【採用担当者コラム】保育士がすぐに辞める理由とは。早期退職の防止方法

人材の定着化に向けて、保育士さんがすぐ辞める理由を知りたいという採用担当者の方もいるかもしれません。早期退職の理由としては仕事量の多さや人間関係、労働条件や待遇による不満などが挙げられるようです。このコラムでは、保育士さんがすぐ辞める5つの理由や離職を防ぐための方法などを紹介します。


保育士が悩んでいる様子

buritora/shutterstock.com

 

 

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保育士を採用してもすぐ辞めるのはなぜ?

保育士を採用しても早期退職などで人材が定着せずに悩む担当者の方もいるかもしれません。

辞めてしまう保育士さんが多いと園の運営に支障をきたす場合もあるでしょう。

 

厚生労働省の保育人材確保の資料によると、保育資格を有しながら保育士としての就職を希望しない求職者のうち、保育士としての勤務年数の約半分が5年未満であることがわかります。くわしい数字は以下です。

保育士の継続年数

抜粋:『魅力ある職場づくり』に向けてp4/厚生労働省

 

勤務年数が5年以上10年未満の方が30.7%に対して、1年未満から3年未満の方が30.2%を占め、早期退職される方の割合も多いことがわかります。

 

なぜ、このように保育の資格を保有しながらもすぐに辞めてしまうのでしょうか。

 

まずは保育士さんが早期退職する5つの理由について詳しく解説します。

 

早期退職を希望する理由を把握し、人材の定着化に向けて採用活動に役立てていきましょう。

 

出典:保育人材確保のための『魅力ある職場づくり』に向けてp4/厚生労働省

保育士をすぐ辞める理由①仕事量が多い

保育園に就職すると日常的な保育業務以外にも覚えることがたくさんあり、仕事量の多さに驚く方もいるのではないでしょうか。

 

保護者対応や園内の環境整備、行事の企画、準備、運営などさまざまな仕事を担うことでしょう。

指導案の作成や連絡帳、保育日誌など書きものもあるため、仕事量をこなせずに悩みを抱えるケースもあるかもしれません。

 

その結果、思い描いていた保育士の仕事内容とギャップを感じ、すぐに辞めてしまう保育士さんも少なくないようです。

保育士をすぐ辞める理由②職員同士の人間関係

保育施設では職員同士で協力して保育活動を行う場面も多いものです。

 

登園の見守りや食事や排泄の援助、製作活動の補助など協力して取り組むことでしょう。

 

その中で新人保育士さんはどのように子どもと関わればよいのかわからずに戸惑う場合もあるかもしれません。

 

しかし、先輩保育士さんが子どもたちへの保育に集中していると、「今聞いてよいのか」、「誰に聞けばよいのか」とあたふたしてしまうことも考えられます。

 

ときには先輩保育士さんの指導が厳しく、不満を抱えてしまう方もいるでしょう。</p

このように職員同士の信頼関係が築けないことでストレスや悩みを抱え、早期退職を希望する場合もあるようです。

保育士をすぐ辞める理由③労働条件や待遇に不満がある

保育士は仕事量や責任量が多いにもかかわらず、「休日がとれない」、「給与が安い」と不満に感じる方もいるでしょう。

 

一般的な企業では休憩時間がありますが、保育士さんは昼食時には子どもの援助、園児が帰宅した後も園内の環境整備や連絡帳の記入などがあり、なかなか休憩時間が取れないかもしれません。

多忙な状況の中で持ち帰り残業も多く、仕事量に見合う給与が受け取れない場合に、離職してしまう方もいるようです。

 

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保育士をすぐ辞める理由④キャリアアップが期待できない

保育士としてのキャリアアップに向けて、担任を経て主任や副主任などへの昇進を希望する方が多いでしょう。

 

保育士としての経験を重ねたうえで役職に就く必要がありますが、キャリアアップに対して明確な規定がない園の場合は、「この園でキャリアを積むにはどうしたらよいのか」という不安を抱き、すぐ辞めてしまうケースもあるようです。

 

