盛り上がるバスレクのアイディア11選。簡単なネタから、面白いゲームまで

保育園の遠足先へ向かうバス移動に欠かせないのが、バスレクですよね。どのようなゲームなら子どもたちが楽しんでくれるかと考えると、指導案を考えるのも悩んでしまいます。そこで、遠足当日のバス車内で楽しめる簡単な遊びのネタや定番のバスレクリエーションのほか、少し変わった面白いゲームも紹介します。


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Siarhei Dzmitryienka/shutterstock.com


バスレクとは?


バスレクとは、遠足やお泊り保育などで遠方に向かうときの、バスの中で楽しむレクリエーションのことです。



バスレクについて


バスレクとはバスレクリエーションの略で、バスの車内で行うゲームや遊びのことを言います。バスの中で行うものなので、歩いたり大きく体を動かしたりということができない分、歌を歌ったり、言葉遊びをしたり、座りながらその場で簡単に手や足を動かしたりする遊びを楽しむことができます。



バスレクのねらい


遠足の楽しみを助長すること、バスの車内でも遠足を楽しんでもらうことはもちろんですが、それ以外にもバスレクにはねらいがあります。

遠足の目的地に着くまでは、ある程度長い時間子どもたちは座った状態で待つことになります。ずっと同じ場所で座ることにストレスを感じる子どももいますし、同じ姿勢だと体に負担がかかってしまったり、車酔いをしてしまう子もいるでしょう。そういったことを防ぐためにも、バスレクは大いに役立ちます。

手をたたいたり、足を上げたりして体を動かすことや、先生や子ども同士で遊びながらコミュニケーションを取ることで、「早く着かないかな」と考えること、バスの揺れを感じることから気を紛らわせることにもつながります。


簡単に遊べるバスレクゲーム


ルールがシンプルで簡単に遊べる、定番のバスレクネタを集めました。対象年齢や、事前に用意が必要な遊びもあるので、併せて参考にしてみてください。




バスの中のお約束〇×クイズ(3~5歳)


バスの中でのルールやマナーを、クイズ形式で楽しく学ぶゲームです。先生が聞いた内容に対して、合っていたら〇、間違っていたら×を手で大きく作りましょう。

例えば、「バスが動いているとき、立って歩いてもいい?」と聞いたら×と示してもらいます。「バスの中ではお友達とおしゃべりしてもいい?」と聞いた場合は、〇を手で表しましょう。


ポイント

車内のルールなので基本的にはこうしてはいけないという答えの方が多くなりがちです。命令口調にならないように、少しユーモアを加えておもしろおかしく話してみてると、子どもたちもしっかりルールを理解してくれるでしょう。




みんなで遠足準備(3~5歳)


遠足に持っていくものをリュックに入れたつもりになって遊ぶゲームです。「お弁当」や「ハンカチ」、「帽子」など、先生が遠足の持ち物としてふさわしいものを言ったときには手を2回「パチパチ」とたたきます。

反対に「いぬ」や「テレビ」、「おうち」など、遠足の持ち物ではないものも混ぜて言ってみます。このとき手はたたかないので、子どもたちにその理由を説明してあげましょう。


ポイント

遠足で向かう先が動物園の場合は、動物園にいる生き物を挙げてみましょう。「きりん」、「シマウマ」、「カンガルー」などは拍手をします。

反対に「掃除機」、「車」、「クレヨン」などのときは拍手をしないようにしましょう。行き先とゲームを絡めることで、子どもたちも遊びの中でより遠足が楽しみになりそうですね。




おいしいおにぎりくださいな(3~5歳)


おっちょこちょいな先生が、遠足に合わせてみんなのためにおにぎりを作ってきたけれど、その中には間違って食べられないおにぎりもある、という設定で行うゲームです。みんなでおにぎりを仕分けながら食べた気持ちで遊びましょう。

「うめのおにぎり」なら食べられるので「おいしい!」と言いながら両手でほっぺを押さえます。「クレヨンのおにぎり」は食べられないので「食べられない!」と言って手で×を作りましょう。


