【採用担当コラム】保育士を辞めたい6つの理由とは?離職を防ぐ方法

採用活動の中で人材の定着化を目指して、現場の保育士さんが仕事を辞めたい理由を把握したいという担当者の方もいるでしょう。厚生労働省の資料によると、職場の人間関係や労働条件や待遇などに不満を感じて退職してしまう方が多いようです。このコラムでは、保育士を辞めたい6つの理由や離職を防ぐ方法を詳しく解説します。


悩んでいる女性

metamorworks/shutterstock.com

 

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保育士を辞めたい理由とは?

採用が成功しても早期離職などで人材の定着に結びつかず、悩んでいる担当者の方もいるかもしれません。

 

保育士の仕事は、子どもたちの健全な育成をサポートする重要な役割としてやりがいを感じている方も多い一方、なぜ離職してしまうのでしょうか。

 

以下は、実際に厚生労働省の「過去に保育士として就業した者が退職した理由」をもとにした保育士を辞めた理由になります。


過去に保育士として就業した者が退職した理由

抜粋:保育士の現状と主な取組p24/厚生労働省

 

上記のグラフを見てみると、「職場の人間関係」を理由に退職された方が33.5%、続いて「給与が安い」29.2%、「仕事量が多い」27.7%、「労働時間が長い」24.9%という結果となりました。

 

職場の人間関係に思い悩み、辞めてしまう方が3割と最も多く、待遇や労働条件に不満を抱き、保育士を離職する方は8割にも及びます。

 

人材の定着化を目指すためにも、保育士を辞めたい理由をきちんと把握し、離職を防ぐ方法を考えていきましょう。

 

次からは、保育士を辞めたい6つの理由について、具体的に解説します。

 

出典:保育士の現状と主な取組p24/厚生労働省

保育士を辞めたい理由①職場の人間関係

保育士は子どもたちの保育活動を行う際に、職員同士で協力することが多い職種です。

 

園児の身の回りの援助外遊び中の見守り、行事の企画運営、園内の安全管理や衛生管理など幅広い活動の中で職員とコミュ二ケーションを取りながら進める必要があるでしょう。

 

しかし、お互いの保育観や価値観に違いがあった場合に、人間関係が悪化して信頼関係が築けない場合もあるようです。

 

少人数で保育活動している場合などは、こじれた関係を修復できないまま、保育活動を行わなければならずに悩みやストレスを抱え込む保育士さんも少なくありません。

 

子どもの前では辛い表情を見せないように明るく振舞わなければならないという想いを抱きながらも、精神的に疲弊してしまい、離職に至る方も多いようです。

保育士を辞めたい理由②給与が安い

保育士を辞めたい理由の一つに給与が安く、待遇に不満があることが挙げられます。

 

実際に一般の職種よりも、保育士の給与は本当に安いのでしょうか。

 

内閣府の2019年度幼稚園・保育所・認定こども園等の 経営実態調査集計結果<速報値>によると、正社員の保育士さんの平均年収(平均勤続年数が11.1年)は、約363万円前後であることが明らかとなりました。

 

この数値に比べ、一般的な女性の平均年収(平均勤続数が10.1年)は386万円であることから、保育士さんの給与が他の職種と比べて低いことがわかります。(2018年国税省調べ)

 

命を預かる仕事の責任量と業務量の負担を考えると、このような待遇の状況が改善されず、不満を抱く保育士さんは多いでしょう。

 

国としても処遇改善に向けて月額3000円程度の昇給などに取り組んでいますが、未だ給与が安いという理由から離職しまう方は少なくないようです。

 

出典:保育士確保/厚生労働

出典:教育・保育に関する報告・データベース

出典:民間給与実態統計調査結果/国税省

保育士を辞めたい理由③仕事量が多い

保育士の仕事は、保育活動以外にも保護者対応、連絡帳や保育日誌、おたより作成、行事の企画や運営、園内の衛生管理など業務量が多いものです。

 

勤務時間内に仕事が終わらずに自宅に持ち帰る方もいるため、プライベートの時間がもてないケースもあるかもしれません。

 

そのため、「ずっとこの仕事量はこなせない」「業務量が多く、辛い」という思いを抱き、現場を離れる保育士さんがいるでしょう。

 

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保育士を辞めたい理由③労働時間が長い

保育士は仕事量が多いことから、労働時間内で業務が終わらない場合もあるでしょう。

 

子どもたちが園にいる時間帯は保育活動を行いますが、事務作業などの仕事は夕方や夜に行うようです。

 

事務員がいない場合は職員のシフトを作成も保育士さんが担うなど、多種多様な業務を任されている可能性もあります。

 

その結果、「サービス残業」(残業代が支払われない)が増え、労働時間が長いことで保育士を離職してしまう方も少なくありません。

 

保育士を辞めたい理由④家庭との両立に不安がある

保育士は、「仕事量が多い」「労働時間が長い」職種であることから、妊娠や出産、結婚を機に現場を離れる方もいるでしょう。

 

離職して育児が落ち着いてから復帰しようと考える保育士さんもいるようですが、いざ復帰を考えると若い頃と同じような業務量をこなせるのか不安に感じ、違う職種に就いてしまう場合もあるかもしれません。

 

また、人手不足の園では、自身の子どもが体調不良になった場合に代わりの保育士さんが見つからずに出勤しなければならないケースもあるようです。

 

