【保育士さん必見!】鬼ごっこの種類。氷鬼やバナナ鬼などの遊び方一覧

保育園の子どもたちに広く親しまれている鬼ごっこ。基本的なものだけでなく、さまざまな種類があるのをご存知でしょうか。それぞれの遊び方を知っておけば、実際の現場でのバリエーションが広がりそうですね。今回は、鬼ごっこのねらいや種類一覧、氷鬼やバナナ鬼、しっぽ取りなどの遊び方を年齢別に紹介します。


男の子を追いかける女の子

Sakura Image Inc/shutterstock.com

 

保育園で鬼ごっこをするねらい

鬼ごっことは、追いかける役割の「鬼」から、つかまらないように逃げる遊びです。

 

基本的な遊び方だけではなく、色鬼や高鬼、氷鬼などさまざまな種類があり、幅広い世代で親しまれています。

 

保育園で鬼ごっこをするねらいとして、以下が挙げられます。

 

  • 鬼ごっこのなかで、相手がどう動くかを観察しながら追いかけたり逃げたりすることを楽しむ
  • 鬼ごっこを通して、全体を見渡し、どのように動けばよいか自身で判断する力を養う
  • 鬼ごっこのルールを理解しながら遊び、友だちとのコミュニケーションを促す

 

このように、鬼ごっこには遊びを通して周囲や自身の動きを判断したり、友だちとのコミュニケーションを促したりするねらいがあるようです。

 

今回は、さまざまな種類の鬼ごっこの遊び方を一覧にして紹介します。

保育園で楽しめる鬼ごっこの種類一覧

ここでは、鬼ごっこの基本的な遊び方と、応用的な種類の一覧を紹介します。

 

基本的な鬼ごっこの遊び方

 

まずは基本的な鬼ごっこの遊び方を説明します。

遊び方

1.鬼を1人決めます。

2.「10」の数を数えたら、鬼がみんなを追いかけ、タッチします。

3.タッチされた人が鬼になり、みんなを追いかけてくり返します。

ポイント

鬼が誰かわかりやすいよう、鬼だけ帽子をかぶったり、帽子の色を変えたりするなどの工夫をするとよいかもしれません。

 

狭い範囲での鬼ごっこからスタートし、徐々に広くしていくなどすると難易度をアレンジできそうですね。

 

応用的な鬼ごっこ一覧

 

基本的な鬼ごっこから発展した、応用的な鬼ごっこの種類と簡単な遊び方の例を、一覧にして紹介します。


鬼ごっこ一覧表

このように、鬼ごっこから発展した例が数多くあるようです。遊びのなかからオリジナルでできた鬼ごっこもあるようなので、保育園の子どもたちと新しいルールの鬼ごっこを考えてみるのもおもしろいかもしれませんね。

 

いくつか種類を押さえたところで、ここからは年齢別に楽しめる鬼ごっこの遊び方を、具体的に紹介します。

【乳児向け】保育園での鬼ごっこの遊び方

乳児クラス(0歳児・1歳児・2歳児)で楽しめる鬼ごっこの種類と遊び方のアイデアです。

 

追いかけっこ

 

鬼が子を追いかけるだけの、初歩的なルールの鬼ごっこです。

遊び方

1.保育士さんが鬼になり、「まてまて~!」と言いながら子どもたちを追いかけます。

2.子どもは鬼から逃げます。

3.鬼が子どもをぎゅっと抱いて捕まえたら放し、全員を捕まえるまでくり返します。

ポイント

保育士さんは、子どもが逃げることを楽しめるよう、わざと歩幅を小さくして歩くなどして遊びの時間をじっくりとりましょう。2歳児など鬼役を子どもができそうな場合は、鬼になる子どもに帽子をかぶせるなどしてわかりやすくしてから遊ぶとよいですね。

 

くすぐり鬼

 

鬼が子を捕まえたら、コチョコチョとくすぐる鬼ごっこです。

遊び方

1.保育士さんが鬼になり、子どもを追いかけます。

2.子どもを捕まえたら、脇の下やお腹を「コチョコチョ~!」と言いながらくすぐります。

3.数秒くすぐったら放し、全員を捕まえるまでくり返します。

ポイント

保育士さんが子どもを捕まえてくすぐるとき、子どもが手足をバタバタとする可能性があるので、周りに人や物がないか確認してから行いましょう。子どもがキャッキャッと笑う程度に、優しくくすぐるのがポイントです。

 

むっくりくまさん

 

くま役が子どもたちを追いかける、簡単なルールのある鬼ごっこです。

遊び方

1.くま役の子どもを決めます。

2.くま役は目をつむってしゃがみ、逃げる子は手をつないでくま役の子どもを丸く囲みます。

3.「むっくりくまさん、むっくりくまさん、穴のなかー」と歌いながら、くま役の周りを回ります。

4.「眠っているよ、ぐーぐー、寝言を言って、むにゃむにゃ」と歌いながら、手を繋いだまま止まります。

5.「目をさましたらー、目をさましたらー、食べられちゃうぞー」と歌いながら、つないだ手を離して、ちょっとずつ後ろに下がって逃げる準備をします。

6.歌が終わり、「逃げろー!」と言ったら、くま役は立ち上がって子どもたちを追いかけます。

7.くま役の子が全員を捕まえるか、制限時間が来たら終わりです。

ポイント

この遊びは、簡単なルールを理解できる、1歳児~2歳児クラスで取り入れられるでしょう。くま役の子どもは、くまのポーズをして「食べちゃうぞー!」と言いながら追いかけるとより盛り上がりそうですね。くまのほかにも、トラやライオンなどの動物にアレンジしてもおもしろいかもしれません。

