鳥取県境港市の保育士求人一覧

2021年12月時点のホームページによると、境港市には公立保育園が3園、私立保育園が7園、認定こども園が1園、小規模保育園が2園、企業主導型保育事業所が1園あります。2021年度、鳥取県全体の保育士有効求人倍率は2.42倍であり、全国平均の2.94倍を下回っています。2021年4月のデータによると、境港市では待機児童は発生していません。市では、待機児童0を維持するため保育量の確保に努めるとともに、0歳から就学前まで一貫した保育を提供できるよう取り組む姿勢を示しています。そのため境港市は、今後も保育士ニーズが高まる地域といえそうです。

2020年度、鳥取県全体における保育士の月の平均給与は、男性が20万7800円、女性が23万5100円であり、男女ともに全国平均を下回っています。境港市で再就職を目指す潜在保育士さんは、鳥取県が行う「保育士就職準備金貸付」制度を利用できます。これは、就職に必要な費用を無利子で貸付け、県内の保育所等で2年間勤務すれば返還を免除する制度です。また、これから保育現場で働き始める方を対象に、就職支援セミナーが開催されています。保育現場で必要となる知識や絵本の読み聞かせ等の実技を習得する機会を提供し、安心して就労に臨めるようサポートをしています。他にも、「保育士等キャリアアップ研修」を受講すれば、専門的な分野とマネジメント分野の研修を通して保育の専門知識が身につき、役職などへのステップアップを目指しやすくなるかもしれません。このような支援体制が整っていることから、境港市は保育士さんが働きやすい地域といえるでしょう。

境港市では、妊娠期から子育て期にわたって利用できる支援を推進しています。たとえば、新生児へのプレゼントとしてファーストシューズを贈呈。また、18歳までの子どもの医療費と未就学児のインフルエンザ予防接種の助成を行うなど、子育て家庭の経済負担軽減に取り組んでいます。市内2カ所の子育て支援センターには、乳幼児の親子が自由に集い遊べるスペースを設置。季節ごとのイベントや育児に関する相談にも応じ、保護者がリフレッシュできる環境を整えています。他にも、一時預かり、休日保育、病児・病後児保育などの保育サービスが整い、保護者が就労や急用の際に子どもを預けられる場所を充実させているようです。このように、地域で子育てを支える環境が整う境港市は、保育士さんが希望に合った職場選びをしやすいエリアといえそうです。

鳥取県の北西端に位置する境港市は、日本海に面した山陰を代表する港町。マグロやカニなどさまざまな魚介類が水揚げされ、市場や直売センター、食事処では新鮮な海の幸を堪能できるようです。有名な漫画家の出身地である境港市には、作品のキャラクターにまつわるスポットが数多くあるので、散策してみるのもよいでしょう。また、空港を有するため、休日には市内外で充実したレジャーを楽しめそうです。市内には在来線やバスが走り、隣接する米子市や対岸の半島へアクセスできます。生活環境は、日々の生活に欠かせないスーパーや大型ドラッグストアなど大小さまざまな買い物施設が揃い、総合病院をはじめ各種医療機関が点在するため、不便を感じることなく暮らせるエリアといえるでしょう。