【4歳児向け】ゲーム遊び9選。保育のねらいや、ボールを使った集団で楽しむアイデア

友だちと集団で遊ぶようになる4歳児クラスで、ゲーム遊びを楽しんでみましょう。少し複雑なルールや勝ち負けのある遊びを楽しめるようになってくる時期なので、フルーツバスケットやコロコロドッジボールなどを取り入れてみるとよいかもしれません。今回は、4歳児が保育園で楽しめるゲーム遊びのアイデアを紹介します。


公園で遊ぶ子ども

yamasan0708/shutterstock.com

 

4歳児クラスでゲーム遊びを楽しもう

4歳児になると、周囲の人に関心をもち、自分と相手との違いを認識しはじめるでしょう。

同じ行動をとったり相手に合わせて動いたりと、遊びを通して友だちとの交流を深める時期かもしれません。

 

そんな4歳児クラスで行うゲーム遊びには、以下のねらいがあるようです。

 

  • ゲームのなかで同じ動きをすることを楽しむ
  • 友だちとかかわることを楽しみながら、自分の思いを表現して遊ぶ

 

好奇心旺盛な時期なので、集団遊びにも積極的にかかわっていく姿が見られるかもしれません。

 

ルールのあるゲームを通して、決まりに合わせて動くことや友だちを思いやることなど、社会性を身につけられるとよいですね。

 

また、自分の思い通りにならないことがあったときにぶつかることもあるかもしれません。

先生は、子ども同士の言葉のやり取りを促し、友だちへの理解を深め合えるような援助をするとよいでしょう。

4歳児向けのゲーム遊び:少人数で楽しむアイデア

ここでは、少人数で楽しめる4歳児向けのゲーム遊びを紹介します。

 

爆弾ゲーム

 

風船を爆弾に見立てて、少しヒヤヒヤするゲーム遊びをしてみましょう。

遊び方

1.先生は空気を入れた風船を用意します。

2.子どもは小さな円になって座り、代表の子どもが風船を持ちます。

3.先生はスタートの合図とともに音楽を流します。

4.風船を持っている子どもは、隣の子どもに風船を渡します。

5.風船を受け取った子どもは、また隣の子どもに渡します。

6.頃合いを見計らって先生が音楽を止めたときに、風船を持っていた子どもが負けとなります。

ポイント

音楽がいつ止まるかわからないというドキドキ感を楽しめるゲームです。

 

ルールはシンプルですが、盛り上がるうちに風船を投げてしまったり手を放してしまったりするかもしれません。遊ぶ前に「風船から手を離さずに渡す」という約束事をきちんと伝えておきましょう。

 

少し難易度を上げたアレンジルールとして、しりとりをしながら風船を回すのも盛り上がりそうですね。

 

おにぎりメモリーゲーム

 

 

このゲームは、トランプの神経衰弱をおにぎりバージョンにアレンジしたものです。

 

カードの枚数が少ないと子どもが位置を覚えて盛り上がりに欠けてしまうかもしれないので、多めに用意しておくようにしましょう。

 

遊ぶ前に製作をして、子どもに好きな具材をかいてもらうのもよいですね。

 

新聞紙バランスゲーム(再生時間0:27~0:48)

 

 

新聞紙を使って、簡単なバランスゲームを楽しみましょう。

子ども同士で、どれだけ長くバランスをとれるかトーナメント戦で競ってみると面白そうです。

 

ゲームをするときは、新聞紙を手の平に乗せ、指で掴んだり握ったりしないという約束事を伝えておきましょう。

 

フラフープ色探し

 

フラフープを使って、4歳児クラスで色探しゲームを楽しみましょう。

遊び方

1.先生はカラフルなフラフープを用意し、地面にランダムに並べます。

2.色のついたカードを5枚程度用意します。

3.先生はカードを1枚選び、子どもたちに見せながら色の名前を伝えます。

4.子どもたちは言われた色のフラフープの中に集まります。

5.間違えてしまった子どもは脱落となり、最後まで残っていた子どもが勝ちです。

ポイント

繰り返し楽しめるように、いろいろな色のフラフープを用意しておきましょう。

 

友だち同士で協力してフラフープに集まったり、「こっちだよ」などと教え合ったりする姿も見られるかもしれません。

 

