勤労感謝の日とはどんな日?由来や意味をわかりやすく子どもたちに伝えよう

勤労感謝の日とは、働くことや働いている人々に感謝しようという意味をもつ祝日です。保育園でも、子どもたちといっしょに働くことについて考えたり、将来の夢について話したりしてみるのはいかがでしょうか。今回は、勤労感謝の日とはどんな日なのか、由来や意味を子どもたちにわかりやすく伝える方法などを紹介します。


手をつないで歩く家族

milatas/shutterstock.com

 

勤労感謝の日とは

勤労感謝の日とは、毎年11月23日に定められている国民の祝日の一つです。

ここでは、勤労感謝の日の意味や由来について簡単に紹介します。

 

勤労感謝の日の由来

 

勤労感謝の日は、その年の収穫を感謝する「新嘗祭(にいなめさい)」に由来すると言われています。

 

新嘗祭は、11月23日に行われていた天皇家の伝統行事で、古くから伝えられてきた宮中祭祀の一つでもあります。

 

第二次世界大戦後、それまでの祝祭日に代わって新しく日本の祝日を制定することになりました。

 

しかし祝日の制定にあたって、当時日本を占領していたGHQが、長く親しまれてきた新嘗祭という名前をそのまま用いることに反対したようです。

 

そこで、GHQが新しく作った「Labor Thanksgiving Day」を和訳して「勤労感謝の日」という名前が付けられたと言われています。

 

勤労感謝の日の意味

 

内閣府の資料によると、勤労感謝の日には「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という意味があると説明しています。

 

簡単に言うと、「働くことを大事にしながら、人々の労働によって生まれるものや働く人に感謝をする」日であると言えるでしょう。

 

勤労感謝の日の意味や由来を理解し、保育園で簡単に伝えられるといいですね。

 

出典:国民の祝日について/内閣府

勤労感謝の日とは何かを子どもにわかりやすく伝える方法

勤労感謝の日とはなにか、子どもたちにわかりやすく伝える方法を紹介します。

 

絵本の読み聞かせをする

 

働いている様子や、仕事に一生懸命取り組む様子を表した絵本がさまざまあります。

 

絵本を読み聞かせることによって、子どもたちはストーリーに入り込みながら働くことについて楽しく学ぶことができるでしょう。

 

また、世の中にたくさんの仕事があることに気付く機会にもなるので、絵本を読み終えた後に子どもたちと将来の夢について話し合ってみるのもいいかもいしれませんね。

 

簡単な言葉に言い換える

 

勤労感謝の日をわかりやすい言葉に言い換えて説明しましょう。

勤労、感謝、収穫の言い換えの例

  • 勤労→ママパパのようにお仕事をすること
  • 感謝→ありがとう
  • 収穫→畑でできた野菜などをとってくること

 

わかりやすく言い換えて伝えれば、より勤労感謝の日についての理解が深まりそうですね。

伝え方の例文

「みんなが食べている野菜やくだものなどの食べ物は、農家で働く人たちが一生懸命働いて作ってくれているものです。そして、みんなのママやパパは、その食べ物を農家の人から買って食事をするために、毎日お仕事をしています。だから、勤労感謝の日は、食べ物を作ってくれる人、食べ物を用意してくれる人、そのために働く人みんなにありがとうを伝える日なんだよ。」

勤労感謝の日への理解を深める遊びのアイデア

保育園で、子どもたちが勤労感謝の日により親しみを持てるような遊びをしてみましょう。

ここでは、遊びのアイデアを紹介します。

 

お仕事クイズ

 

いろいろな職業をテーマにしたお仕事クイズをするのはいかがでしょうか。

Q1:お家をつくる仕事をしているのはだれだ?

答え:大工さん

Q2:風邪をひいたときに元気にしてくれるのはだれだ?

答え:お医者さん

Q3:悪い人をつかまえたり、みんなの安全を守ってくれたりするのはだれだ?

答え:おまわりさん

 

子どもたちにクイズを出すときには、子どもたちがイメージしやすい仕事をクイズにすると答えやすくなるでしょう。

 

クイズを通して子どもたちの将来の夢が広がるきっかけになるといいですね。

 

お仕事にちなんだ手遊び【おおきくなったらなんになろう】

 

 

この手遊びでは、歌の中に5つの職業が登場します。

1から5までの数字を手で表しながら動きにあわせるので、リズムに乗りながら楽しく遊べるでしょう。

 

聞いたことのある職業に、子どもたちも「知っているよ!」などと反応してくれるかもしれません。先生が楽しそうに演じれば、子どもたちも手遊びに興味を持ってくれるでしょう。

 

「将来は何になりたい?」などと質問して、子どもたちのなりたい職業でアレンジしてみてもおもしろそうですね。

 

お仕事ごっこ遊び

 

子どもたちの職業に対するイメージをふくらませるために、お仕事ごっこをしてみましょう。

ごっこ遊びに使うアイテムは、あらかじめ先生が作っておくといいかもしれません。

運転手さんごっこ

 

