【調査】保育士が転職先に求めるのは職場環境!働きやすい保育園を作る方法

保育士不足が懸念されるうえ離職や転職を考える方も多い中、保育士バンク!では「転職先に求めるポイント」について独自調査を実施。すると約8割の方が「職場の雰囲気」と回答。その背景には、保育園の園長や主任との人間関係が関わっていることが明らかになりました。このコラムでは、アンケート調査結果や働きやすく職場づくりの方法を詳しく解説します。


保育園の職員の様子

maroke/shutterstock.com

 

 

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保育士求職者が転職先に求めるものとは?

人手不足が続く保育業界。

 

人材の確保に向けて転職者の意向を抑えることは重要でしょう。

 

そこで「保育士バンク!」では、転職先に求めるポイントについて、独自のアンケート調査を実施。

 

その結果、保育士バンク!の利用者275名中、約8割の方が「職場の雰囲気」を重視していることが分かりました。


転職する際の重視するポイント

続いて「給与・賞与が高い52.7%」、「通勤距離が近い42.9%」と希望に合う労働条件の園に転職したいと考える方が多い結果に。

 

保育士として働くうえで職場環境の雰囲気を重視する背景には、「人間関係」が深く関係しているのかもしれません。

 

実際に転職理由の一つとして「人間関係の悩み」について調査した結果、「人間関係に悩みはあるが、他の理由で転職を決意した」という方が46.9%、次いで、「人間関係が、転職の直接的理由である」という方が42.2%という結果となりました。

 

このように約9割の方が人間関係の悩みが転職理由の一つとなっていることから、具体的にどのような点で不安を抱いているのかをきちんと把握する必要があります。

 

次で詳しくみていきましょう。

保育士が抱える人間関係の3つの悩み

アンケートでは、「保育士さんがどなたとの人間関係に悩みがあるのか」という点についても調査を実施しました。

 

その結果「園長/施設長」との関係に悩んでいたという方が、54.3%と一番多いことが分かりました。


人間関係の悩みの対象

続いて「同僚」が53.4%、「主任」が46.1%と、保育士さんの多くが職場の人間関係について悩んでいることが明らかに。

 

実際に保育士さんがどのような悩みを抱えているのか、「上司と同僚」、「保護者」、「子ども」との3つの関わりを通して紹介します。

 

①上司や同僚との関係

 

職場の雰囲気を左右する人間関係のひとつとして「上司や同僚との関係」が挙げられます。まずは、上司との関係について詳しく見ていきましょう。

上司の場合

園長先生や施設長さんは自身の教育理念を基に、職員管理、園児の安全管理など、さまざまな観点から園の運営を行っていることでしょう。

 

その際に保育士に対して細かな注意、厳しい指導を行うこともあるかもしれません。

 

ときには感情的になり、威圧的な態度をとることもあると、「園長と信頼関係を築くのは難しい」、「萎縮してしまって保育活動を楽しめない」などという気持ちを抱き、転職を考える保育士さんもいるようです。

 

そのため、責任者である園長先生や施設長さんの人柄が職場の雰囲気に大きく影響することが考えられます。

同僚の場合

保育士は日常の保育活動、行事の企画や運営、園内清掃などさまざまな業務を職員同士で協力して行う業務が多い職種です。

 

クラスを担任と副担任がペアになって運営することもあり、子どもへの接し方や保護者対応などで意見が衝突することもあるかもしれません。

 

また、ときには「保護者からの文言を伝え忘れた」、「設定保育のスケジュールを間違って伝えてしまった」など、職員間で連絡ミスが起こることもあるようです。

 

謝罪をすれば元通りの関係を築けるものの、普段からしっかりとコミュニケーションが取れていないと険悪な雰囲気になることも考えられます。

 

同僚との関係が上手くいかないことで、「この園で働くということは、この人とずっと仕事をするということだ」という後ろ向きな気持ちになり、転職を考える方も多いかもしれません。

 

保護者との関係

 

園児の保護者と信頼関係を築くことも保育士の大切な仕事のひとつです。

 

登降時、懇談、連絡帳などを通して保護者とのやり取りを行い、子どもの様子を伝え合います。

 

しかし、職員の子どもへの接し方に不満を抱いたり、園の保育方針に納得できなかったりすると、保護者方からの態度に悩みを抱く保育士さんもいるようです。

 