ゲームを通して、子どもたちが社会性や協調性を身につけられるとよいですね。

4歳児向けのゲーム遊び:集団で楽しむアイデア

室内で遊ぶ子どもたち

maroke/shutterstock.com

 

ここでは、集団で楽しめる4歳児向けのゲーム遊びを紹介します。

 

ドンじゃんけん

 

戸外でも室内でも遊べるドンじゃんけんに挑戦してみましょう。

遊び方

1.子どもたちを2つのチームに分け、それぞれの陣地を作ります。

2.両チームの陣地を結ぶようにラインを引きます。

3.子どもたちは自分の陣地で縦1列に並びます。

4.先生の合図でそれぞれのチームの先頭の子どもがスタートし、ライン上を走ります。

5.合流したら、「ドーン」と言いながら両手をタッチし、「じゃんけんぽん」と言ってじゃんけんをします。

6.じゃんけんに負けた方はラインから外れ、自分の陣地に戻って最後尾に並びます。勝った方はそのままライン上を進みます。

7.負けたチームの次の子どもはすぐにスタートして、再び合流したらじゃんけんをします。

8.(5)~(8)を繰り返し、先に相手の陣地まで辿り着いたチームが勝ちです。

ポイント

じゃんけんのルールを理解し、遊べるようになった4歳児クラスで取り入れてみましょう。

 

負けたら道を譲ることや、前の子どもが負けてしまったらすぐにスタートすることなど、覚えなければならないルールがいくつかあります。

 

遊ぶ前に実演するなどして、子どもたちと遊びの流れを確認しておくと、スムーズに楽しめるかもしれません。

 

椅子取りゲーム

 

室内遊びの定番である椅子取りゲームを4歳児クラスで楽しみましょう。

遊び方

1.子どもの人数よりも少ない椅子を用意し、外側を向けて円形に並べます。

2.子どもたちは椅子の周りに立ち、先生がスタートの合図とともに音楽を流します。

3.音楽が流れている間、子どもたちは椅子の周りを歩きます。

4.音楽が止まったら自分の前にある椅子に座ります。

5.椅子に座れなかった子どもは、そこで脱落となりゲームを見学します。

6.再度椅子の数をいつか減らしてゲームをスタートします。

7.(2)~(6)を繰り返し、最後の1つに座ることができた子どもが勝ちです。

ポイント

椅子取りゲームは子どもたちが夢中になりやすいゲームなので、走ったり隣の子を押したりしないことを伝えましょう。

 

また、どちらが先に座ったのか判別がつかず、ケンカになってしまうこともあるかもしれません。先生は子どもたち自身で解決できるように見守り、解決しなさそうであれば仲立ちをするとよさそうです。

 

フルーツバスケット

 

少し複雑なルールも理解できるようになったら、フルーツバスケットに挑戦してみましょう。

遊び方

1.子どもたちを「ぶどう」「みかん」「りんご」などいくつかのフルーツのグループに分けます。

2.子どものなかから一人鬼を決め、人数より1つ少ない数の椅子を内側に向けて円形に並べます。

3.鬼は真ん中に立ち、フルーツの名前を言います。

4.自分のフルーツを言われた子どもは、別の椅子に移動します。このとき、鬼もいっしょに移動して椅子に座ります。

5.椅子に座れずに余った子どもが新しい鬼となり、フルーツの名前を言います。(鬼がフルーツバスケットと言ったときは、全員が移動します。)

6.(3)~(6)を繰り返して遊びます。

ポイント

フルーツバスケットは勝ち負けや終わりがないゲームなので、繰り返して遊ぶことができます。

 

しかし、だんだん飽きてくる子もでてくるかもしれないので、回数を決めて取り入れたり、子どもに新しいルールを考えてもらったりと工夫するとよいでしょう。

 

フルーツバスケットのアレンジには、なんでもバスケットや一度に2つのフルーツを呼ぶ遊び方などがあります。以下の記事も参考に、4歳児の子どもたちと楽しんでみてくださいね。



関連記事:フルーツバスケットのルールとは?基本的な遊び方や子ども向けの説明のしかた、アレンジ方法/保育士バンク!


