勤務時間・勤務体系 2018年05月28日

保育士の仕事を長く続けていく秘訣は?仕事内容を見直そう


東京都福祉保健局が調査した「保育士実態調査(2014年)」によれば、保育士は、仕事量の多さ、労働時間の長さ、職場の人間関係などを理由として退職を考えるそうです。
保育園によっては、確かにそういう側面があるかもしれません。ですが、今やほとんどの保育施設で、労働環境は見直され始めています。


長く働ける園をご紹介


今回は、保育士の仕事内容の現状と解決策から、保育士を続けていくメリットまでご紹介していきます。


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保育士の仕事内容について



「そうは言っても、やっぱり保育士の仕事は大変なのでは?」と思う方へ向けて、保育士の現在の働き方についてご紹介していきます。


保育士の一日のスケジュール



保育士のシフトはおおむね、早番・普通番・遅番の3つに分かれています。
それぞれの出勤から退勤までを表にしていくと、このような流れになります。
保育士の一日の流れ
早番・普通番・遅番ともに、1日8~9時間労働が基本なので、スケジュール通りにお仕事ができれば、他の職種に比べて特別激務ということはないようです。
ただ、保育士は子どもを相手にしているので予測できないことが毎日起こります。
ときにはお昼の休憩を取れないこともあるかもしれません。書類作業や雑務など、残業の多さもよく指摘されている部分です。
しかしこちらも、作業をIT化したり、人員を増やしたりして改善に当たっている施設は多数あります。体力がない、プライベートを優先したいと思う方は、就職活動の際に残業の有無を確認しておくと良いでしょう。

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人間関係の難しさ



保育士として働いていても、人間関係の悩みを理由に、転職したいと考える方は多いようです。就職する前に見極めができれば良いですが、なかなか難しいですよね。
「人間関係を重視して転職活動をしていた」という方に話を聞いてみると、だいたい次のポイントを確認して就職先を選んでいたようです。


離職率の低いところを選ぶ



離職率が低いということは、働いている職員が保育所の仕事内容に満足し、定着しているということを表しています。求人票などにハッキリと「離職率低め」と書かれている施設もあるので、参考にしておくと良いでしょう。


口コミの良い保育所を選ぶ



保育所の評判は、直接関わったことのある相手から聞くのが一番です。学生時代の先輩・後輩や友人などから評判を聞き「あの保育園は働きやすいよ」という話があったときは、内容をよく聞いて転職の際の参考にしましょう。


面接以外の普段の様子を見ておく



面接や説明会だと、その保育所の一部しか見ることができない可能性があります。なので、保育園の付近や、よく利用している公園などに出かけてみて、普段の様子を見に行くという意見もありました。なるべく怪しまれないように自然に通りかかるくらいが良いかもしれませんが、保育士の表情や子どもたちへの声かけを見ることで、保育園の本当の姿が分かるかもしれません。


保育士は多種多様な働き方ができる



保育士として働ける場所は、保育園だけではありません。就職先が思うように見つからなかったり、結婚や出産などの都合で働き方をかえざるを得なくなった場合は、別のお仕事を検討してみるのも良いでしょう。
例えば、
・依頼者のお宅に伺って子どものお世話をするベビーシッター
・小学生の放課後のお世話をする学童保育
・商業施設や美容院、ネイルサロンなどのキッズスペースで働くスタッフ
・助産施設や乳児院
など、保育士資格を生かせる職場はたくさんあります。
特にベビーシッターのお仕事は、シッター専門の派遣会社やマッチングサービスに登録すれば、好きな時間に高時給で働けるとあって、近年非常に人気が高まっています。


結婚後も出産後も、女性が長く働きやすい



内閣府「第1子出産前後の女性の継続就業率」の調査(2016年)によると、出産を機に退職してしまう女性有職者の割合は46.9%です。
もちろん「仕事より子育てを優先したい」など個人的な希望もあると思いますが、保育園や決まらない、子育てしながら働けるだけの職場環境が整っていない、などの理由でやむを得ず離職してしまう方もたくさんいます。
そんな中、保育士なら時短社員やパートの求人も豊富ですし、時間の融通が利くよう職種を変えて働くことも可能です。子育て経験がそのまま仕事に活きるので、求人票にあえて「ママさん保育士歓迎!」と書いているところも少なくありません。
さらに、厚生労働省は2018年度から、保育士の子どもが優先して保育所に入れるようにする方針を固めました。
保育士は結婚出産のブランクがあっても復帰しやすく、女性が本当の意味で長く働けるお仕事です。


まとめ 保育士は充実した働き方ができるお仕事です



保育士というお仕事の現状についてご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
保育士は「子どもが好き」という気持ちさえあえば、いつまでもやりがいを持って働けるお仕事です。
2000年の規制緩和により、株式会社やNPOなど、さまざまな企業が保育所を設置するようになりました。求人票を見ていくと、ユニークな運営をしていたり、保育士の働きやすさに力を入れている施設がたくさんあります。就活の際にはたくさんの保育園・施設を見学して、長く楽しい保育士生活が送れる素敵な職場を見つけて下さいね。


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