保護者対応について相談し合える環境が整っていない場合は、一人で悩みを抱え込む方もおり、その結果、転職を考える場合も少なくありません。

 

子どもとの関係

 

保育士は「子どもが好き」という想いをもって仕事をしている方が多いことでしょう。

しかし、保育活動中に子どもが泣いてなかなか気持ちの切り替えができなかったり、集団遊びに馴染めなかったりすると、対応に悩むこともあるようです。

 

経験を積むことで次第に子どもの興味の引き出し方や言葉かけのテクニックなどが備わっていきますが、特に新人の方は、「自分は保育士に向いてないのでは?」という思いから、離職を考える方もいるかもしれません。

 

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働きやすい保育園を作る方法


保育士と子どもが遊んでいる様子

maroke/shutterstock.com

 

保育士さんの多くが人間関係に対して大きな悩みを抱えていることがわかったところで、人材の確保や定着化を図るためには、雰囲気のよい職場づくりを目指すことが重要です。

 

具体的な対策を紹介します。

 

園長、主任からの指導方法を見直す

 

アンケート調査の結果、保育士さんは園長や施設長に対しての人間関係に悩む方が最も多いことが分かりました。

 

まずは、責任者として「職員としっかり意思疎通が行われているのか」、「指導方法に問題はないか」など自身の言動や行動について見直すことが大切かもしれません。

 

上下関係はあるものの、保育士さんは新人の方も主任の方も子どもを見守る同志という意味では、同じ立場でしょう。

 

職員一人ひとりに敬意をもって接し、園長や主任の方がよき相談相手となることで離職する方も減り、長期的に働く方が増えることが考えられます。

 

また、保育士さんの出入りが激しいと、子どもの担任がコロコロ変わってしまい、保護者の方「この保育園に子どもを預けて大丈夫なのか」と不安を煽ることもあるようです。

 

保育の質の維持や向上を図るためにも、職員に向けて適切な指導が行われているのかしっかり考えてみましょう。

 

主任やリーダに向けてマネジメント研修の場を設ける

 

職場の人間関係をよくするためには、主任やリーダーに向けてマネジメント研修を設けることも大切です。

 

上司が「仕事が多忙でイライラしている」、「相談したくてもなかなか話しかけるタイミングがない」といった状況の場合は、部下である保育士は、悩みを相談できない状態が続いてしまいます。

 

マネジメント研修を通して、まずは主任やリーダーがどのように職場の状況や雰囲気について考えているのか、共有してみましょう。

 

そのうえで職場環境をよくする方法を共に考えていくと、現場の声を活かした職場づくりの実現に近づくかもしれません。

 

挨拶や気遣いのある言葉かけの大切さなども話し合い、職員同士が相談し合える環境を整えていきましょう。

 

職員に適切な役割分担を行う

 

保育士は職員同士で協力して行う仕事も多いため、役割分担に偏りがあることで不満を抱く方もいるかもしれません。

 

一人ひとりに対して過度に業務が偏っていないか把握して、適切に役割分担を行いましょう。

 

特に主任やリーダーの方は普段のクラス運営、新人保育士の指導計画、行事の企画・運営など責任が重い仕事が重複している可能性があります。

 

新人保育士の指導計画については、人材の定着にも大きな影響を与えることから育成に集中できるように、役割の見直しを図るとよいかもしれません。

働きやすい保育園を目指して人材確保に役立てよう

保育士が転職先に求めるポイントとして、多くの方が「職場の雰囲気」を重視していることが分かりました。

 

人間関係が深く関わっており、職員間のコミュ二ケーションの充実や相談し合える環境を作り上げることは、自園の離職率を下げるだけでなく、人材の確保にも役立つことが考えられます。

 

子どもたちが「先生たちが仲がよいから、友だちと仲よくすることが楽しい、うれしいことだと思う」と、自然と感じることができるように、保育士が働きやすい職場環境を作り上げていきましょう。

 

関連記事:【採用担当者向け】保育士の離職率が低い保育園の特徴とは?人材の定着化に向けた取り組み/保育士バンク

 

関連記事:【採用担当者向け】保育士さんにとって働きやすい環境にするためには?採用活動に活かせる改善策のポイント/保育士バンク

 

【調査概要】

調査対象:「保育士バンク!」に会員登録をしている保育士

調査期間:2020年1月15日~2020年1月20日

調査方法:インターネット調査

有効回答数:保育士 275名

 

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