幼稚園教諭免許の更新を通信講座で受けられるのか気になる保育士さんや幼稚園の先生もいるのではないでしょうか。eラーニングなどネットを活用した通信講座で受講できると、時間を有効に使えそうですよね。今回はオンラインで幼稚園教諭免許の更新をする場合のメリットや受講の手順、事前準備などについてまとめました。
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■目次
幼稚園教諭免許の更新は通信講座でもOK?
幼稚園教諭免許の有効期限が近づいているものの、仕事や日々の生活に追われてなかなか更新する時間がないとお悩みの方もいるでしょう。
幼稚園教諭免許の更新はオンラインでも受講可能だということをご存知でしょうか。
近年、大学などの会場で行われている教員免許更新講習は、eラーニングといったネットを活用した通信講座でも受講することが可能です。
そこで今回は、通信講座を利用したオンラインの幼稚園教諭免許更新について紹介します。
ちなみに、2022年7月1日から教員免許更新制が廃止され、幼稚園教諭免許の更新も不要となりました。廃止に関する情報は以下の記事でくわしく解説しています。
幼稚園教諭免許の更新講習を通信講座で受けるメリット
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eラーニングとは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのインターネットを利用して自宅などで受講できる学習形態のことです。
幼稚園教諭免許の更新講習をeラーニングなどの通信講座で受講するにはどんなメリットがあるのでしょうか?
在宅で受講可能
eラーニングなどの通信講座は、ネット環境やパソコン・スマートフォンといった機器が揃っていれば自宅にいながら受講することができます。
交通費をかけて受講会場へ出かける必要がないため、受講しやすくなりますね。
時間を有効に使える
通信講座であれば24時間いつでも視聴可能なコースがほとんど。
自分の好きな時間に受講できるので、忙しくて日中に時間が取れない方でもスキマ時間に勉強を進められるでしょう。
場所を選ばず受講可能
オンライン講座は通学の必要がなく場所を問わないので、どこにいても受講できます。
近くに幼稚園教諭免許の更新講習の会場が無い方にとっては便利かもしれません。
また、教員免許更新制が廃止された影響でオフラインでの講習が中止されているケースもあるようです。そうした場合は、ネット上で受講できるオンライン講習が頼りになりますね。
何度でも受講できる場合も
講座によっては、オンデマンド形式で何度でも受講できたり、動画を繰り返し視聴できたりする場合もあるようです。
幼稚園教諭免許の更新にあたって学びを深めたい!という方には、自分のペースでじっくり学習できる通信講座がぴったりかもしれません。
幼稚園教諭免許の更新講習を通信講座で受ける手順
幼稚園教諭免許の更新講習を、オンライン通信で受講する際の手順をお伝えします。
1.事前準備をする
ネット環境の整備
オンライン通信が可能かどうか、事前に環境チェックを行いましょう。
回線状況が悪かったり通信制限がかかっていたりすると、ネット環境での受講に弊害が伴う可能性があります。できれば有線LANに接続したうえでの受講がよいかもしれません。
使用する端末カメラの用意
対話型の講座なら、Webカメラやマイクが使えるパソコンが必要でしょう。事前にカメラが正常に機能するのか、確認作業が行われる場合もあるようです。
スマートフォンやタブレットで代用してもよいかもしれませんが、配布資料などをしっかり確認するためにも画面が大きいほうが見やすいでしょう。
なお、スマホやタブレットは受講対象外の場合もあるので、事前に確認しておくことが大切です。
2.申込みをする
通信講座で幼稚園教諭免許の更新を行う際の一般的な流れを見てみましょう。
1.申し込みフォームに進み、必要事項を記入して登録を行う。
2.ダウンロードした受講申込書を印刷し、必要な情報を記入して郵送する。
3.指定の口座へ講座受講料を振り込む。
4.受講IDとパスワード、申し込み確定通知が届く。
申し込み方法は通信講座の実施機関によって異なりますが、上記のような流れをイメージしておくとスムーズかもしれません。
3.受講・受験する
1.2の手順が無事完了したら、更新講座を受講します。
通信講座はオンラインでの実施なので、好きな時間に好きな場所で受講できるケースが多いようです。
スケジュールに縛られることなく、自身の計画に沿って受講できるのはうれしいですね。
4.履修証明書を受け取る
受講し終えて、無事に合格すると履修証明書が届きます。
ネット上で受け取り、プリントアウトをして受理するケースが多いですが、プリンタが無い場合は自宅に郵送してもらうこともできるそうです。
もしも残念ながら不合格となってしまった場合は、すぐに幼稚園教諭免許の取り消しとはならず、再試験を受けられる救済処置があるようですよ。
幼稚園教諭免許の更新講習を通信講座で受ける際の注意点
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最後に、幼稚園教諭免許の更新講習をオンラインで受講する際の注意点についてまとめました。
使用機器の確認をする
まずは通信講座で使用するパソコンを用意しましょう。Webカメラの有無や、マイク・カメラの設定も確認しておくとスムーズです。
通信講座のなかには、スマートフォンやタブレット端末は非対応の場合もあるので注意しましょう。
書類や課題プリント等を提出する必要もあるため、ダウンロードしたファイルを印刷できる環境が必要です。自宅にプリンタがない場合、コンビニエンスストアなどを利用するのも手ですね。
通信講座にあった環境で受講する
オンラインで受講するにあたり、ネット回線を整えたりマイクやカメラの設定をしたりと、環境整備に時間がかかるかもしれません。
受講する前に、ネット接続テストなどを済ませておくと、受講当日に慌てずに済むでしょう。
また、自宅で通信講座を受講する場合は学習ペースを自分で作ることができる半面、気が散ってしまうことがあるかもしれません。
更新講習に集中できる環境に整え、気を紛らわす要因から離れる工夫をするとよいですね。
受講日をきちんと確認しておく
通信講座の申し込みが済んだあとにキャンセルする場合、キャンセル料がかかる場合もあるようです。
また、うっかり受講を忘れてしまうことがないよう、受講日程については慎重に計画するとよいでしょう。
通信講座を活用してスムーズに幼稚園教諭免許更新をしよう
今回は、幼稚園教諭免許の更新を通信講座で受講する際の手順や注意点について解説しました。
通信講座を活用すると、会場に足を運ばなくてもオンラインで幼稚園教諭免許の更新講習を受けることができます。
好きなときに好きな場所で受講できるため、自分のペースで勉強を進められそうですね。
幼稚園教諭免許の更新はインターネットの通信講座を活用して、手軽に取り組みましょう。
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