このような状況を考えると、仕事と家庭の両立ができずに辞めてしまう保育士さんがいるでしょう。

保育士を辞めたい理由④体力や気力が続かない

保育士は子どもの生活全般の援助や遊びの指導などを行うため、体力が必要な職種のひとつでしょう。

 

幼い子どもを抱っこしたり、追いかけたりすることで腰を痛めてしまう方もいるようです。

また、保護者からの相談や職員同士のコミュニケーションなど、細やかな気遣いを求められる場面も多いでしょう。

 

長期的に働くことを考えると「体力や気力が続く自信がない」という理由から離職してしまう方もいるようです。

保育士を辞めたい理由⑤保育士としての適性に不安がある

保育士として勤務してみると「子どもとの接し方が適切なのかわからない」、「保護者対応が上手くできない」など自身の保育士としての適性に対して、不安を感じる方もいるかもしれません。

 

経験を重ねることで徐々に自分の保育観や指導方法を確立していくものですが、特に経験が少ない新人保育士さんなどは上手く対処できずに、離職してしまう場合もあるようです。

保育士を辞めたい理由⑥保護者への対応が辛い

子どもの保育活動を行う際に、保護者との連携は保育士の大切な仕事でしょう。

 

はトラブルに発展するケースもあるようです。

 

職員同士で助け合う関係が構築されていれば相談することもできますが、職場の雰囲気が悪いと一人で抱え込む保育士さんもいるかもしれません。

 

その結果、「保護者対応に不安がある」、「保護者との信頼関係の築き方がわからない」という想いを頂き、現場を離れる場合もあるようです。

保育士の離職を防ぐ方法

首をかしげている女性

violetblue/shutterstock.com

 

職場の人間関係や労働環境への不満から保育士を辞めてしまう方がいますが、離職を防ぐためにはどのような対策が必要なのかを紹介します。

 

良好な人間関係を目指す

 

職員の精神的ケアの実施

保育士は子どもや保護者と深く関わることが大切な職種ではありますが、接し方に悩んだり、コミュ二ケーション不足を感じたりと精神的な負担が多い仕事でしょう。

 

職員同士の関係が上手くいかずに、悩みを抱える保育士さんもいるため、離職を防ぐためには、心のケアに目を向けることが大切かもしれません。

 

職員が悩みやストレスを抱えた場合に相談できる役割を配置したり、定期的に会議を開き、相談し合える環境を作ったりすることも重要でしょう。

 

また、職員のメンタルヘルスチェックなどを行い、保育士一人ひとりの心の状況を把握して早期のケアを行うことも必要かもしれません。

適材適所な人材配置

一般的に保育施設では、年度初めには担任や副担任、学年リーダーなどを決めてチーム体制を整備することが多いでしょう。

その際に保育士さん一人ひとりの個性や性格を考慮しながら、「適材適所」を意識した人材の配置を行うことが大切です。

 

保育士さん同士の価値観が合わずに協力関係が作れないと、離職を招く場合もあるでしょう。

 

職員同士が連携して保育活動に取り組めるように相性のよいチームを形成していきましょう。

 

労働環境の整備する

 

仕事の役割分担

保育士の仕事はクラス運営の他に、行事の企画・運営、備品管理、安全点検などさまざまな業務があるでしょう。

 

保育活動以外にどのような業務があるのかを項目化して平等に役割分担を行い、職員間で偏りがないように気をつけることで業務負担の軽減につながるかもしれません。

 

例えば、主任やリーダーは学年の統率役として新人教育や指導案チェックなど仕事量が多いことが考えられます。

業務量のバランスを考え、衛生管理は違う方が担うなど具体的に役割を分担して、仕事を分かち合う仕組みを作り上げることが大切かもしれません。

補助パートの追加

保育士は休憩時間がなく、労働時間が長いといわれている職種のため、補助パートなどを増やして業務負担の軽減に目を向けることは必要でしょう。

 

また、積極的にパート人員を増やすと、常勤の方が結婚や妊娠した場合もパートに移行して働き続けたいという意欲を高めることにもつながりそうです。

 

「10時から14時」、「14時から18時」など短時間勤務で雇用して、家庭と仕事を両立できる保育施設を目指すことも離職を防ぐために必要かもしれません。

 

保護者対応マニュアルを作成する

 

保護者とトラブルが起きた場合に、どのように対処するべきか迷いながら対応する保育士さんもいるでしょう。

 

保護者と連携が上手くいかないと仕事に支障をきたし、辞めてしまうケースもあるようです。

 

そのような事態に陥らないためにも、保護者への対応をマニュアル化して対処方法を共有することも重要になります。

 

トラブルがあった場合の報告や相談の仕方をあらかじめ把握しておくと、新人保育士さんなども心強いのではないでしょうか。

また、経験を重ねた先輩保育士さんから、保護者への対応方法を学ぶ勉強会を積極的に開き、情報交換の場をもつなど工夫するとよさそうです。

 

保育士さん一人が悩みを抱え込まないように、協力体制を整備するとよいでしょう。

保育士を辞めたい理由を知り、人材の定着化に取り組もう

保育士の離職を防ぐためには、客観的に自園の人間関係や勤務状況などを把握することは大切かもしれません。

 

特に人間関係は保育士さんの個性や性格が関係していることから、改善に時間がかかるかこともあるでしょう。

 

しかし、園の状況が改善されないまま、人員を確保しても早期離職につながる可能性があります。

 

保育士一人ひとりの「この仕事を辞めたい」という気持ちよりも「ずっとここで働いていたい」という気持ちが上回ることができるように、職場環境の改善に取り組んでいきましょう。

 

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