【採用担当者向け】保育士の採用においてミスマッチを防ぐには。発生の原因や対策方法

保育士の離職率が高まる中、「採用におけるミスマッチ」を防ぐための解決方法について悩む採用担当者の方もいるかもしれません。なぜ中途採用が成功したにも関わらず、早期退職などによって人材の定着化に繋がらないのでしょうか。今回は保育士の採用ミスマッチが起こる原因や、具体的な対策について解説します。


面接の様子

KPG_Payless/shutterstock.com

 

 

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保育士採用においてミスマッチを防ぐには?

保育士の人材が不足している中で、中途採用の成功を目指し、日々採用活動に取り組んでいる担当者の方もいるでしょう。

 

採用したにも関わらず、早期離職してしまい、人材の補充がなかなか上手くいかない場合もあるかもしれません。

 

こうした採用活動において、企業側と求職者とのニーズにギャップがある状態を一般的に「採用ミスマッチ」と呼びます。

 

保育施設の場合も、勤務開始後に求職者側と施設側の希望条件(勤務条件、園の方針、待遇など)が合わず、採用後にミスマッチが起こることも少なくないようです。

 

ミスマッチが起こる原因としては、以下の内容が考えられます。

 

  • 人手不足による仕事量の多さ
  • 人間関係が悪い
  • 労働条件の相違
  • 園の保育方針が合わない

 

具体的にどのような原因があるのか詳しく見ていきましょう。

保育士の採用におけるミスマッチの原因

 

人手不足による仕事量の多さ

 

保育士の仕事は、子どもの保育以外にも連絡帳の記入や園内の衛生管理、指導案作成、事務作業など多岐に渡る業務があり、保育士一人ひとりの負担が多い職種といわれています。

 

慢性的な人手不足の園については、保育業務以外の雑務や保護者対応など、幅広い仕事をひとりで担わなければならない場合もあるでしょう。

 

実際に求職者側が勤務を開始した場合に想定していたよりも仕事量が多く、継続して働くことの難しさを感じ、採用のスマッチにつながることもあるようです。

 

人間関係が悪い

 

保育園は子どもの保育活動を支える中で、他の保育士とのチームワークが大切になる職種です。

 

しかし、求職者側が実際に働いてみると、職場の雰囲気が悪く、人間関係が上手くいっていないと感じる場合もあるようです。

 

厚生労働省「保育士さんの現状と主な取組」の資料においても、「過去に保育士として就業した者が退職した理由」として、「人間関係」と考えている方が最も多い結果となっていることが分かりました。

 

実際、保育士さんが子どもの生活全般のお世話や保育計画の作成などを行う中で、互いの意見がぶつかり、上手く連携がとれないことも少なくないようです。

 

また、保育士同士の信頼関係ができていないにも関わらず、子どもたちに「友だちと仲良くしましょう」、「友だちと協力して製作活動を行いましょう」など道徳的な保育活動を行っていると、自分の環境と子どもへの対応にギャップを感じ、ストレスを感じる保育士さんもいるかもしれません。

 

人間関係が悪いと「このような環境の中で保育活動は行えない」などの理由から、早期離職につながり、採用のミスマッチを引き起こす原因となってしまうようです。

 

労働条件の相違

 

保育士さんの労働条件としては、雇用形態、給与、勤務日数や時間、有休の有無などさまざまな項目が考えられるでしょう。

 

採用活動を進める中で、自園と求職者側の希望する労働条件についてすり合わせを行い、採用を決定しますが、
実際に求職者側が働いてみると「想像しているよりも賃金が安い」、「勤務時間が長く、残業が多い」などの理由から想定していた条件との相違を感じることも少なくないようです。

 

こうしたことから、早期離職につながり、採用ミスマッチを起こしてしまうのかもしれません。

 

園の保育方針が合わない

 

各保育施設には、音楽や英語を重視している園や運動や学習に力を入れている園などがあり、さまざまな特色があるでしょう。

 

ホームページや求人票などに園の保育方針を記載し、方針に沿った保育活動が行う人材を募集しているものの、実際に求職者側が働いてみると、「カリキュラムが多く、保育活動をこなすのが大変」、「外遊びが少なすぎる」など、園の方針に疑問を感じる保育士さんもいるようです。

 

園と保育士さん自身の保育観に隔たりを感じ、考えのズレが生じることが、採用のミスマッチが起こる原因といえるでしょう。

 

出典:保育士さんの現状と主な取組/厚生労働省

 