【幼児向け】保育園での鬼ごっこの遊び方

手をつないでいる女の子

JenJ_Payless/shutterstock.com

 

幼児クラス(3歳児・4歳児・5歳児)で楽しめる鬼ごっこの種類と遊び方を紹介します。

 

線鬼

 

線の上のみを移動してよいというルールのある鬼ごっこです。

遊び方

1.遊び場所に、ビニールテープなどで線を引いておきます。

2.鬼を1人決めます。

3.全員が線の上に乗り、子は鬼と少し距離を置いてスタンバイします。

4.保育士さんの「スタート!」の合図で、線の上を移動しながら鬼ごっこをします。

5.タッチされた子どもは線から下り、最後の1人になるまで続けます。

ポイント

戸外で行うときは、石灰などで線を引いてもよいでしょう。線の上からはみ出なければ、線から線へ飛び移ってもよいというルールにすると、逃げる範囲が広がっておもしろいかもしれません。

鬼はタッチで交代制としたり、複数人に増やしたりと、さまざまな遊び方を試してみましょう。

 

氷鬼

 

鬼にタッチされて氷になった友だちを協力して助けるというルールのある鬼ごっこです。

遊び方

1.鬼を1人決めます。

2.鬼は子どもたちを追いかけ、タッチします。

3.タッチされた子どもは氷になり、動けなくなります。

4.氷になっていない子どもが氷の子どもをタッチすると、解凍されて再び動けるようになります。

5.鬼が全員の子をタッチしたり、制限時間が来たりしたら鬼を交代してくり返します。

ポイント

鬼がタッチして氷になった子どもも仲間に解凍してもらえると動けるようになるため、全員を捕まえることが難しいかもしれません。そのため、はじめから鬼を複数人としたり、3回氷になったら鬼になったりとルールをアレンジするとよいでしょう。

 

しっぽ取り

 

しっぽ取りは、友だちとのしっぽの取り合いにより、逃げる方と追いかける方を同時に楽しめる鬼ごっこです。

用意するもの

  • 人数分のしっぽ(縄跳び、紙テープ、PEテープ、ひもなど)

遊び方

1.動き回ってよい範囲を決めます。

2.一人ひとりがおしり側のズボンにしっぽの端を挟んでスタンバイします。

3.保育士さんの「しっぽ取り、スタート!」の合図で範囲内を自由に走り回り、自分のしっぽを取られないように気をつけながら友だちのしっぽを取ります。

4.自分のしっぽを取られた子どもは、範囲外に出て座ります。

5.保育士さんが「終わり!」と言ったときに、多くしっぽを持っていた子どもが勝ちです。

ポイント

しっぽ取りで動き回れる範囲は、子どもの人数に応じて広さを調整しましょう。あまりに狭いと子どもが接触しやすいため、できるだけ余裕をもったスペースを確保するのがポイントです。

 

遊びの前に、しっぽをズボンに入れる深さを一定にしたり、範囲外に出たら座ったりするなどの約束事をしておきましょう。

帽子の色でチーム分けをし、制限時間内で多くしっぽを取った方を勝ちとしたり、最後の一人になるまで遊びを続けたりと、さまざまなアレンジをしても楽しめそうです。

 

バナナ鬼

 

鬼がタッチするとバナナに変身しますが、仲間に皮をむいてもらうとまた動けるようになるというユニークな鬼ごっこです。

遊び方

1.鬼を1人決めます。

2.鬼が「10」を数えたら動き出し、子どもたちを追いかけてタッチします。

3.タッチされた子どもはバナナのポーズをしてその場から動けなくなります。

4.バナナになっていない子は、鬼に捕まらないようにしながらバナナの子どもの皮をむく動作をして助けます。

5.助けられた子はまた動けるようになります。

6.鬼が全員タッチするか、制限時間が来たら終わりです。

ポイント

遊びの前に、代表の子どもを前に出し、タッチされたときのバナナのポーズや皮をむいて助ける動作の見本を見せると、バナナ鬼のルールが理解しやすいでしょう。

氷鬼と似て、全員を捕まえることが難しいかもしれません。はじめから鬼を複数人としたり、時間単位で鬼を交代したりと、ルールをアレンジするとよさそうです。

 

魔法鬼

 

鬼に魔法をかけられたら、言われたものに変身するルールのある鬼ごっこです。

遊び方

1.鬼を1人決めます。

2.鬼は「10」数えたら動き出し、子どもたちを追いかけてタッチします。

3.鬼はタッチした子どもに「ブタになーれ」などと魔法をかけます。

4.魔法をかけられた子どもは、ブタのマネをしながら再度動きます。

5.全員に魔法をかけるか、制限時間が来たら終わりです。

ポイント

魔法をかけるときは、猫やねずみ、ゾウ、カエルなどさまざまな生きものに変身させるとおもしろいでしょう。また、生きもの以外にも汽車や飛行機といった乗り物もよいかもしれませんね。

氷鬼のように、魔法をかけられた子どもがほかの子どもにタッチされると、魔法が解けるというルールにしても盛り上がりそうです。

鬼ごっこの種類を把握して、子どもたちと楽しもう

今回は、いろいろな種類の鬼ごっこの一覧や遊び方を紹介しました。

 

鬼ごっこには、全体を見ながら自分の動き方を判断する力を養うといったねらいがあるようです。

しっぽ取りや氷鬼、バナナ鬼など子どもの年齢に合ったルールの鬼ごっこを取り入れながら、保育士さんと子ども、または友だち同士のコミュニケーションを促してみましょう。

 

今回紹介した種類の遊び方を参考にオリジナルでアレンジするなどしながら、保育園の子どもたちと鬼ごっこを楽しんでみてくださいね。

 

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