認可保育園は、運営費を国や自治体が補助しているので、認可外に比べて経営が安定しており、働く保育士さんにとっては、その職場が自分に合えば、長く働き続けられるというメリットがあります。近年では新しい認可保育園として、0~2歳児のみを預かる「小規模保育」も増えています。これは2015年4月、「子ども・子育て支援新制度」の開始により「小規模保育」として国が定める認可保育園に加わった施設です。従来の認可保育園の設置基準では、建物などにも厳しい基準がありました。そのため、保育ニーズの高い都心部では、認可園をつくるためのスペースをなかなか確保できず、新規開設が難しい点がありました。小規模保育ではテナントの一部など、比較的小スペースでも保育園を開けるようになったため、駅の近くなど利便性の高い土地を中心に、開園が相次いでいます。