保育士採用に求人広告を利用する場合、どの媒体が効果的なのでしょうか。「保育士さんによく使われている」「掲載情報が豊富」などそれぞれの特長を活かして活用することが採用成功につながります。今回はハローワークや求人サイトといった求人広告の種類を紹介します。媒体別にメリット・デメリットをまとめたので参考にしてみてくださいね。
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■目次
保育士採用に求人広告を活用するメリットは?
保育士さんの募集を考えたとき、オーソドックスな採用手法として求人広告が最初に思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。
中長期的に広く募集をかけるのに向いている求人広告には以下のメリットがあります。
多くの人に求人情報を届けられる
多くの方の目にふれる求人広告は 母集団の形成に効果的です。
採用を行うには、まず園の存在と募集状況を知ってもらう必要があるので、多数の方に向けて広く情報発信をできることは強みになります。
そのため、掲載先を選ぶときは利用者の多い媒体を選ぶことが大切になるでしょう。
潜在層へ向けたアピールができる
求人広告は、今すぐ転職を考えている人だけでなく
まだ転職活動はしていないが、少し気になっている
という 潜在層と呼ばれる人にも園の情報を見てもらえるチャンスが生まれます。
そうした潜在層の保育士さんたちが、ゆくゆく転職を考えたときに「以前求人広告で見た園に応募してみようかな」と思い出してくれる可能性もありますね。
採用人数が増えるほどお得になる
求人を掲載するときに料金を支払う「掲載課金型」の媒体では、採用人数が増えるほど保育士さん一人の採用単価が減りコストを抑えることができます。
ただしWEB上の求人サイトで取り入れられることの多い「応募課金型」「採用課金型」といった一部の料金形態では、複数名採用してもコスト削減が見込めないことに注意が必要です。
利用する媒体がどんな料金プランを設けているかの確認は必須ですね。
保育士採用の求人広告媒体にはどんな種類がある?
保育士さんの採用に使える代表的な求人広告の媒体は、以下の通りです。
- 求人情報誌
- チラシ・ポスター
- 求人サイト
- ハローワーク
- SNS
近年ではインターネットの普及により、求人サイトやSNSなどオンラインで掲載できる求人広告の需要が高まっているようです。
それぞれの特徴や保育士採用に利用するメリットを見ていきましょう。
求人情報誌
求人情報誌はよく使われる募集方法の一つ。また、新聞やフリーペーパーといった媒体にも求人広告を掲載できます。
中には「保育士さん特集」など専門職の特集ページが設けられている求人情報誌もあるようです。
従来よりも取扱数は減少傾向にありますが、気軽に手に取ることができるためこうした紙媒体の求人広告を見て応募する保育士さんは少なくないでしょう。
メリット
求人情報誌は駅やコンビニといった身近な場所で配布されるため、 近隣に住む保育士さんの目に留まりやすく、応募の増加も期待できるでしょう。
園の通勤可能圏内に配布される媒体を利用することで、効率的に募集をかけられそうですね。
デメリット
求人情報誌は掲載の申し込みから原稿の制作・各エリアへの配布までに時間を要するので、急募には向かないかもしれません。
また、原稿を提出後に修正することは基本的に不可能となるため、途中で募集要項を変えたりキャッチコピーを差し替えたりといった対応は難しいことを念頭に置いておきましょう。
チラシ・ポスター
チラシを近隣のエリアで配布したり、ポスターを掲示したりする方法もあります。
チラシの場合、新聞やフリーペーパーと共に配布される 折り込みチラシや ポスティングを活用することが多いでしょう。ポスターであれば、自治体の掲示板や近隣の商業施設といった場所に依頼して貼ってもらうケースが挙げられますね。
メリット
特定のエリアにお住まいの方に求人情報を届けることができるので、通勤可能な保育士さんを探しやすい点がメリットです。
また、多くの人の目にふれるものであるため、応募発生のチャンスも増えると言えるでしょう。
デメリット
チラシやポスターを制作するには、自分で紙面のデザインを作る、もしくは制作会社に依頼をする必要があります。
依頼から配布・掲示まで時間や手間がかかってしまうのをデメリットに感じる方もいるかもしれません。
