力でしょう。市内の移動には車をはじめ、各所を結ぶ路線バスが運行しているため不便を感じることは少ないかもしれません。また、最寄りの空港までを結ぶ連絡バスもあり、遠方へのおでかけも比較的スムーズでしょう。南さつま市は、子育て世代からシニア世代へ幅広い支援策を行い、住みよい街づくりに力を入れているようです。移住に対するサポート体制も整うため、安心して暮らせるエリアといえるかもしれません。