乳児院で働く職員の給料は、職種によって差があり、令和7年の最新データでは保育士で月約28万円、看護師で月約34万円が目安です。この記事では、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」をもとに、職種別の平均給与と年間賞与、そして給料アップの方法を解説します。なお、給料以外の働き方全般(資格・1日の流れ・体験談)は乳児院で働くにはで、施設の役割や現状は乳児院とはでくわしく確認できます。

乳児院ではどんな職員が働いている?6職種が連携
乳児院では、医師・看護師・保育士・児童指導員・栄養士・調理師などがチームで働いています。
適切な養育が受けられない乳児を保護し、健全な育成を図るため、それぞれの専門性を活かして子どもを支えます。
乳児院で働く主な職種
- 医師
- 看護師(乳児院で働く看護師について)
- 保育士
- 児童指導員
- 栄養士
- 調理師
乳児院に入所している子どもたちにとって、施設は安心できる家のような存在です。
職員は子どもたちと密接にかかわり、生活全般のお世話をします。
特に乳幼児期は人間形成の基礎を培う大事な時期のため、職員全体で力を合わせて子どもをサポートします。
乳児院で働く職種の平均給与・年間賞与は?職種別に解説
nutria3000 / stock.adobe.com
乳児院で働く職種の平均給与は、医師を除くと月26万〜34万円程度で、職種による大きな差はありません。
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(男女計・企業規模10人以上)をもとに、職種別の平均給与(所定内給与額)と年間賞与を確認しましょう。
なお、以下はそれぞれの職種全体の平均金額で、乳児院のみに限った給与ではありません。
実際の支給額は施設や地域、経験年数によって異なるため、参考程度にご覧ください。
| 職種 | 平均給与 (所定内給与額) |
年間賞与 |
|---|---|---|
| 医師 | 102万7,700円 | 116万4,100円 |
| 看護師 | 34万400円 | 118万1,800円 |
| 保育士 | 27万9,500円 | 90万900円 |
| 児童指導員(その他の社会福祉専門職業従事者) | 28万1,800円 | 67万8,800円 |
| 栄養士 | 26万5,200円 | 60万100円 |
| 調理師(飲食物調理従事者) | 24万100円 | 34万6,200円 |
児童指導員と調理師は職種として単独公表されていないため、児童指導員は「その他の社会福祉専門職業従事者」、調理師は「飲食物調理従事者」の金額を参考として記載しています。
このデータからは、医師以外の平均給与には大きな差がないことが分かります。
乳児院の看護師の役割や給料、夜勤手当を含めた保育士の給料の実態については、以下の記事もあわせてご覧ください。
▶ 乳児院で働く看護師とは?
▶ 乳児院で働くには?