コロコロドッジボール

 

ドッジボールを少しアレンジしたコロコロドッジボールを紹介します。

遊び方

1.丸や四角など、子どもが動ける範囲を決めます。

2.内野と外野の子どもを決め、内野の子どもは範囲の中に入ります。

3.外野の子どもがボールを持ち、先生のスタートの合図でボールを内野に向かって転がします。

4.内野の子どもはボールに当たらないように避けます。

5.ボールが当たった子どもは範囲の外に出て外野となります。

6.最終的に内野に残っていた子どもが勝ちです。

ポイント

ドッジボールとは異なり、ボールを投げないのがこのゲームのポイントです。

 

ボールは地面に転がすこと、下から投げることなどを約束事として伝え、子どもたちと確認しておきましょう。

 

また、「自分が転がしたい」と子ども同士でボールの取り合いになることもあるかもしれません。

最初にボールを持った子どもが投げるのか、1人ずつ順番にするのかなど、あらかじめ決めておくとよいですね。

 

震源地ゲーム

 

道具いらずで集団で楽しめる震源地ゲームに挑戦してみましょう。

遊び方

1.子どものなかから鬼を1人決めます。

2.鬼以外の子どもは、鬼に聞こえないように「震源地役」を決めます。

3.子どもたちが輪になり、鬼は真ん中に立ちます。

4.先生がスタートの合図をしたら、震源地役の子どもは鬼にばれないようにいろいろな動きをします。

5.周りの子どもは、鬼にばれないように震源地役の子どもの動きを真似します。

6.鬼が、誰が震源地役をやっているのかを当てることができたら鬼を交代し、(2)からの流れを繰り返します。

ポイント

震源地役の子どもは、鬼の目を盗んで動きを変える必要があるので、ドキドキ感を楽しめるでしょう。

 

震源地役以外の子どもは動きを真似しなければならないので、ゲームを通して周りに合わせる協調性が育まれるかもしれません。

 

なかなか見破ることができないとゲームが盛り上がらないかもしれないので、時間を決めて鬼と震源地役を交代してもよいですね。

4歳児クラスでゲーム遊びをするときのポイント

保育園の4歳児クラスでゲーム遊びをするときに配慮したいポイントを紹介します。

 

周りに注意することを伝える

 

4歳児は、いろいろなことに対して好奇心を働かせ、熱中しやすくなる時期のようです。

 

そのため、ゲーム遊びのなかでも集中しすぎて周りが見えなくなってしまうこともあるかもしれません。子ども同士でぶつかる、転ぶなどの危険がないように遊ぶ前に周りをしっかり見ることを伝えましょう。

 

また、遊んでいる最中に危なくなりそうな場面があれば、適宜声をかけて子どもに注意することを促すのも大切です。

 

友だち同士で言葉のやり取りができる環境にする

 

4歳児は周りの友だちに自らかかわっていき、集団での遊びを楽しむようになる時期でしょう。

 

子どもが自分の思いを伝え、相手の気持ちを聞く姿勢を持てるように、「ルールを教え合う」「いっしょに相談して考える」など、言葉のやり取りができるような環境を作るとよいかもしれません。

 

また、トラブルが起きた際にも先生がすぐに介入するのではなく、子どもが話し合ってお互いへの思いやりの気持ちを育めるように配慮することも大切になるでしょう。

4歳児クラスの保育活動にゲーム遊びを取り入れよう

今回は、4歳児向けのゲーム遊びのアイデアやねらい、遊ぶときのポイントなどを紹介しました。

 

4歳児クラスのゲーム遊びには、友だちとのかかわりを楽しみながら、自分の思いを表現するといったねらいがあります。

 

友だちや周囲と同じ動きを取ろうとする姿が見られる時期なので、フルーツバスケットや椅子取りゲームなどの集団遊びを取り入れれば、社会性を育むことにつながるかもしれません。

 

一方で、自主性や自我が大きくなる時期でもあるので、遊びのなかでトラブルに発展することもあるでしょう。先生は子どもの気持ちを尊重しながらも、言葉を交わせる環境を作ってお互いを理解し合えるように援助するとよいですね。

 

心が大きく育つ4歳児の時期に、少人数や集団で楽しめるゲーム遊びを取り入れてみましょう。

 

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