ハローワーク
ハローワークは、厚生労働省が管理する職業紹介事業のひとつです。
各地域に存在し、ハローワーク内に設置された求人検索端末や運用WEBサイトに求人広告を掲載することができます。
また現在ではオンラインでの求人申し込みができたり、求人に掲載できる情報量が増えたりと、以前よりも利用しやすくなったようです。
メリット
ハローワークを活用する最大のメリットは、無料で求人広告を出せることにあります。
採用コストを抑えたい事業者にとってはありがたいですよね。
また、リニューアル化で求人広告の掲載情報量が増え、自園の求める人物像を求職者に対してより具体的に伝えられるようになったこともメリットの一つでしょう。
デメリット
ハローワークへの掲載企業は管轄の地域限定という点から、地域の求職者は集まりやすいものの、求職者が少ない地域だと採用に苦戦する可能性があります。
また、掲載できる情報が他の求人サイトなどよりかは簡素なのも懸念の一つ。特に、ネットが身近な若手の求職者はハローワークでの募集は向いていないかもしれません。
ハローワークと並行して、求人サイトでも募集を進めると確実と言えますね。
求人サイト
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求人情報サイトは、インターネットを活用してオンライン上に求人広告を掲載することができるサービスです。
保育士の正社員を募集するサイトもあれば、主婦向けの求人サイトなどさまざまな種類があります。
料金は無料・有料と違いがあるので、きちんと確認するとよいでしょう。
求人広告の依頼はオンライン上でやり取りを行うことが多く、紙媒体よりもスピーディーに掲載できるというメリットがあるようです。
メリット
求人情報サイトは 時間や場所に関係なく閲覧できることから、多くの応募が期待できます。
また、求人広告の内容はオンライン上で変更できるため、雇用形態や勤務時間を簡単に修正・反映できるというメリットもあるようです。
「○○駅周辺の保育園」「週1日から勤務可能」など絞り込み検索機能が設けられているサイトもあるため、求める人材からの応募も発生しやすいでしょう。
デメリット
基本的に掲載費用が発生することになるので、採用コストを抑えたい方にとってはデメリットかもしれません。媒体によって料金形態が異なるため、確認して比較しましょう。
一般向けの求人サイトに掲載した場合、保育士さん以外の方も利用しているためなかなか採用に至らないケースも。利用者層に有資格者の多い「業界専門型」のサイトを使うことが、即戦力に出会うためのポイントです。
保育士バンク!は 保育業界に特化した専門型の求人サイトです。保育士さん・幼稚園の先生の利用者が多く、採用につながりやすいのが特徴です。
貴園のご要望・予算に合わせてご案内させていただきますので、ぜひこちらからチェックしてみてくださいね。
保育士採用にはWEB求人サイトが有効!その理由は?
求人広告にはさまざまな媒体が存在しますが、昨今においてはWEB上で閲覧できる 求人サイトの活用による採用効果が期待できます。
それには3つの理由があります。
ネットで情報収集をする人が増えているから
総務省が出しているネットの平均利用時間の推移を見ると、2017年には100.4分だったのに対し、2021年には176.8分にも増加しています。
このように、ネットを使う時間が増えているからこそ、オンラインでの情報発信に力を入れていくことが差別化のポイントになります。
いつでも応募を受け付けられるから
いつでも、どこでも気軽に応募ができる求人サイトだからこそ、応募が集まりやすいことが期待できます。
保育士バンク!による応募発生時間の調査結果では、日中よりも「18時以降~」、特に「21時、22時あたり」に応募が増える傾向にあります。
このような利便性があるからこそ、応募を取り逃さないのがWEB求人サイトのメリットと言えます。
転職潜在層にもアプローチできるから
ハローワークや求人誌は「今すぐ転職したい」と考えている顕在層にしかアプローチできないという弱みがあります。
日常的な情報収集ツールとして使われているインターネットだからこそ、「いい求人があれば転職しようかな」「とりあえず求人を見てみる」という潜在層にもアプローチをかけることができるのです。
保育業界専門「保育士バンク!」求人広告掲載サービスをご紹介!