【用意するもの】

  • 折り紙(黄色)
  • ダンボール
  • ガムテープ(黒色)
  • ビニールテープ(赤色・黄色)
  • セロハンテープ
  • はさみ

 

【遊び方】

運転手さんごっこをするときは、お客さんと運転手さんの役を交代でできるようにするとよさそうです。

以下のような流れでごっこ遊びを進めましょう。

 

1.広いホールなどに駅に見立てた三角コーンを置いてコースを作ります。
2.みんなで1つのロープを持ったり肩に手を置いたりして列車を作ります。
3.駅に到着したら運転手さんを交代します。

 

運転手役の子が、「駅に到着しました」や「出発しまーす」など、本物の運転手さんのようなセリフを言えば、子どもたちもより楽しめそうですね。

 

電車が進んでいるときにはみんなで「ガタンゴトン」と声を出せば、一体感も生まれて電車ごっこが盛り上がるかもしれません。

郵便屋さんごっこ

 

【郵便屋さんカバン】

  • 牛乳パック 2個
  • 画用紙(黒)
  • 画用紙(白)
  • PEテープ
  • はさみ
  • のり
  • キリ
  • ペン

 

【郵便屋さん帽子】

  • 画用紙(赤)
  • 画用紙(白)
  • 輪ゴム
  • はさみ
  • ホチキス
  • のり

 

【遊び方】

郵便屋さんごっこをするときは、届け物をする郵便屋さんとお客さんの役に分かれましょう。

 

1.郵便屋さんはお家に着いたら「ピンポーン」と言いながらインターホンを押して、「郵便です。お手紙のお届け物があります。」と話します。
2.お客さん役の子どもは「はーい」と言って受け取り「郵便屋さん、ありがとう。」とお礼を伝えましょう。

 

あらかじめ、お手紙やメッセージカードを製作しておくと、お届け物として活用できますよ。

自分で作った物を渡すことにワクワクするかもしれません。

 

郵便屋さんごっこは直接お手紙を渡すやり取りがあるので、子どもたちのコミュニケーションも活発になりそうですね。

お医者さんごっこ

 

【用意するもの】

  • ペットボトル 1本
  • はさみ
  • アイロン
  • カチューシャ 1個
  • 毛糸 1本
  • テープ (白)

 

【遊び方】

お医者さんごっこをして、子どもたちが仕事に興味を持つきっかけを作ってみましょう。

 

1.お医者さん役と患者さん役に分かれます。
2.お医者さんは「今日はどうしましたか?」や「どこが痛いですか?」と尋ねます。
3.患者さんは「おなかが痛いです。」「熱があります。」などと症状を伝えます。
4.お医者さんは、患者さんの症状にあわせて「じゃあ、このお薬を飲んでください。」「お家でゆっくり休んでください。」などと答えます。

 

お医者さんごっこを通して、お医者さんがどんなことが知りたいのか、また病院に行ったときにはどうやって伝えたらいいのかを知ることができるでしょう。

 

お医者さんが苦手な子どもも多いかもしれませんが、少しでも親近感を持ったり、お医者さんの仕事について興味を持ったりする機会となるといいですね。

 

また、保育士バンク!ではおもちゃの注射器の作り方の動画も紹介しています。聴診器といっしょにお医者さんごっこに活用してみてくださいね。

 

関連動画:「トイレットペーパーの芯でおもちゃの注射器を作ってみましょう!/保育士バンク!」

美容師さんごっこ

 

【用意するもの】

  • 紙コップ
  • 毛糸
  • ペン
  • はさみ
  • キリ

 

【遊び方】

美容師さん役とお客さん役に分かれ、実際に切ることができる毛糸を髪の毛に見立てて遊びましょう。

 

1.美容師さんは「今日はどんな風にしますか?」とオーダーを聞きます。
2.お客さんは「短くしたいです」「ふたつ結びにしてください」などと注文します。
3.美容師さんはオーダーにあわせて、はさみを使って毛糸を切ったり結んだりしてアレンジをします。

 

美容師さんごっこを通して、自分の要望を伝えたり聞いたりする会話が生まれるので、子どもたちのコミュニケーション力も育まれそうですね。

勤労感謝の日とはどんな日なのかを伝え、将来の夢について話し合ってみよう

今回は、勤労感謝の日とはどのような日なのか、由来や意味と、子どもたちにわかりやすく伝える方法などを紹介しました。

 

勤労感謝の日は、新嘗祭という天皇家の伝統行事が由来となっており、「働く人や生産物に感謝する」という意味がある祝日です。

 

子どもたちに由来や意味を伝えるときは、簡単に言い換えたり絵本を読み聞かせたりすることで、勤労感謝の日に興味がわいたり親しみを持ちやすくなったりするでしょう。

 

保育園で、お仕事のごっこ遊びをしたり手遊びをしたりして、子どもたちの将来の夢が広がるようなきっかけ作りができるといいですね。

 

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