転職活動中の保育士さんの中には、面接結果の連絡がなかなか届かず、不採用かもしれないと不安になる方もいるのではないでしょうか。通知を待つ期間の目安や応募先の保育園に問い合わせしてもよいのかなど、連絡待ちの期間の過ごし方を紹介します。考えられる事柄を整理して、落ち着いて転職活動を進めましょう。

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保育園の面接結果が来ないのは不採用になったから？

保育園での面接を終えてから、1週間～2週間待ってもなかなか採否結果が届かないと、不採用になってしまったのではないかと不安になってしまうこともあるでしょう。

しかし、合否の判断は結果連絡が届くまでの期間で決めることはできません。

保育園での業務は多岐に渡ってやることが多く、職員さんは仕事に追われ忙しい毎日を送っていることが考えられます。

多忙な状況が続き、採用業務における応募者の合否決定まで時間がかかってしまっている可能性もあるため、面接結果の連絡が遅いから不採用になったと決めるのは時期尚早といえるでしょう。

応募先の保育園の状況や結果通知が遅れてしまう事由を想定することで、過剰に不安になったり焦って闇雲に転職活動を行ったりする負担を軽減できるかもしれません。

まずは面接結果が来ないときに考えられる理由をみていきましょう。

応募者が多いため選考や手続きに時間がかかっている

保育園側の採用担当者は園長先生や副園長先生が担当し、少人数で行うことが想定されます。応募者が多数いた際、当然面接の実施にも採否判断にも多くの時間を要するでしょう。

面接結果が遅い場合には、応募者が多いケースがあり、結果が出るまで1週間から10日など時間がかかることもあるかもしれません。

まだ他の応募者の選考を行っている

面接結果の通知が遅れているのは、他の応募者の選考を行っている可能性もあります。

そのため、応募者一人ひとりと日程を調整し、面接を実施する場合は早めに面接を受けた方の待ち時間は、約1カ月など長くなることも考えられるでしょう。

一般的には面接から1～2週間を目安に結果連絡がくることが多くありますが、あらかじめ想定よりも数日分は多く見積もって待ってもよいかもしれません。

当初の選考条件以外での採用を検討をしている

応募者の希望と保育園側の条件がマッチしなかった場合、「正職員ではなくパート保育士として雇用する」「シフト時間を調整する」など、条件つきで採用を検討するケースもあります。

応募者への提案条件の策定や保育園内での勤務調整に時間がかかり、合否の判断が遅くなることが予想されるでしょう。

内定辞退者が出たときのための補欠になっている

応募者の希望にそえない場合には、採用条件にマッチする他の人材を探している可能性もあるでしょう。

条件に見合う応募者がいなければ合否を保留にしていた応募者が繰り上げ合格になるため、すぐには面接結果が来ないのかもしれません。

合格者の後に不合格者へ連絡している

合格者への通知を優先し、不合格者はその後に結果を報告するというケースも少なくありません。

保育園側が採用したくても応募者側が辞退した場合は、再度不合格者の中から選考する必要があります。そのため、合格者が内定承諾するまで不採用通知を保留していることもあるでしょう。

面接結果を待つ期間の目安は？

一般的には合否の通知は、面接から1週間～2週間という場合が多いようです。

募集要項に選考期間の記載の有無や、書類選考時や面接時に採用結果の連絡がいつ頃になるか案内されなかったか、改めて確認しましょう。

明示された期間、もしくは2週間を目安として、プラス数日は結果連絡を待ってもよいかもしれません。

面接結果が来ない期間の過ごし方

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着信履歴や留守番電話のメッセージ確認

電話帳に登録していない番号からの着信があった場合は、応募先からの連絡の可能性もあるため、きちんと確認するとよいでしょう。

同様に留守番電話にメッセージが入っていないかも見た上で、間違いなく連絡がきていないか確かめるとよいかもしれません。

受信ボックス、迷惑メールボックスの確認

結果連絡がメールで通知される場合もあるでしょう。サーバーにアクセスをして受信漏れしているメッセージがないか確認することも大切です。

中には迷惑メールへのフィルタ機能が働いてしまうこともあるようなので、採用通知メールが迷惑メールボックスにふりわけられていないか確認しましょう。

応募先への問い合わせ

応募した保育園へ選考結果を問い合わせをするということも、一つの方法です。

先方の都合に配慮しながら確認できるよう、問い合わせ時のポイントをみていきましょう。

問い合わせタイミング

応募先の明示している選考期間、もしくは2週間を目安にしてさらに数日プラスするなど、余裕をもって待ったうえで問い合わせをするとよいでしょう。

問い合わせ方法

メールで問い合わせができる場合は、電話を避けるのもよいかもしれません。

保育士さんの業務は多忙であり、電話であればかけたそのタイミングで応対しなければなりませんが、メールであれば手がすいたときに落ち着いて対応することができるでしょう。

必ずしも電話はNGではありませんが、相手側の都合に配慮できる形で問い合わせるとよいですね。

問い合わせ文章の例文

メールで問い合わせする際の例文を紹介します。

メールの送信時間は、できる限り保育園の運営時間内にするとよいでしょう。先方がメールを読む時間は自由ですが、応募者が問い合わせをする時間は、メールといえども保育園の運営時間内に行うことがマナーです。

保育園側の都合に配慮した言葉を添えながらメール作成ができるとよいですね。

面接結果が来ないときも慌てずに、落ち着いて対応しよう　

今回は、面接結果の連絡が来ない場合の理由や対処法を紹介しました。

転職中の保育士さんは、選考結果に対して不安を抱いてしまうこともあるかもしれません。

しかし、さまざまなケースを想定することで心の負担を少しでも軽くできそうです。

マイナス思考にならず、前向きに転職活動を行っていきましょう。

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