園長になるのに必要な要件は厳格には決まっていません。ですが、おおむね10年以上の保育士経験と主任保育士の経験が必要になります。園長は1園に1人ですから、先輩や同僚と兼ね合いによって、園長になるには10年より長い勤続年数が必要なようです。
園長にはさまざまな能力や資質が求められますが、その一つにはコミュニケーション能力があります。保護者会や園長会議への出席など、外部の人と会う機会が多いのが園長のお仕事。初対面の人ともうまく関係を築くことが園の運営にも重要になってきます。
また、園のトップとして職員を引っ張っていくリーダーシップも求められます。職員の先頭に立ってよりよい保育を実現するために職員をまとめ上げ、よりよい保育を目指します。その他にも、書類を効率よく作成するための事務処理能力や園運営のためのマネジメント能力が求められます。