ポイント

いろいろな中身のおにぎりをどんどん子どもたちに食べてもらいましょう。食べられるものなら「さけのおにぎり」、「おかかのおにぎり」、「ツナマヨのおにぎり」など。

食べられないものは、「えんぴつのおにぎり」、「ティッシュのおにぎり」、「すずめのおにぎり」などを例に、子どもたちに投げかけてみましょう。

ふつうのおにぎりではないけれど、「ウィンナーのおにぎり」や「スパゲッティのおにぎり」など、食べられるおにぎりをひっかけとして出してみるとおもしろいですよ。




わたしはだれでしょう(4~5歳)


※絵を描いたカード数枚、封筒を用意

封筒の中に入っている正解の絵を、ヒントを頼りに当てるゲームです。最初は難しいヒントから始め、徐々に答えやすいヒントを出していき、子どもたちに正解を答えてもらいましょう。

例えば答えをひまわりとした場合、「わたしは背が高いから、みんなのことをいつも高いところから見守っているよ」「黄色と茶色の服がお気に入り」「好きな食べものはたっぷりのお水と太陽」などのヒントがよさそうですね。ヒントを出すときは、正解のものになりきって話口調でお話することがコツです。


ポイント

だんだん慣れてきたら、少し難しい問題を出してみましょう。先生からのヒントは少しに抑えて、子どもたちからの質問コーナーにします。答えを言ってもらうのではなく、どの季節が好きなのか、誰と仲良しなのかなどを聞いてもらうようにするといいですね。




いぬねこオーケストラ(4~5歳)


※絵を描いたカードを用意

バスの通路をはさんで右側の席はいぬのグループ、左側はねこのグループとして、声を楽器にオーケストラの演奏をします。いぬの鳴き声は「ワンワン」、ねこの鳴き声は「ニャーニャー」と最初に子どもたちに聞いて確認しましょう。曲目は園で最近歌ったものや、子どもたちの間で流行っている曲を使い、歌詞を鳴き声にアレンジして歌います。

いぬの絵を描いたカードと、ねこの絵を描いたカードを用意して、自分のチームの動物の絵が挙げられたときが歌うタイミングです。先生がいぬのカードを挙げたらいぬのチームが「ワンワン」と歌い、ねこのカードを挙げたらねこのチームが「ニャーニャー」と歌い、両方上げられたら、両方のチームがいっしょに歌います。


ポイント

最初は子どもたちが歌いやすいように、きりのいいフレーズで区切って歌うチームを切り替えましょう。だんだん慣れてきたら、切り替えるタイミングを細かくしてみると、子どもたちも集中しながら楽しめますよ。他の動物の鳴き声を使ってアレンジしたり、先生にも動物を割り当てて、3つのチームで歌うというのも楽しそうです。




なぞなぞ(3~5歳)


なぞなぞは簡単で道具もいらない上に、時間の調整がしやすいのですきま時間にもぴったりです。



3歳児

3歳児には身近で簡単なものを答えになぞなぞを出してみましょう。

「動物園にいる、鼻の長い動物なーんだ?(答え:ぞう)」

「遠足にでかけるときに、みんなの飲みものを運んでくれるものなーんだ?(答え:水筒)」

など、答えを遠足に絡めたり、なぞなぞというよりもクイズらしいものがわかりやすく、テンポよくいろいろななぞなぞが楽しめてよいでしょう。



4歳児

4歳児になると、だんだんなぞなぞらしいものが理解できるようになります。

「好き嫌いがなくてなんでも食べられるお父さん。でも、ひとつだけ嫌いなくだものがあります。それは何でしょう?(答え:パパイヤ)」

「秋になると食べるのが楽しみなくり。でも実は、くりには食べるくりではなく、口から出てくるくりもあります。それは何でしょう?(答え:しゃっくり)」

など、子どもたちの身近にありながらも、少し頭を使って考えるものを出してみましょう。わからなそうにしていたら「ヒントは食べものです!」「くだものの仲間だよ」といったように、大きなカテゴリから少しづつ具体的にしていくとよいでしょう。



5歳児

5歳児には、もっと難しいなぞなぞに挑戦してみましょう。

「今日これから行くところには、〇〇寺という有名なお寺があります。でも、そのお寺にも負けないぐらい、長くて甘いお寺があります。それは何寺でしょう?(答え:カステラ)」

「逆さまにしてアイロンをかけると、消えてしまう鳥はなんでしょう?(答え:ワシ)」

などを出してみてもいいですね。子ども同士で、隣に座った子と話し合ったりしてもいいでしょう。


面白いバスレクゲーム


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A3pfamily/shutterstock.com
定番のものより少し工夫が加わった、面白いゲームのネタも集めてみました。