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保育士の採用活動でミスマッチを防ぐ対策方法

保育士の採用におけるミスマッチ防ぐための解決方法について解説します。

 

求める人材を明確にする

 

採用のミスマッチを防ぐためにも、改めて自園がどのような人材を求めているのか見直し、明確にしていきましょう。

 

そのためにも現在の職員の勤務状況や残業時間、保育士一人ひとりの仕事量を把握することが大切です。

 

実際にどの時間帯にどれほどの保育士さんが求められているのか、データ化などを行うことで、現場の状況にあった人材を募集することができるでしょう。

 

また、求める人物像として保育士の人柄や性格を曖昧にするのではなく、「自分の保育観についてしっかりと説明できる」、「子どもの対応の具体例を示し、適切に解答できる」など園独自の採用基準を設け、採用後の人材のミスマッチを防げるように工夫するとよいかもしれません。

 

求人票の内容は正確に記載する

 

求人票は、雇用側と求職者側が出会う際の大切な指標となります。

 

採用が成功しても、求職者側が「実際の勤務状況が求人票と相違があった」という理由で離職することがないように、正しい情報を明確に記載しましょう。

 

特に人材不足の園は、実際に残業が発生する場合も多いかもしれません。

 

その際はここ数カ月の残業を平均した数字などを記入することが大切です。また、それだけでは「残業がある園」という印象で終わってしまう可能性もあるので、「アットホームな環境の中で保育活動ができる」など、違った視点で自園の特色をアピールするなどして、求職者が目に留まるような工夫も必要でしょう。

 

このように、求人票に良いことばかり記載するのではなく、マイナスになりうる点も正確に記入することで、求職者側においても働いた際のギャップの軽減につながるかもしれません。

 

保育士採用における面接内容を見直す

 

面接は、保育士の採用を決定するために重要な項目です。

 

保育施設では、求職者とコミュニケーションを取りながら、人柄や自園での適正などを選考していくことでしょう。

 

面接をする際は求職者の人物像をよく知ることも大切ですが、園の仕事内容を具体的に説明する場でもあります。

 

例えば、保育士さん自身が自園で働いたときのイメージがつきやすいように、園を見学した後に面接を行い、一日の保育活動の流れや子どもとの接し方、カリキュラムの説明、勤務体制などを伝えるなどの工夫をするとよいでしょう。

 

求職者側も具体的なイメージを事前にもつことで、働いた後も労働条件や保育方針の相違に悩まずに、継続的に勤務することがつながるかもしれません。

 

面接内容については自園のメリットだけではなく、デメリットも伝えたうえで、デメリットの点に対してどんなサポートを行なっているかなども説明すると、求職者側も安心して働くことができるでしょう。

 

採用後の教育・指導計画を見直す

 

保育士さんの採用のミスマッチを防ぐためには、採用後のフォローが重要となるでしょう。

 

人手不足の場合は即戦力を求めている園も多く、教育や指導をする時間がないという場合もあるかもしれません。

 

しかし、求職者側は勤務を開始して3カ月位は環境に慣れることに精一杯で、不安な気持ちを抱くことも考えられるでしょう。

 

このような不安を和らげるためにも、採用後のフォローは欠かせません。

 

良好な人間関係を作るためにも、精神的にケアできる人材を配置したり、意見交換をする時間を設けたりと、保育士自身が子どもたちの保育に集中できるような環境を作り上げていくことが大切でしょう。

 

このような取り組みは、採用のミスマッチを防ぐだけでなく、自園の保育の質の向上にも役立つかもしれません。

 

採用活動が成功したあとは、求職者の勤務後のフォロー体制に重点をおき、優秀な保育士人材を育てるためにも、しっかりとした教育・指導計画を立てていきましょう。

保育士の採用におけるミスマッチの対策に取り組み、人材確保に活かそう

保育士の人材不足の中、採用におけるミスマッチを防ぐことは大切です。

 

雇用側と求職者側の考えのズレが生じないように、求人票の作成や面接の応対を心がけていきましょう。

 

また、求職者が勤務をしても、人手不足のためになかなか充分なフォロー体制ができないという保育施設もあるかもしれません。

 

まずは日常的にできる取り組みなどを考え、職員同士で挨拶や感謝の気持ちなどを表しながら、求職者と信頼関係を築きあげることを大切にしましょう。

 

保育士の中途採用を成功に導き、人材の定着に繋げるためにも、採用におけるミスマッチの対策に取り組んでいきましょう。

 

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