乳児院で給料アップを目指すには?長期勤続か好条件への転職
polkadot / stock.adobe.com
乳児院で給料を上げるには、ひとつの施設に長く勤めて評価を上げるか、給料・待遇のよい施設へ転職するかの2つが主な方法です。それぞれ見ていきましょう。
ひとつの施設に長く勤めて評価を上げる
今の乳児院で経験を積み、施設内での評価を上げることを意識しましょう。評価が上がれば昇給を期待できます。
施設によっては勤務年数に応じて給料が上がる仕組みを採用しているところもあるため、できるだけ長い期間ひとつの施設に勤めるのもひとつの方法です。
給料・待遇のよい施設に転職する
今の施設で給料アップが期待できない場合は、給料や待遇のよい施設への転職を視野に入れるのも有効です。
仕事内容や業務量がほぼ同じでも、どの施設で働くかによって給料が大きく変わることがあります。
給料が上がらず悩んでいる場合は、転職を検討してみましょう。
転職で待遇アップを目指すとき、最も大切なのは「その職場が自分に合っているか」です。
「この仕事に挑戦してみたいけれど、自分に務まるかな?」と感じた方は、専門アドバイザー監修の適性診断で、あなたの乳児ケアへの適性をチェックしてみましょう。
成長を間近で感じられる!乳児院で働く3つのメリット
kapinon / stock.adobe.com
乳児院で働くメリットは、子どもの成長を間近で感じられること、信頼関係を築きやすいこと、多職種で協力して働けることの3点です。
職種を問わず共通するメリットを確認しましょう。
子どもの成長を間近で感じられる
乳児院には0歳から2歳までの子どもが入所しています。
この年齢は成長スピードが早く、寝返りやハイハイ、つかまり立ちなど初めての瞬間をすぐそばで見られます。
日々成長していく姿を間近で見られることに、大きなやりがいを感じられるでしょう。
子どもとの信頼関係を築きやすい
乳児院は通所ではなく入所型の児童福祉施設です。
入所している子どもたちと長い時間をともに過ごすため、一人ひとりに寄り添った支援がしやすく、信頼関係を築きやすいのが特徴です。
各分野の専門家と協力して働ける
乳児院には医師や看護師、保育士などさまざまな分野の専門家が在籍し、それぞれが専門的な支援を行いながら子どもを育てます。
子どもに関する悩みに直面したときも、相談・共有しやすい環境が整っており、職員同士が協力して働けます。
乳児院の給料についてよくある質問
Q. 乳児院の保育士の給料はいくら?
令和7年賃金構造基本統計調査によると、保育士の平均給与(所定内給与額)は月27万9,500円、年間賞与は約90万円です。施設・地域・経験年数・夜勤回数によって差があります。
Q. 乳児院の看護師の給料は保育士より高い?
令和7年の同調査では、看護師の平均給与(所定内給与額)は月34万400円で保育士より高めです。役割や求人は乳児院で働く看護師で紹介しています。
Q. 乳児院は夜勤手当で給料が上がる?
乳児院は24時間体制のため、夜勤手当が支給される施設もあり、総支給額が保育園より高くなることもあります。夜勤手当を含めた実態は乳児院で働くにはで解説しています。
Q. 乳児院で給料を上げるには?
ひとつの施設に長く勤めて評価を上げるか、給料・待遇のよい施設へ転職することで昇給が期待できます。同じ仕事内容でも施設によって給料が大きく変わることがあります。
Q. 転職サービスに登録したら、今の職場にバレたりしない?
保育士バンク!では「在職中」と伝えておけば、連絡のタイミングや方法(LINEのみ・夜間のみなど)にもしっかり配慮してもらえます。
「バレたらどうしよう」という不安を抱える必要はないので、安心して自分のペースで転職活動できますよ!
Q. まだ転職するか決めていないけど、相談だけでも大丈夫?
「今の給料が適正か聞いてみたい」「乳児院での働き方も気になる」という段階で登録する方はとても多いです。保育士バンク!では情報収集だけの相談も歓迎しており、無理に転職をすすめることはありません。
気軽な相談相手として、今の不安や不満をキャリアアドバイザーにお話しするだけでもOK!この先の不安解消につながります。
出典:令和7年賃金構造基本統計調査/e-Stat 政府統計の総合窓口出典:乳児院の役割・機能/全国乳児院協議会
乳児院の給料を理解して、自分に合う働き方を考えよう
乳児院の給料は職種によって支給額が異なり、勤務先の施設・地域・経験年数によっても変わります。
医師を除けば職種による大きな差はなく、保育士・看護師・児童指導員・栄養士はいずれも安定した水準です。
給料アップを目指すなら、ひとつの施設に長く勤めるか、給料・待遇のよい施設に転職するのが有効です。
夜勤手当を含めた保育士の給料の実態や体験談、1日の勤務スケジュールについては、以下の記事もあわせてご覧ください。
▶ 乳児院で働くには?
▶ 乳児院で働く職員の一日の流れは?
保育士バンク!では、乳児院の求人を豊富に取り扱っています。
「給料や待遇を詳しく知りたい」「非公開の好条件求人を見たい」という方は、お気軽にお問い合わせください。
- ✓ 在職中の方は今の園に知られることはありません
- ✓ LINEで相談OK(電話が苦手な方も安心)
- ✓ 「連絡は夜8時以降」などの希望にも対応
- ✓ 無理な転職の勧誘は一切なし
累計40万人の保育士さんが相談済み
1分で完了・完全無料
乳児院の適性・相性診断
乳児院は、集団保育とは異なる「養育」の視点が求められる専門性の高い職場です。乳児院での仕事に少しでも興味があれば、現在のあなたの価値観や保育観が乳児院の環境にどれくらいマッチしているか、客観的な判定が出る診断を受けてみてはいかがでしょうか。
あなたの専門性と職種との相性を測定します。
あなたの志向や価値観にマッチする項目を選んでください。


























