近年では国のキャリアアップ制度に基づいて役職が増え、保育士さんの勤続年数の長期化も期待できますが、「この園でキャリアアップしたい」という意欲を高めるためにも、各園で環境の整備を行う必要があるでしょう。

保育士をすぐ辞める理由⑤気力・体力が保てない

保育士は園児の大切な命を預かる仕事であるため、園内の安全管理や児童の健康管理、感染症対策などを徹底する必要があるでしょう。

 

しかし、子どもたちの様子を常に見守りながら、衣服の着脱や食事の援助などさまざまな役割を担う必要があり、気力や体力を保つ自信がなくなり、辞めてしまうケースもあるようです。

 

特に人材不足の園では、国の定めた職員の配置人数をぎりぎりの状況で運営を続けている場合もあり、職員一人ひとりの負担が多いことから、体調を崩してしまう場合も考えられます。

保育士の早期退職を防止する方法

保育士さんが早期退職を希望する理由がわかったところで、離職を防ぐために必要な対策について見ていきましょう。

 

新人保育士さんの教育方法を見直す

 

まずは新卒、中途採用に向けて新人保育士さんの教育方法の見直しを行いましょう。

 

子どもたちの保育計画を立てる園は多いものですが、保育士さん向けの教育計画を立てている園は少ないかもしれません。

 

一般企業では新人育成に向けたマニュアルを作成している会社もあるようです。

 

保育施設でもマニュアル化して保育士さん一人ひとりを育て上げる意識をもち、キャリアアップに向けて指導できるように「教育計画」を明確にしましょう。

また、教育担当を誰が担うかを決め、担当者がいない場合の代理は誰が行うかなどの役割分担をきちんと行うことも大切です。

 

新人保育士さんが仕事中にわからないことがあった場合に「誰に聞けばよいのかわからない」という思いを抱かないように、職員同士が連携することが重要かもしれません。

 

定期的に保育士さんと面談を行う

 

早期退職を希望する保育士さんの中には、仕事に対する悩みや不満をだれにも相談できずに辞めてしまうケースも多いようです。

 

このような状況を改善するためにも、職員に対して園長先生や副園長先生が定期的に面談を行い、メンタルケアに取り組む必要があるでしょう。

 

また、上司の方に相談することに抵抗がある方もいるかもしれません。

口頭で相談しにくい場合なども考え、SNSの活用や定期的なアンケート調査の実施などを行い、保育士さんの精神的ケアを重視した取り組みに目を向けることを意識しましょう。

 

残業時間や業務内容を把握し、仕事量を見直す 

 

保育士さんの早期退職を防ぐためにも、職場の労働環境を把握し、業務量を見直す必要があるでしょう。

 

対策方法としてICTシステムの活用や仕事量に役割分担について考えてみるとよいかもしれません。

ICTの活用

近年、保育士の労務管理や園児の情報管理などでICTシステムの導入している園が増加しています。

ICTシステムを導入すると、タブレットにカードリーダをかざすだけで簡単に出勤・休憩・退勤が打刻することができ、自動的に集計することも可能となるようです。

 

そのため、職員の残業時間や休憩時間などを正しく記録・把握し、勤務時間の調整をしやすくなるよう体制を整えるとよいでしょう。

役割分担

保育士の仕事は、保育活動以外に園内の清掃、壁面製作、企画運営などがあり、職員で役割分担を行うこともあるでしょう。

 

業務量に偏りがないのかを確認するためにも、一人ひとりの業務を洗い出し、どのような分担が行われているのかを見直す必要があるかもしれません。

 

それぞれの役割を明確にして、当番制などを取り入れると業務の効率化にも役立ちそうです。

保育士がすぐ辞める園にならないように職場環境を改善しよう

採用が成功しても保育士さんが早期退職してしまえば、人材不足は解消されません。

 

人材を確保することはもちろん大切ですが、保育士さんが働きやすい職場を作り、人材の定着化に目を向けることも重要でしょう。

 

定期的な面談やストレスチェック、仕事量の見直しなどを行いながら、職員一人ひとりが前向きにキャリアアップできるような環境整備に向けて取り組めるとよいですね。

 

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