【採用担当コラム】保育実習生を受け入れるポイント。基本的な流れやマニュアル作成

保育士の人手不足が深刻化する中で、未来の保育者を育てるために実習生の受け入れ体制を整えることは、施設を運営するうえで大切な業務のひとつです。今回のコラムでは、保育実習が学びの多い場となるように、実習生を受け入れるためのポイントや流れ、指導方法などを詳しく紹介します。サポート体制を整える際、参考にしてみてくださいね。


保育士と子ども

milatas/shutterstock.com

 

 

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保育実習生の受け入れ態勢を整えよう

未来の保育士を育てるために大切な「保育実習」。

実習を通して、乳幼児との触れ合いや職員との関わりの中で保育学生さんが学び多い場となるよう、育成についてしっかり取り組んでいきましょう。

 

また、実習生の中には保育実習後に、実習園での就職を希望する方もいらっしゃいます。

就職への意欲を高められるよう、受け入れマニュアルなどを作成して人材確保にもつなげていきましょう。

保育実習生を受け入れる際の流れ

 

①養成校と連絡を取り合う

 

基本的に保育実習が行われる場合は、実習生や養成校などから保育施設に連絡があるようです。実習に伴う、実習期間や謝礼金といったお金の説明も受けるかもしれません。しっかり連携をとりながら、今後の流れを共有しましょう。

 

また、養成校からの連絡後、改めて実習生から挨拶の電話を受ける場合もあるようです。実習園に挨拶をするということで緊張している方もいるため、丁寧な対応を心がけましょう。

 

②スケジュール調整を行う

 

次に実習を受け入れる際のスケジュール調整を行いましょう。実習期間は主に2週間と決められていることも多いようです。

 

実習は保育士資格を取得するための単位の中に組み込まれている項目なので、未来の保育士さんを育てるためにも受け入れ体制を整えていきましょう。

 

③実習生とのオリエンテーション

 

基本的に実習前に、保育学生さんとオリエンテーションを行います。説明が必要な項目は、主に以下の通りです。

 

  • 園児数やクラス数
  • 職員構成 (園長、主任、担任、栄養士など)
  • 出勤日、出勤時間、実習の行事など
  • 服装
  • 昼食内容
  • 保育方針
  • 実習日誌の書き方(学校の書式などの確認)
  • 部分実習、全日実習の有無や日程
  • ピアノを弾くことをお願いする場合などは譜面を渡す
  • その他注意事項の説明

 

保育方針は園によって違いがあるため、「モンテッソーリ教育」や「英語教育」などどのような保育活動に主に取り組んでいるかきちんと説明して、実習生が働くイメージがもてるようにしましょう。

 

また、和やかな雰囲気でオリエンテーションが行われるよう、笑顔を心がけ、質問がないか確認するなどして、配慮することが大切です。

 

④実習開始

 

実習は見学実習や観察実習などで園の保育活動を把握してから、部分実習や全日実習などが行われることが多いでしょう。

 

実りある実習期間となるよう、反省会などを経て実習生の成長を支えることが大切です。

 

⑤実習修了

 

実習修了後は、評価を行います。評価方法は、学校の書式に沿って行われることが多いかもしれません。指導担当者以外に、施設長や関わった職員などが行うこともあるようです。適切に評価できるように、実習生の態度や子どもと関わる姿などをしっかり見ていきましょう。

 

出典:保育士養成関係資料p8/厚生労働省

 

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保育実習生を受け入れるためのポイント


子どもと保育士

maroke/shutterstock.com

 

保育実習性を受け入れるためのポイントについて紹介します。

 

保育実習が「楽しい場」となるように努める

 

厚生労働省の「保育士の現状と主な取組」の調査によると、養成校の学生が、保育職への就職を目指すことを決めた理由は、「保育者になることが夢だったから」が78.6%、「資格・免許が取得できるから」が25.2%、「授業を通して保育の面白さや、やりがいを感じたから」が24.5%であることがわかりました。

 

続いて、「実習が楽しかったから」という理由で就職を決めた方も全体の13.8%いることも明らかになっています。


保育士になった理由

出典:養成校の学生が保育職への就職を目指すことを決めた理由p12/厚生労働省からの抜粋

 

「園の雰囲気がよかったから、職員として働きたい!」、「子どもとすごすことを楽しみたい!」などの声もありました。

 

実習生が失敗しても温かい言葉をかけたり、質問に誠実に対応したりなど、保育学生さんが将来保育士となって働くことに、期待と自信がもてるようなコミュニケーションを意識できるとよいですね。

 

保育実習受け入れマニュアルを作成する

 

保育実生を受け入れるために、園それぞれで受け入れマニュアルを作成することで、サポート体制を整えることができるでしょう。

 

マニュアルの基本となる項目は以下の通りです。

 

  • 実習クラスや指導担当者
  • 園の保育方針
  • 一日のスケジュール
  • 実習日程(部分実習や全日実習など)
  • 反省会の内容
  • 実習記録の評価方法や表記ルール

 

保育方針や職員体制によって実習方法が異なることから、園独自の受け入れマニュアルを作成し、職員と共有しましょう。

 

このような資料を作成すると、初めて指導担当となる方も安心して実習生に関わることができそうですね。

 

指導担当職員の業務量のバランスを考える

 

実習を行ううえで、指導担当となる保育士さんの業務が増えることが考えられます。

 

勤務時間が長くなったり、持ち帰り残業が多くなったりと負担となることもあるでしょう。

仕事量のバランスが保てるように、役割分担の見直しなどを行うとよいかもしれません。

 

例えば、「担当の壁面製作を実習中は違う方が担当する」、「お便り作成は副担任が行う」など、職員同士で工夫するとよさそうです。

 

職員同士で指導方法を共有する

 

実習生が養成校を卒業後、実習園での就職を希望した場合は、そのまま自園の保育士さんとして働くことも考えらます。

 

実習生が自分たちの未来の「仲間」になるかもしれないという可能性をふまえたうえで、職員同士で成長を支えることが大切です。

 

指導方法をできる限り統一し、職員によって方針がバラバラにならないように、話し合いの場を設けましょう。

 

また、子どもとの関わり方は、保育士さんによって違いがあることが多いものです。その際は、あくまでも一例として紹介し、「私はこんな風に子どもに接しているけど、あなたはあなたなりの考えで接してみましょうね。」など温かい言葉をかけ、実習生の自主性を育てられるような言葉をかけられるとよいですね。

 

出典:養成校の学生が保育職への就職を目指すことを決めた理由p12/厚生労働省

保育実習生の受け入れ体制を整えて人材の確保につなげよう

保育実習生の中には子どもと密に関わることが初めての方もいるでしょう。緊張の中で、ときには失敗したり、上手く子どもと接することができなかったりと不安になることも少なくありません。

 

職員は「自分が実習生のときにどんな風に接すれば、この仕事の楽しさを伝えられただろう」という想いを大切にしながら、実習生の立場立って関わることができるとよいですね。

実習後に自然と「この園でずっと働きたい!」と意欲が高まるように、受け入れ態勢を整えていきましょう。

 

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