「選考に落ちたくない!」という思いは誰しもが抱くものですが、残念ながら不採用になってしまうこともあるでしょう。「この園とはご縁がなかったんだな…」と割り切ることも大切ですが、採用担当者がどこで合否を決めているのかを知っておけば、次の選考に活かすことができます。今回は、わたくし田中が採用されやすい保育士さんの特徴と転職成功の秘訣をご紹介します!
■目次
採用・不採用の特徴を知って内定を掴み取ろう!
こんにちは!保育士バンク!の田中です。
就職・転職活動のゴールといえば、無事内定をもらって採用してもらうこと。
このコラムを読んでいる方の中には、これから履歴書を作成する方や、すでに志望動機を練ったり面接の練習をしていたりする方もいることでしょう。
しかし、いくら万全の対策をして選考に臨んでも不採用になってしまう可能性はあります。不採用の理由を直接教えてもらえることは少ないので、「どこがいけなかったんだろう」とモヤモヤが残ってしまう、なんてこともあるかもしれません。
そんなときは採用担当者がどこを見て合否を決めているのかを知ることが大切です。
ちなみに、書類選考や会ってもらう前の段階では「応募者がすぐに辞めないか」を見極めるために、転職理由やこれまでの職歴を気にしている採用担当者が多い傾向にあります。
採用担当者はさまざまなポイントをチェックして合否を判断しているため、内定を掴み取るには”採用の決め手”となるものを知っておくことが大切ですね!
では早速、保育士の就職や転職活動で採用にぐっと近づくための秘訣をご紹介します!
保育士の転職で多い不採用の理由とは?
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私たちキャリアアドバイザーは、求職者さんが不採用となった場合「なぜ落ちたのか」を必ずヒアリングしています。
そのなかで多いのは、他の応募者と比較して総合的に判断した結果不採用となるパターン。求職者さん自身がダメというわけではなく、他にもっといい人がいたからNGになってしまうことがよくあるんです。
また、採用に至らなかった方に共通しているのが働き方の条件が合わないこと。
過去にはパートで応募した方が中番のシフトでしか働けず、時間の融通が利かないことが原因でNGになったケースもありました。
【実例】保育士の転職で不採用になる人の特徴TOP2
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では続いて、不採用になる人の特徴をご紹介します!
【1】園が求める人物と合わない
求職者さんの人柄や性格的な部分が合わないと判断され、不採用になることがあります。
実際に法人様から挙げられたNG理由として、「印象が暗い」「気が強そう」などがありました。また、「保育観が確立されていて自分たちの園とは合わないと思った」といったお話を聞いたこともあります。
保育士の転職では柔軟でやわらかい雰囲気の方が受かる傾向にありますが、園が求めるポストによって採用側が求めている人柄は異なるんです。
例えば、主任の場合は周囲を引っ張っていく立場なので、しっかりと意見できる人が求められやすいですね。
面接では、園がどんな人を求めているかを把握したうえで、それに合った話し方や受け答えを意識してみましょう。
【2】過去の職歴が気になる
履歴書や職務経歴書などの書類選考を通過したものの、面接の中でよりくわしい経歴がわかり、不採用になることもあります。
このとき、採用担当者の中でネックになっているのは「転職回数の多さ」「勤続年数の短さ」などですね。過去には、新卒で入社して1年で退職した求職者さんがNGになったケースも。
どの法人様も、保育士さんにはできるだけ長く勤めてもらいたいと思っているので、転職を繰り返していたり早期退職していたりする方に対して「すぐに辞めてしまうのでは?」と心配になってしまうんです。
他にも、実際に不採用になった方の特徴として以下が挙げられます。
- 受け答えがしっかりしていなかった
- 染髪NGなのに髪を染めていた
- ジャージやジーンズなど、面接時の服装が適していなかった
- 履歴書の字が汚かった・誤字脱字が多かった
社会人としての基本的なマナーに問題があるとして、採用が見送られたこともありました。
採用されているのはこんな人!キャリアアドバイザーが共通点を解説
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ここまで不採用になる人の特徴や理由をお伝えしてきましたが、反対にどういった人が採用されやすいのか気になりますよね。実は「共通点」があるんです!
「人柄のよさ」が採用の決め手!
私たちキャリアアドバイザーは、不採用の際だけでなく晴れて採用となったときにも必ず理由を聞くようにしているのですが、そのなかで一番多いのが「人柄」なんです。
具体的に法人様から聞いた内容でいうと、
- 今の職員と合いそう
- 年齢が近く馴染めそう
- 性格が明るく好印象
などが具体的な決め手となりましたね。
あとは、私が選考の前に受かりそうだなと思った求職者さんは、こちらの話を聞いてきちんと受け答えをしていたり、やわらかい雰囲気や素直さを持っていたりする方が多かった印象です。
人柄を重視している法人様は多いので、面接では元気よく話し、明るい表情を意識するとよいかもしれませんね。
未経験・経験が浅くても受かる可能性はある!
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経験が浅い、あるいは未経験だと採用されにくいと思っていませんか?
もちろん主任保育士などは一定の経験が求められますが、保育士バンク!には初心者歓迎の求人が多数あるため、未経験でも採用される求職者さんはたくさんいます。
そういった方々の採用の決め手は、人柄や転職理由。
異業種からの転職など保育経験がない場合、「なぜ保育士に転職しようと思ったのか」という部分から熱意や意欲を判断される事があります。
他にも、ピアノや製作物など得意なことがあると、「入職後も活躍してくれそう」といった印象から採用されることもあります。
採用後園に貢献してくれそうと思ってもらえれば受かる可能性は十分にあるので、面接できちんとアピールするようにしてくださいね。
【保育士バンク!田中より】採用に近づくためのメッセージ
保育士の就職・転職では、「人柄」が採用の決め手になることが多いです。
採用担当者は、実際に話した雰囲気などから自分たちの園に合いそうかを判断しています。
そのため、未経験の方やブランクがある方でも、得意なことや園へ貢献できることをしっかりとアピールすれば採用されるチャンスはあります。
伝える内容はもちろんのこと、面接では明るい表情や丁寧な言葉遣いなど、きちんとした受け答えを意識してみてくださいね。
当社保育士バンク!のキャリアアドバイザーは、面談を通して丁寧なヒアリングを行い、未経験やブランクありなどあなたの不安を解消できる求人をご紹介します。
「転職回数が多いから不採用になりそう…」「どうやって転職理由を伝えたらいいかわからない」など不安を抱える方もご安心ください。たくさんの求職者さんをサポートしてきたキャリアアドバイザーならではのノウハウを活かして、採用に近づくための的確なアドバイスをさせていただきます。
当サービスは完全無料でお使いいただけるので、就職・転職活動に不安がある方は保育士バンク!にお気軽にご相談くださいね。