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保育士バンク!は、月間100万人以上(※2022年8月時点)が訪問する、保育業界専門の求人サイトです。
保育士さんや幼稚園の先生が多く集まるため、経験者や有資格者の採用に強いのが特徴です。
保育施設の募集活動にお役立ていただけるポイントを紹介します。
求人原稿は専任スタッフが作成
求人原稿はヒアリングした内容をもとに専任のスタッフが作成するので手間いらずです。
保育業界の求人作成ノウハウを活かし、園の魅力やよさが求職者にしっかり伝わる原稿に仕上げます。
Googleなどの検索結果で上位表示されやすい
「保育士 求人 〇〇市」などで指名検索した際に上位表示されるよう、サイトの運営・最適化に力を入れています。
これにより多くの求職者に求人広告を見てもらえるようになるため、応募につながる確率が高まります。
複数名採用で採用費を抑えられる!
保育士バンク!ではWEB求人サイトによくある「クリック課金型」「応募課金型」といった料金形態ではなく、求人を掲載するときに一括で決まった費用を支払う「掲載課金型」を採用しています。
求人を出して、そこから複数名の採用につながれば採用コストが安くなっていくため、2名以上の複数採用の際は特にお役立ていただけます。
保育業界専門の求人サイト「保育士バンク!」にご相談ください。
保育士バンク!求人広告を利用した法人様の声
ここでは実際に、保育士バンク!求人広告掲載サービスをご利用いただいた法人様の声を紹介します。
保育士バンク!は他の求人サイトと比較すると掲載内容がとても充実しています。
専門スタッフの力を借りて、広い園舎など自園ならではのよさが伝わるように求人原稿を作り込んだ結果、
半年間で6名の採用に成功しました。
(株式会社明日の福祉を考える人たち 採用担当渡邉さま)
原稿は専任のスタッフが作成するため、掲載まで手間いらず。
貴園ならではのよさや強みをヒアリングして、求職者の方に魅力が伝わる原稿を作成します。
それまで利用していた総合媒体では有資格者からの応募がなかなか集まらず困っていました。
そこで園の先生たちに「
保育園の求人はどこで探しているの?」と質問したところ保育士バンク!の名前が複数あがってきたんです。
保育士バンク!に出した求人では、多くの保育士さんから反響をいただき多数の採用につながりました。
(株式会社ヒーローズホールディング 採用担当鈴木さま)
保育業界専門だからこそ、保育士さん・幼稚園の先生の採用につながりやすいのが特徴です。
採用にお困りの方は、保育業界専門の求人サイト「保育士バンク!」にご相談ください。
保育士採用に求人広告を活用するときの注意点
最後に、求人広告を活用して保育士さんを募集するうえでの注意点をまとめました。
求める人物像を明確にする
本格的に応募を始める前に、求める人物像を明確にしておくことで採用活動がスムーズに進みます。
まずは現場の状況を把握し、どのような人材を補充するべきかを考え、広告の掲載に向けて雇用形態や勤務時間などの詳細を決定します。
複数の求人広告を活用する
2023年1月時点の全国の保育士求人倍率は3.12倍と依然として人材確保の競争は高まっています。
このような状況の中、一つの募集媒体だけでは応募が集まらない可能性も考えられます。
多くの保育士さんに広報するためにも、多様な手法を取り入れてみるとよいかもしれません。
また、採用コストを抑えたいという思いから、無料で掲載できるハローワーク・求人サイトのみを活用している園もあるようです。
低予算で協力してくれる求人サイトもあるようなので、今までとは違った手法も検討し、採用の幅を広げていきましょう。
求人広告の応募率をデータ化する
定期的に求人広告の応募数を確認し、データ化して募集媒体をきちんと活用できているのかをチェックしましょう。
採用コストの見直しを検討するためにも、どの募集媒体にどのような人材の応募があったのかなどを把握するとよいかもしれません。
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原稿は専任のスタッフが作成するので手間いらずです。貴園ならではの魅力を伝える充実した掲載内容で、保育士さんの「ここで働いてみたい!」という気持ちを後押しします。
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