言葉リレー(4~5歳)


最初に先生が「ケーキは甘い」と言い、そこから甘いものをイメージしてもらいます。例えばはちみつが浮かんだら、「甘いは砂糖」と続け、同じように今度ははちみつからイメージできるものを考えます。

「砂糖はサラサラ」→「サラサラは砂」→「砂は茶色」...といったような流れでイメージしながらどんどん言葉のリレーをしていき、一周して先生までバトンが戻ることを目指します。


ポイント

子どもがどうしても次の言葉が浮かばなそうな場合には、ヒントを出してあげましょう。また、「砂は〇〇」の部分を「じゃりじゃり」や「細かい」などに変えて流れをスムーズにするのもいいですね。




口パククイズ(4~5歳)


言葉を口に出さず、口の動きだけで何を言っているか当てるゲームです。先生が前に立ち口パクで言葉を言います。わかった子どもは手を挙げてみんなの前で発表します。

3~5文字ぐらいの言葉がちょうどいいですが、子どもたちの雰囲気にあわせて文字数を増やして難易度を上げるのもおもしろいかもしれませんね。。


ポイント

なかなかゲームがスムーズに進まない場合は、ジェスチャーまでのヒントはOKというルールを追加すると、少し子どもたちもわかりやすくなるかもしれません。

口の動きだけだと何通りもの言葉がイメージされてしまいますが、ヒントがあれば少し難しい言葉も伝わるかもしれませんね。




名前並べ替えゲーム(3~5歳)


※ホワイトボードを用意

園児の名前をバラバラにしてホワイトボードに書き、正しく並べ替えた名前を答えてもらうゲーム。ホワイトボードの上部にバラバラにした名前を書いて、正解が出たら下に正しい名前を書き、どの文字がどこに移動したかわかるように矢印で結んであげると、わからなかった子も理解できますね。


ポイント

最初は文字数の少ない子どもの名前を借りて問題を出します。だんだん慣れてきたら文字数の多い子の名前を使い、難易度を上げて楽しみます。最後は先生の名前で盛り上がって終わりましょう。




早くおわったもの勝ちしりとり(5歳)


ふつうはできるだけ長く続けることを楽しむしりとりですが、ここでは早く終わらせた人が勝ちのしりとりです。「えんそく」→「くり」→「リボン」といったように、すぐに「ん」で終わる言葉が見つからなければ別の言葉で次の人にバトンを渡しましょう。

ちなみに、「ん」で終わる言葉は「スプーン」「パン」「ごはん」「にほん」「フライパン」などがありますよ。通路を挟んで右側のチームと左側のチームに分かれて、どちらが早く終わらせられるか競うのも盛り上がりそうですね。


ポイント

左右のチームに分かれた場合、全員の番が回ってくるまでに何回しりとりを終わらせられたかの数を競うのもおもしろいです。たくさん数をこなせるように、一生懸命「ん」で終わる言葉を考えて遊びましょう。つまってしまった子には、次につなげるように促したり、ヒントを出してあげるなどして手助けしましょう。




イントロクイズ


子どもたちの知っている曲の中から、先生がイントロをラララで歌って問題を出し、曲名を当ててもらうクイズです。出題する曲は、園でみんなで歌った曲や、子どもたちが好きなアニメの曲などでもいいでしょう。チーム戦にしても盛り上がりそうです。


ポイント

なかなか曲名を答えられそうになかったら、イントロだけでなく歌詞の部分まで歌っても大丈夫です。またチーム戦の場合、左右の2つだけだと1つのチームの人数が多く、答えられない子が多くなってしまうこともあるので、左側の前、後ろ、右側の前、後ろと4つぐらいのチームに分けるとバランスよくなりそうですね。


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バスレクで行事をもっと楽しもう


バスレクで楽しく過ごせると、子どもたちにとっては「遠足全体が楽しかった!」という思い出になりますよね。先生や子ども同士でコミュニケーションを取りながら、バスレクのゲームを楽しみましょう。

定番の簡単なゲームから、一工夫加えられた面白いゲームまで、子どもたちの様子や目的地までの時間を配慮ながらバスレクとして取り入れてみてくださいね。

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