保育士の経験を経て、これからは保育士のサポート役として働きたいという方はいませんか?責任の重い仕事だからこそ、人の優しさや支えが必要不可欠な仕事かもしれませんね。今回は、保育士さんをサポートする仕事10選を紹介します。補助的な役割を募集する職場は多数!子育て中の保育士さんも仕事復帰を考えてみてくださいね。
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■目次
サポートする仕事に就いて保育士さんの力になりたい!
保育士以外の経験がない場合、転職先として保育園や幼稚園を選びやすいですよね。
しかし、中には保育士さんのサポート役に回って子どもと関わりたいという方もいるのではないでしょうか?
保育士さん
担任として働いているけれど、責任が重い担任業務が辛いです。経験を活かしてクラスの補助役として働きたいです。
保育士さん
保育士の経験を経て、出産を機に退職しました。子育ても一段落して、多忙な保育士の仕事に復帰するべきか迷っています。補助的な役割を担う職場を探したいです。
保育士でクラスの担任を任された場合、子どもの命を預かる仕事のため、責任感をもって働ける半面、その状況が辛いと思うことも。
辛いと思った場合、無理に担任保育士を続ける必要はありません。
しかし、その場合どのように働けばいいのか迷うでしょう。
せっかく保育士の資格を取得したのだから、その資格を活かして保育士さんの力になれる職場を探してみませんか♪
ここからは、保育士さんをサポートする仕事にはどんな職場があるのかを紹介します。
保育士さんをサポートする仕事:子どもと関わる職場
保育士さんのサポートをしながら、子どもと関われる職場を紹介します。
本社勤務
保育士さんのサポート役として、保育園を運営する企業の本社に勤務する方法があります!
人事や採用担当、保育士さんの教育やフォローを行なうスーパーバイザーなど、職務はさまざまです。
系列の保育園を回ってヘルプに入る場合もあるようです。
子どもと接する機会もありながら、園の運営にも関わることができるため、やりがいを感じられそうです。
企業内保育所
企業内保育所とは、企業のオフィス内や企業に併設された保育施設です。
定員が少なく、一つの保育室で子どもを預かる場合が多く、クラスを設けていないケースも。
子どものお世話のサポート役として、じっくり関わることができそうですね。
少人数制で指導案やおたより作成などの事務作業も少なく、保育に集中できる環境で働けるかもしれません♪
認可保育園・認定こども園
認可保育園や認定こども園は大規模な園が多く、保育士さんのサポート役を募集する園が多数!
「担任業務ではなく補助的な役割をしたい」「始めはサポートとして働き、ゆくゆくは担任に就きたい」など、自身のキャリアプランに合わせて相談可能な園もあるでしょう。
子育て中の保育士さんもたくさん在籍しているため、通勤範囲内の求人を探してみるとよさそうです。
幼稚園
幼稚園免許状をお持ちの方は幼稚園で担任のサポート役として働くのも一つの方法です。
幼稚園では平日の9:00〜15:00、14:00〜19:00など短時間勤務パートを募集しているケースがあります。
特に扶養内で働きたいと考えている子育て中の方は働きやすさを感じられそう♪
基本的に土日はお休みなので「完全週休2日制」を望んでいる方も求人をチェックしてみてくださいね。
託児スタッフ
保育施設での保育士さんのサポート役の他に、美容院や歯科医院など各現場の託児スタッフとして働く方法もあるでしょう。
保育現場ではなかなか経験できない美容院や歯科医院の仕事の手伝いを行ないながら、子どもと関われる職場があります。
基本的には来院した方のお子様を預かるため、異年齢の子どもたちとじっくり関わることができそうですね!
子育て支援センター職員
地域の子育て支援センターで、ベビーマッサージや親子で参加できるイベントなどのお手伝いを行なう仕事もあります。
保護者の方にとって子育てのサポーターとして働けるため、保育士経験を活かすことができそうです。イベントの企画が好きな方などは、やりがいをもって働くことができそうですね。
保育士さんをサポートする仕事:異業種の職場
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保育士さんをサポートする異業種の職場を紹介します。
商品開発
保育現場でのお役立ちグッズ、ICT化に伴うアプリなど、保育士経験が必要になる商品開発もあるかもしれません。
保育とは別の専門知識も必要な仕事ですが、リアルな保育士さんの意見を取り入れた商品は、保育現場に大きく貢献できそうです、
メディア運用
保育活動のアイデアや、保育士さんの心情に寄り添ったコラム、求人情報など、保育士さんにかかわるメディアはたくさんあるでしょう。
そのようなメディアの運用に関わる方法も1つです。
スマホで簡単に見ることのできる保育系のメディアは、保育士さんの大きな味方となっているかもしれません。
キャリアアドバイザー
キャリアアドバイザーとは、求職者のサポートをする仕事です。就職や転職は、人生の大きな転機となる決断です。
保育士専門の転職支援サービスであれば、保育士経験のあるキャリアアドバイザーがいるだけで心強く、安心して就職や転職活動に取り組めるでしょう。
講師
保育に関するさまざまな分野の講師も、保育士さんをサポートする仕事のひとつ。
リトミックやベビーマッサージなどの資格取得、保育士養成講座など、必要とされる分野はさまざまです。
ご自身の経験や得意なことを活かしながら、どのような分野で講師を行ないサポートをしていきたいのかを考えるとよいですね。
保育士をサポートする仕事に向いている人
保育士に限らず、人をサポートする人には向き不向きがあるかもしれません。
どのような人がサポートする仕事に向いているのか、一例を紹介します。
人に尽くすことが好き
人の成長によろこびを感じられる人は、サポートする仕事に向いているかもしれません。
特に、保育現場と密接にかかわる本社勤務やキャリアアドバイザーなどは、保育士さんの新しい一歩や成長する姿を見ることができるかもしれないですね。
冷静な判断ができる
人をサポートするには、的確な判断が必要になるでしょう。
相手や周りを分析する力、洞察力などがある人は向いているかもしれません。
保育士さんは人間関係や労働環境に悩む人が多くいるでしょう。
現場の悩みに気づいて寄り添うことで、必要なサポートを提供できるのではないでしょうか。
コミュニケーション能力がある
サポートする仕事は、必ず相手が存在し、人とかかわりながら仕事を進めていくでしょう。
相手が心を開けるようなコミュニケーションが必要になってくるかもしれないですね。
縁の下の力持ちになれる
そもそもサポートとは、なにかを支援したり支えたりすることです。
表に立つのは保育士さんで、サポートする人は黒子のような役割になるかもしれません。
自分が前に出たい、というよりも、陰から支えるほうが好きだと思える方は、サポートをする仕事に向いているかもしれません。
保育士さんを陰で支える、頼られる存在となれるとよいですね。
保育士さんをサポートしたい!転職検討中の方へ
保育士さんをサポートする仕事はたくさんあります。
転職を検討されている方は、保育士の経験を活かしてサポート役として働くことを考えてみましょう。
保育士バンクでは「ブランクがあって保育現場に復職できるか不安」「担任の補助役としてゆったりと子どもと関わりたい」などさまざまなご相談を承ります。
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