2017年05月12日

エプロン?ジャージ?いろんな格好で保育をしてみた感想まとめ

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保育ライターの佐藤愛美です。

保育士はオフィスで働く人たちと違い、『動きやすさ』や『汚れても大丈夫』という点が、仕事着を選ぶ基準になってきます。

今回は、私が実際に色々な格好で保育の仕事をした経験から「どんな服が保育の仕事にぴったりか」について考察したいと思います。


~エプロン編~


"かぶるだけ"タイプ


すぽっとかぶるタイプのエプロンは、保育の定番です。

仕事の途中でリボンがほどけたり、脱げてしまうことがないので安心して使うことができるのです。
背中までしっかりと布でカバーされているため、おんぶしている子どもが吐乳をしてしまったり、鼻水がついてしまったりしたときも、エプロンがあるので服が汚れません。

使いやすさ、安全性ともに五つ星のエプロンだと思います。


ボタンorリボンで背面をとめるタイプ


市販されているエプロンで一番多いタイプですね。

背面をリボンやボタンでとめて使います。
入手しやすいし、家庭で使っているものをそのまま使える......といった利点はありますが、安全面を考えると、あまりおすすめできません。

子どもを背負った時にリボンがほどけてしまったり、ボタンが外れて落ちてしまったりすると、誤飲の危険性もあります。
使用する時は注意が必要です。

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キャラクターエプロン


子どもたちに人気のキャラクターエプロン。

最初に関係をつくるきっかけになったり、「先生、今日は◯◯のエプロンだね?」と子どもたちも毎日楽しみにしてくれたりと、良いところがたくさんあります。

しかし、保育園によってはキャラクターがついたエプロンの使用を禁止している場合もあります。

アニメや漫画のキャラクターは子どもたちへの刺激が強く、保育士がそれを身につけることによって、与える影響が大きいという理由からです。

勤務する園の方針を、最初に確認しておきましょう。


フリース素材のエプロン


冬になるとフリース素材のエプロンを使用していたこともあります。

ちょっと園庭に出る時や、倉庫で作業をする時など、上着を着なくても暖かく過ごすことができました。

子どもによっては独特の素材感を嫌がる場合もあるので、表は綿生地になっている裏起毛タイプのエプロンを探してみるのもおすすめです。


長袖エプロン


手首まで袖があるタイプのエプロンは、乳児クラスを受け持った時に役立ちました。

調乳や沐浴、保育室や玩具の消毒など水仕事が多い乳児クラスでは、服の袖が汚れやすいのです。
また、幼児クラスに比べて授乳や寝かしつけなど抱っこをする時間が長いため、よだれや吐物がついてしまうことも多いのです。
秋~春の涼しい季節であれば、長袖のエプロンでも快適に過ごせます。


~仕事着編~


Tシャツ


伸縮性のある綿生地のTシャツを、長袖・半袖ともに何枚か準備しておくことをおすすめします。
保育士は体を動かして汗をかくことが多いため、伸縮性の低い素材や、汗を吸収しないポリエステル素材のシャツは、仕事着にはおすすめできません。

エプロンとの組み合わせも考えて、白やグレー、ベージュなど落ち着いたカラーのTシャツを仕事着として使っていました。


ジャージ


ジャージは最も体を動かしやすい服装なので、運動会の練習が続く時期などにはよく着ていました。
通気性が良いところも長所です。
しかし、保護者対応の場や会議の席などでは、ひんしゅくを買ってしまう場合もあります。
動きやすさだけを重視するのではなく、TPOを考えて仕事着を選ぶことも大切ですね。


上着


季節の変わり目で気温の変化がある時期は、保育室にも上着を一枚用意しておきたいですね。
私は気候に合わせ、フリース素材の上着や綿生地のカーディガンを使っていました。
冬場に戸外で活動する時にはコートが必要ですが、ファーがついたものや、厚みがあるものは身動きが取りづらくなってしまいます。
薄手のダウンジャケットなど、厚みがなくても十分に暖かい上着なら、保育もしやすくなります。


ジーンズのパンツ


ジーンズのパンツを仕事着として使用することが認められている保育園もあります。

園外に出る時も、ジャージではちょっとラフすぎるけれど、ジーンズであれば気にする必要はありません。
ただし、細身のジーンズは脚を締め付けるため、運動をする時には体を動かしづらいと感じました。
夜遅くまで働く場合、血行が悪くなり脚がむくんでしまうこともありました。


チノ・パンツ


綿やポリエステル素材のチノ・パンツは、フォーマルな場でも使える便利なアイテムです。

伸縮性に優れたタイプも多いので、保育士の仕事着としても使いやすいですね。
タイトなものではなく、ゆったりと着られるものを選ぶと良いと思います。


~シューズ編~


室内履き


幼児クラスの担任は室内履きを履いて保育をすることが多いと思います。

小学生が履いているような、柔らかい素材のシューズが最もポピュラーだと思います。
前部分にイラストを描いて、自分だけのオリジナルシューズに仕立てている職員もいました。

特に園の規定がなければ、ナースサンダルや合成樹脂の軽いサンダルを使用する保育士もいますが、靴の厚みや、歩くと「カツカツ」という音が響いてしまったりなど、現場では少々使いづらいかもしれません。


外履き


園庭で遊んだり散歩に行くため、外履きはスニーカーなどの運動靴がベストです。

出勤時にパンプスやサンダル、ブーツを履いてきたとしても、保育用の外履きは準備しておくと良いでしょう。
スニーカーは紐が解けないようにしっかりと結ぶ必要があります。


~フォーマル編~



研修や入園式、保護者面談などに備え、いつもの保育着以外にもフォーマルな服装を準備しておく必要があります。

新人時代は、リクルート時に使用したスーツを使ったこともありますが、少し堅い印象を与えてしまいます。
襟付きのジャケットや、膝丈のスカート、白いブラウスなどを準備しておくと良いと思います。


保育士だってオシャレをしたい



いかがでしたか?

園によっては服装の規定が厳しく定められているため、保育士がオシャレを楽しむのはタブーなのでは?と思われがちですが、「好きな色」「着ていて楽しくなる服」を選ぶことは、仕事のモチベーションにも繋がるのではないでしょうか。
機能性や安全性はもちろん大切ですが、自分の好きな色やワンポイントなどにこだわって、自分らしさを衣服の中に出していくことも楽しみの一つです。
保育が楽しくなるエッセンスとして、自分にぴったりな仕事着を探してみてくださいね。


プロフィール



佐藤愛美。元保育士のフリーライター。

現場で働く保育士や、保育園に関わる保護者や地域の人々に向けて、リアルな情報発信を行っています。

好きな場所は沖縄の離島。「地域活性化×子育て支援」というテーマにも興味があります!

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