【お誕生日会でも大活躍!ペープサートを作ってみよう】
新しい年が始まりましたね。
いつも大忙しの保育士さんもゆったりとした楽しいお正月を迎えられたでしょうか?
園児たちも久しぶりの保育園に緊張している子や、新年のご挨拶を元気にする子もいるでしょう。
お正月休みのお話をしながら新たな年も楽しい保育の時間をお子さん達に過ごしてほしいですね。
2017年、お子さんだけでなく保育士さんも多くの成長をし素晴らしい1年になることを願っています。
12ヵ月の中でさまざまな行事がありますが、毎月欠かせない大きな行事が”お誕生日会”です。
年に12回、毎回違った演出をするのは大変なこと。
お決まり出し物でも子どもたちは大喜びしてくれるとは思いますが、今回は”お誕生日会”でも大活躍の『ペープサート』をご紹介します。
■ペープサートとは?
『ペープサート』を知っている保育士さんも多いかもしれませんが、ペープサートとは”紙人形劇”のことを言います。始まりは江戸時代で、写し絵がもとになって生まれたそうです。
日本で生まれたというのは意外ですよね。
いつの時代もお子さんや保育士さんに親しまれてきたものだったのです。
動物や人物を描いた紙の裏に棒を付けて動かしながら演じます。
動物や物に動きがつくため、お子さんも”ハラハラ””ドキドキ”、子どもたちは声を出しながら楽しめます。
目の前のキャラクター達が動くことによって、飽き症だった子も釘づけになります。
子どもたちの表情やリアクションによって内容を変えてみたり、お話しを中断して意見を聞いたり、楽しみ方もそれぞれ。
裏表使えるので、同じキャラクターの表情を変えて物語の内容とともに使い分けしてあげると、子どもたちにも感情移入しやすく親しみも沸きやすいのです。
器用ではなくても簡単に短時間で材料も少なく作れるという点も人気の秘訣です。
大忙しの保育士さんもこれなら挑戦できますね!
■楽しんでもらうポイントとは?
紙芝居とは違い、動きがある為分かりやすくはありますが、物語に集中しすぎてどのキャラクターがお話しているのか子どもたちが分からなければいけません。
キャラクターを小刻みに動かしたり、工夫をして様子を伝えてあげましょう。
「うれしい」「かなしい」という感情の変化があった時には、裏表違う表情を書いたものを、素早くひっくり返したり、動きを大きくしたりして表現してあげてくださいね。
園のみんなで楽しむときは、年齢を問わない物語を選んであげることも重要です。
「もりのくまさん」や、「犬のおまわりさん」など歌で親しみのある物語を選んでもいいですね。
難易度は上がるかもしれませんが、保育士さん自身でお話を考えて作っても喜ばれるでしょう。
裏側を動物やキャラクターの形に塗りつぶし、「これだ~れだ?」とクイズ形式にするのもオススメします。
工夫次第でさまざまな楽しみ方ができそうですね。
■作り方とは?
~材料~・画用紙・色鉛筆(マジック)・割りばし・マジック・テープ・ハサミ・のり
(1)画用紙に動物やキャラクターなどを2枚ずつ書きます。 (キャラクターの表情は正反対の表情にしましょう)
(2)書いた物の一回り大きめにハサミで切ります。
(3)画用紙に割りばしをテープで貼ります。(割りばしの太い方を下にしましょう)(4)1枚目と2枚目の裏側をのりで貼る。
でき上がりです。
簡単です。
子ども達と一緒につくったりしても楽しめますね。
長く愛されているペープサート、ぜひ挑戦してみて下さいね♪